行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

ジャガイモもトマトもナス科

2009-06-05 21:09:36 | Weblog
ジャガイモの花

 トマトの花
 

ジャガイモは,南米原産の芋,インドネシアのジャカルタを経由して,
慶長年間に日本に渡来したといわれている.
ジャガタラ芋と呼ばれる所以であり,
ジャガイモの名の語源であろう.
サツマイモは根だが,ジャガイモは塊茎部が芋といわれる部分だと,
小中学校で教わった記憶がある.
地球上で最も消費の多い野菜の一つであり,
塩ゆでにしてそのまま食べる.肉ジャガなどの煮物,
カレー,シチュウの具,ポテトフライ,ポテト菓子,
どれもおいしく,生活になくてはならない食品である.

ジャガイモの芋はスーパーでいくらでも見られるが,
花は都会にいるとなかなか眼にする機会はない.
その花はけっこう美しい.
写真上は5月24日撮影のジャガイモの花(東京稲城市).
収穫日本一,一面のジャガイモ畑が見られる北海道では
ジャガイモの花が咲くのは7月初中旬とのことである.
一度見たいと思うが残念ながら見たことはないが,
一面のジャガイモの花はきっと壮大で美しいに違いない.

ジャガイモはナス科ナス属の植物,
したがって,その花はナスの花にとてもよく似ている.
トマトもやはりナス科ナス属であるが,
こちらの花はあまりナスの面影は感じない.
同じナス科ナス属であるということで,
遺伝子操作で両者の長所を兼ね合わせたハイブリット,
すなわち地上にはトマト,地下にはジャガイモが実る植物,
ポマトのことが話題になったことを想い出す.
しかし,どうもこの試みは失敗に終わったようである.
結局,トマトはミニトマトより小さい実しかならず,
ジャガイモは豆粒のようなものしかできなかったのである.
写真下はトマトの花,今年は鉢植えでトライしている我が家の一番花(5/24).

地平線じゃがいもの花どこまでも
じゃがいもの花に認むる茄子の影
コメント
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