行く川の流れ

花・鳥・旅行写真日記

緑の中にルリビタキ

2024-04-13 20:00:54 | 
2月24日の薬師池公園、
この日もルリビタキが現れてくれました。


観察のポイント、
山斜面の柵横で待っていると
厳しい表情をしてルリビタキ♂が近くに来てくれました。


この日はここにいたカメラマンは2人だけ、
動かず、静かにしていると、
目の前の切株まで来て、とまってくれました。
きれいな青色のルリビタキ♂です。


3月もすぐそこ、
斜面には緑が目立つようになってきています。
自然感を演出、この日は背景、隣景に緑を入れて撮影を試みて見ました。


朽ちた木株から地面の餌をねらっているように見えます。
凛々しい表情です。


向きを変え、飛ぶ前の動きのある姿が撮れました。
しかし、私の腕では飛んでいるところはなかなか撮れません。


地面に下りて餌探し、
落葉や土の中にいる蜘蛛やミミズなどを食べるルリビタキです。


ルリビタキを待っている間に
すぐそばの木に来て音をたてていたコゲラ、
小さなキツツキです。
幹に穴をあけて、中にいる虫を食べます。
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夏羽のカイツブリとカワセミ

2024-04-12 20:00:39 | 
2月24日の薬師池にて、
鴨たちがいつのまにかいなくなり、
広い池にカイツブリが2羽だけ、よく目立ちました。


鴨たちがいた冬の間はどこかに行っていたのか、
いたけど目に付かなかったのか、
鴨が姿を消した春池にカイツブリが目につきました。


頭部が黒褐色、頬から首が赤褐色の濃色、
もうすっかり夏羽に換羽していました。


夏羽になった2羽が付かず離れずして、
潜りを繰り返していました。
雌雄同色でどちらがオスでどちらがメスかはわかりませんが、
番(つがい)となっているようです。


池岸のカエデにカワセミがとまりました。
ここでは久しぶりのカワセミ、メスの個体です。
カワセミも換羽中?、背羽の一部が色褪せて写っています。


日のあたる角度が異なるようで、
上とは羽色が微妙に違って写っています。


2月26日、
やはり春の日射しの三沢川にカワウが1羽、
カワウが泳ぐ姿をすぐ近くから撮れました。


舵取りの役目になるのでしょうか、
尾羽を扇子のような形に開いています。
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最後のトラツグミ

2024-04-07 20:00:26 | 
2月18日、
中央公園の散歩道に何日かぶりにトラツグミがいました。


2月6日の雪で、倒木や折枝が多くあり、
それをかたずけるのに数日間人が入ったせいでしょうか、
しばらくトラツグミの姿を見ませんでしたが


2月18日の朝の散歩道、
結果的に今年最後となりましたが、
久しぶりにトラツグミを見つけました。


露出を少しプラスに補正して、
手振れに気を使い、胸部、腹部の黒い斑模様をはっきり写して見ました。
トラツグミの特徴、美しい三日月斑です。


しばらくすると、動きを見せてくれました。
「種実を摘む」


人に気づき「走る」。


樹の幹に逃げて、「のぼる」。


ツグミ科ツグミ属の鳥ですが、
首を突き出した格好は恐竜のように見えます。
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築池でマガモとカワウ

2024-04-06 20:00:58 | 
2月14日の長池公園、
望遠ズームを持参しましたが、
被写体がいなく、池のマガモと1羽だけていたカワウを撮りました。


マガモ♂
頭部の緑色、光のあたり具合でその色味が変化するのが見どころです。


2月のこの時期になると、
カップルが成立していることの多いマガモです。


雌雄が競泳、けっこうなスピードです。
雌が指導権を握っているようです。


1羽でまったりしていたメス、
青色の翼鏡を見せて、羽ばたき、羽のお手入れをはじめました。


池の隅では4羽がそれぞれのスタイルで毛繕い、
静かな溜池の平和な一日です。


この池でたまに見るカワウ、
いつもはカルガモがいる倒木の上で毛繕いしていました。


毛色はほぼ黒褐色、水掻きも黒色のカワウですが、
虹彩はカラーレンズを入れたような緑色です。
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梅の木にアトリ

