最近、勝間和代著の”ズルい仕事術”を読んだが、共感できることが多かった。
その本の中で、個人的に最も気に入ったのは、「GIVEの5乗を人に対して与え続けましょう」という言葉である。
自分の得意技を目先の報酬を考えることなく、できる限り人に与え続けましょう、とい勝間さんの造語である。GIVE&TAKEではなく、GIVE&GIVE&GIVE&GIVE&GIVEの行動習慣が必要とのこと。
我輩的に解釈すると、ギブテクのお互いのWin-Win関係構築というけど、能動的にギブテクをやろうと思うと、自分からはギブを与えてばかりだと思い込むワナがある。必要以上のテクを期待してしまい、もっとTAKEがあってもと期待することが筋違いだ、ということかなと思う。
第3者の視点では、ギブテクの対等関係といっても、当事者の立場になると自分勝手に、自分の方が多くギブを与えていると思いがちである。
TAKE以上にGIVEをしないと求めるTAKEを得られないし、TAKEを期待してのGIVEでは駄目で、GIVEを必要以上に与えた結果がTAKEのおまけがある、くらいに思わないと良好なギブテクが成り立たないのだと思う。
GIVEの5乗というと想像できないし、GIVEの2乗だと少ないような気がするし、GIVEの3乗を意識していこうと思う。
勝間さんの著書に共感が多かったもう1つの理由として、勝間さんのTwitterのつぶやきを日々見ていて、勝間さんの日常の考えを毎日GIVEしていることもある。
考えていることがわかると妙に共感するというか、親近感がわく。
スポーツ選手や芸能人でも同様だけど、ブログやつぶやきで積極的に情報発信している人に対しては、他の人以上に応援したくなるものだ。
日常に置き換えると、GIVEの3乗を続ければ、困った時にやっと手助けが得られるだろうし、自分の考えの情報発信を続けると、やっと他人の考えを知ることができるのだろう。
とりあえず、GIVEの3乗を意識して、自分の考えを発信し続けよう。
《特集》【キッズの成長・夢】:今週は団子三兄弟に会うことができていないので特集なし