印象報道という言葉がある。個人的な印象が恰も事実であるかの如く報道をする。証拠も何もないまま印象が事実として報道され、それが拡散されてしまった。マスコミによる印象報道は、アメリカでも起きていた。大統領選挙の時に今の日本と同じように情報操作が行われてしまったのだ。日本のマスコミは印象報道という情報操作を何処から誰から支持されて行ったのだろうか。
直接的な証拠を掴むことは難しいかもしれないが、情報操作された報道をすべて集め、何時、何処の放送局が、どのように、何時間報道したのか、という事を立体的に表に纏めれば真相を掴めるのではないか。こういう時こそクラウドコンピュータを使うべきではないか。膨大なデータになると思うが、立体的に捉えれば真相解明が出来ると思う。今回のマスコミによる情報操作は、このまま闇に葬ってしまったら、次の総選挙で同じことが出てきそうである。
こういう事を解明する機関は無いのだろうか。世の中が複雑になり、物事の関連性が蜘蛛の糸のように絡み合っていて、繋がりが良く解らない。クラウドコンピュータを使って情報解析を行う事で様々なことが解るような気がするのだが、難しいだろうか。基本的にはマスコミが流した情報をすべて集めることから始める。ここで色々なことが出てくるであろう。情報の集約も様々な観点から行い、何処と何が誰と繋がっているのか、という事を分析をする。
情報分析には色々な分野の専門家に聞きながら取りまとめを行う。情報分析の方法が偏らないようにするために分析する基礎データは分析する毎に全てのデータを使う。人、時間、場所、放送局、新聞社、などは分類しやすいが、項目内容に関してはカテゴリーによってはダブったりすることがあるかもしれない。小生は今回のマスコミによる情報操作を徹底的に分析することで、テレビ局、新聞社、雑誌社には相当の覚悟をしてもらう必要が出てくると思う。
分析結果はすべて公表をする。そこには一切の評価を付けない。テレビ局の場合は放送法に基づいて審査を行い、違反行為が認められれば最悪の場合は放送停止処分にすることになるだろう。国民に多大な迷惑をかけたのだから仕方がない。但し、この処罰は民主主義国家という立場から難しいかもしれない。まあ、処分は放送審議会のような所で審査をしてもらう必要がある。戦前のようなことにならないようにすることも必要だ。
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