立葵
色々の立葵,手前に銭葵も
中国原産,日本には古くに薬草として渡来,
平安時代は唐葵と呼ばれていたが,江戸時代に立葵と言われる。
ハイビスカス,芙蓉などと同じく,アオイ科の多年草,
茎が真っ直ぐに伸び,2mほどに成長し,
5月下旬から夏にかけて,径10cmほどの大輪花を茎にそって穂状につける。
深紅,赤,桃,赤紫,白など多くの花色があり,
人が立っているように真っ直な姿から立葵,
昨日の掲載した銭葵よりかなり背が高い。
昨日,銭葵から,銭形平次と水戸黄門を連想すると書いたが,
「この葵の紋所が目に入らぬか,控え,控え」でおなじみの徳川家の葵紋は,
残念ながら,この立葵,銭葵などのアオイ科植物のものではない。
双葉葵というウマノスズクサ科の多年生蔓草の葉の図案化である。
双葉葵の葉を円形に3つ並べ,三つ葉葵としたのが,
水戸黄門の金色の印籠に輝く徳川の家紋である。
もともとは,葵紋は京都の賀茂(鴨)神社の紋である。
従って,賀茂(鴨)神社のお祭り,
葵祭の葵はウマノスズクサ科の双葉葵が由来になる。
紅と白垣根の先の立葵

中国原産,日本には古くに薬草として渡来,
平安時代は唐葵と呼ばれていたが,江戸時代に立葵と言われる。
ハイビスカス,芙蓉などと同じく,アオイ科の多年草,
茎が真っ直ぐに伸び,2mほどに成長し,
5月下旬から夏にかけて,径10cmほどの大輪花を茎にそって穂状につける。
深紅,赤,桃,赤紫,白など多くの花色があり,
人が立っているように真っ直な姿から立葵,
昨日の掲載した銭葵よりかなり背が高い。
昨日,銭葵から,銭形平次と水戸黄門を連想すると書いたが,
「この葵の紋所が目に入らぬか,控え,控え」でおなじみの徳川家の葵紋は,
残念ながら,この立葵,銭葵などのアオイ科植物のものではない。
双葉葵というウマノスズクサ科の多年生蔓草の葉の図案化である。
双葉葵の葉を円形に3つ並べ,三つ葉葵としたのが,
水戸黄門の金色の印籠に輝く徳川の家紋である。
もともとは,葵紋は京都の賀茂(鴨)神社の紋である。
従って,賀茂(鴨)神社のお祭り,
葵祭の葵はウマノスズクサ科の双葉葵が由来になる。
紅と白垣根の先の立葵