行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

波斯菊(ハルシャギク)

2009-07-01 22:30:02 | Weblog
波斯菊(ハルシャギク)



波斯はペルシャの意味,ペルシャの菊ということになるが,
原産地は北アメリカで,基本的にペルシャ(中近東)には存在しない花らしい。
どうしてその名が付いたか不思議である。
花の感じがなんとなくペルシャを連想させるのかなとも思う。
もともとは観賞用として,明治の頃渡来しているが,
強健であり,今日では全国の空地などに野生化している。
別名を蛇の目草(ジャノメソウ)という。
こちらの名の方がなじみ深い。
鮮やかな黄色の舌状花の真ん中が円形に
濃赤褐色あるいは紫褐色を呈する。
まさしく蛇の目模様の花である。
小学生の頃,蛇の目の意味も知らないで,
ジャノメソウという名の黄色の花を校庭の花壇に育てたことを想い出す。
写真は誰かが種を蒔いたのか,
宅地造成の空き地,たくさんの草が花をいっぱいにつけ,風に揺れていた。

 波斯菊あまた目玉がにらめっこ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする