7月になり,様々な色のグラジオラスが目を引く。
春のチューリップに対し,夏のグラジオラスとでもいうか,
両者とも球根の花,たくさんの種類,色がある。
グラジオラスはアヤメ科グラジオラス属,原産地はアフリカ地中海沿岸,
アヤメ科を主張するように,唐菖蒲,阿蘭陀(オランダ)菖蒲の別名もある。
長い穂先に上から下まで花を咲かせ,
そしてその花はなぜか全て穂の片側につく。
その姿は特徴的であり,すぐにグラジオラスと判別がつく。
穂が長く,花も比較的大きいので花茎が倒れやすく,折れやすいのが難点,
強い風雨の後などに倒れている姿をよく見る。
嵐の夜グラジオラスの敗れたり