2024-04-05 20:00:19 | 
2月15日の郷土の森公園、
梅花を写して、帰ろうとしていると、
園内に大砲レンズを構えた鳥撮り人の姿がありました。


レンズの先を見るとケヤキの高木に小鳥が群れで来ています。
「カワラヒワですか」と聞いて見ると、
「アトリだよ」との返事。
レンズを望遠ズームに換えて、鳥撮り人に加わることにしました。


落葉樹の大木の枝に群でいるところを遠目から見ると、
カワラヒワによく似ています。
地面に群れて下りて、種子などの餌を拾って食べるところもよく似ています。
そんなアトリに気づかれないようにそっと近づきましたが、
すぐに気づかれ、全羽そろってて高木の枝に逃げられました。


この日は空が白い薄曇り、
しかも午後夕方近く、高木の小鳥は暗く写り、絵になりません。
そこで、ときどき低木の梅の木に下りて来るのを待つことにしました。


花が終わりに近い白梅にアトリが下りて来ました。
上もそうですがメスの個体です。
希望の白梅とアトリが撮れたのですが、
背景の空が白く、写真がおもしろくありません。


これもアトリのメス。
梅の花の蕊をくわえています。
食性は雑食性で果実や種子、昆虫類や節足動物を食べると記載されていますが、
花の蕊も食べるようです。


アトリのオス。
背景が白くないところに撮れました。
アトリの羽色は雌雄ともに黄褐色を基調に黒と白が加わります。
胸部は鮮やかな橙褐色、腹部は白色です。
オスはメスに比べて全体的に濃色になることで区別がつきます。


夏羽のオスは頭部が真っ黒になり、雌雄が簡単に判別できます。
まだ2月半ばですが、換羽中、夏羽に換わっているものが多く見られました。


アトリはアトリ科アトリ属のスズメ大の小鳥、
冬鳥として秋にシベリア方面から渡来します。
ときに数千羽、数万羽の大群をつくるそうです。

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カシラダカ

2024-04-01 20:00:08 | 
人のあまり入らない谷戸の地、
カシラダカが入っていました。


谷戸の休耕田に群れでいたカシラダカ、
人が谷戸道に来ると、散り散りになって高木や藪の中に逃げ込みます。


小さく、目立たない褐色、
そして、藪の中や高木に逃げ込むので、
なかなかレンズを向ける機会がありませんでしたが、
5,6羽が比較的低い、撮りやすい場所にとまってくれました。


カシラダカはホオジロ科の小鳥、
日本では冬鳥として、九州以北に渡来し、
平地から山地の明るい林や林縁、草地、農耕地、アシ原などに群れを作って生息します。


体の上面は茶色で黒い縦斑があり、
体の下面は白色で、胸にまだら模様が見られます。
繁殖期のオスは頭部が黒くなりますが、冬のカシラダカは雌雄同色です。


少し遠くからの後姿、
光のあたり具合なのか、翼下面に青灰色が見られます。


同じ日、同じ谷戸でホオジロのメス。
カシラダカとよく似ますが、翼の色と模様が微妙に違います。

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ルリビタキとジョウビタキのメス

2024-03-31 20:00:53 | 
公園斜面の同じ場所の積み石に、
ルリビタキ♀とジョウビタキ♀がいました(2/12)。


散歩道の公園、
今年はこの山斜面にルリビタキ♀がときどき姿を現します。


この日も積み石にちょこんととまっていました。
そして、積み石から地面に下りてはまた石の上にとまります。


そこそこ近づけて、愛らしく、
数もそれほど多くなく、平地で見られるのは冬だけ、
素人の鳥撮りにはいると追いかけて見たくなる鳥です。


逆光下、
背景にヒイラギナンテンの紅い葉が
いい感じにぼかしで入りました。


時間差で、
同じ斜面の積み石にジョウビタキ♀が来ました。
こちらはいたのはわずかの間だけ、すぐに飛んでいきました。


大きさ、姿形がよく似るジョウビタキ♀とルリビタキ♀、
尾羽はジョウビタキが橙色、ルリビタキが青色と正反対の色味です。


ルリビタキを追いかけていると
斜面の木の幹にメジロを見つけました。


背景が抜けて、AFもしっかりと来てくれ、
可愛らしい様子のメジロが撮れました。
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遊歩道のジョウビタキ

