行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

チェリーセージ・ガラニティカセージ

2009-07-09 22:57:05 | Weblog
チェリーセージ

ガラニティカセージ

ガラニティカセージ


7月5日,梅雨の晴れ間,早くも蝉の鳴き声を耳にした。
例年は梅雨明けの7月中旬過ぎが初蝉の気がする。
ニイニイゼミであるが,10日前に聞くのは記憶がない。

6月ごろから,真っ赤なサルビアの花とともに,
サルピアに似た赤と青のセージの花をよく眼にする。
いずれもシソ科の花で,サルビアの仲間である。
赤の花はチェリーセージ,
別名にオータムセージおよびサルビア・ミクロフィラの名がある。
唇形の花径2cm程度の紅色のかわいい花を花茎に沿ってつけ,
4月ごろから,11月ごろまで咲き続ける。

青の花はガラニティカセージ,青サルビアともいわれ,
南米原産のハーブであり,別名はメドウセージ。
花期は6月~11月とチェリーセージに比べ遅く咲きだすが,
これも夏を越え秋の終りまで咲き続ける。
花の形はチェリーセージと異なるが,
長く伸びた花茎に沿って多数の花をつけることは変わりなく,
両者とも小さな花であるが,よく目を引く。
また,両者ともセージの名は付くが,
薬効,ハーブとしての効能は大きくはないようである。
日本ではサルビアというと真っ赤の花の
スプレデンスという種類であるが,
欧米ではサルビアというとこれらセージのことを指すようである。

 初蝉や赤サルビアの盛りなり
コメント
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