行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

海芋(カラー)

2009-06-15 23:01:45 | Weblog
海芋(カラー)と里芋




海芋(カラー)は南アフリカ原産,江戸末期に渡来している.
花の開き始め,その花びら(実際は萼)の重なりが
ワイシャツの襟(カラー)を想わせるのでその名がある.
実際の花はどれかというと,その萼に包まれている棒状の部分にある.

海芋(かいう)という名は海を渡ってきた里芋という意味であり,
その名のとおり,サトイモ科の植物である.
ミズバショウ,アンスリウム,マムシグサ,ウラシマソウなどが
サトイモ科植物としてあるが,
どれも同じように仏炎苞という萼が花のように見え,
実際の花はそれに包まれるようにある棒状の肉穂花序にたくさんつく.

里芋の花はどんなのか見たことがないと思ったら,
里芋はめったに花をつけないらしい.
また花は咲いても,あまりきれいではないようである.
写真は白い花(萼)の海芋.
意図して植えられたのか偶然か,里芋畑の畦に咲いていたものである(5/24).
だからなんなのということではあるが,里芋苗もいっしょに撮してみた.

おもしろき里芋畑の海芋かな
コメント
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