2024-03-30 20:00:39 | 
2月10日、
上谷戸親水公園の遊歩道にて。


小川沿いの遊歩道を歩くと、
岸辺の石にカワセミではなく、ジョウビタキ♂がいました。


鳥ですので近づくと逃げますが、
だいたいは遠くには逃げずにまた近くに下りてくれるジョウビタキです。


目の前の羽虫を狙っているのでしょうか、
岸辺の石の上でなにかを見つめじっとしていました。
他の鳥に比べて、近くに寄れるジョウビタキです。


白髪に顔黒、胸部、腹部はオレンジ色と
インバクトのある特徴的な体色です。
他の鳥と見間違えることのないジョウビタキ♂です。


ジョウビタキに目線を合わせて屈んで一枚。
この個体、頭部が真っ白です。
同じ個体ではないのかも知れませんが、
同じ場所で秋に写したものと比べてずいぶん白さが際立っています。


ジヨウビタキを写して遊歩道を歩くと、
小川で水飛沫。
カラスがまさにカラスの行水をしていました。


さらに歩くと、
カルガモが滝上り?をしていました。

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残雪のトラツグミ

2024-03-25 20:00:24 | 
2月5日から2月6日の未明にかけて、
折からの寒気と南岸低気圧の通過により、
東京でも立春後の大雪となりました。
しかし、溶けるのが早い春の雪、
道路の雪は6日中にほとんどは溶けていました。


2月7日はいつものように公園散歩。
公園の竹や木々が折れたり、割れたり、想像以上に傷んでいました。
重たい雪と強い風がかなりの威力だったようです。


公園道、
雪が多少残る斜面にトラツグミを見つけました。


この日は雪に鳥の絵と想い、
望遠ズームも持ってきていました。


前日に餌をほとんど食べていないので、
雪の翌日は鳥が現れ、餌を探して地上をよく歩きまわります。


残雪のある近くに来るのを待って、
雪を背景にしたトラツグミをねらって見ました。


残雪にトラツグミ、
1度しか観察したことがないのですが、
夏のアルプスのライチョウのように感じます。
体色が似ています。


トラツグミ、
この日は残雪の周りをよく動いてくれます。
正面姿を下から、胸から腹部の三日月模様をじっくり観察できました。
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雌雄のホオジロ

2024-03-22 20:00:41 | 
1月下旬~2月上旬、
河川敷や谷戸の藪地で雌雄のホオジロを写しました。
2,3年前までは多摩川の河川敷や山の藪地によく見たホオジロですか、
治水工事や開発などにより藪地が少なくなり、
ここ2,3年はホオジロを撮ることがあまりなかったように思います。


ホオジロのオス。
顔は白と黒の帯模様、喉・頬・眉斑が白色で目立ち、
「頬白」の名の由来となっています。
襟は銀灰色、これもきれいです。


口を開いて鳴いているオスの正面顔、
くちばしを挟んで左右対称、
白と黒の美しい幾何学模様をつくっています。


ホオジロのメス。
顔は白と褐色の帯模様、
オスに比べて鮮明さがなく、全体が薄色に覆われています。


雌雄ともに体全体は赤味のある褐色、背には黒色の縦斑が見られます。
警戒心が強く、
レンズを向けるとすぐに枯れ藪に逃げ込みます。


ホオジロかとレンズを向けたら、
アオジのオスでした。
オスの頭部は灰緑色、アオジ(青鵐)の名の由来です。


アオジもホオジロ科、
ホオジロと同じく枯れ藪にいて、草の種などを餌にします。
ホオジロほど逃げ足は速くなく、遠くへは逃げないようです。
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