一言、云いたいね

社会の状況を見て一言云わせて貰う

役立たずの国連、ウクライナを侵略したロシアを止められず

2022-05-02 09:19:00 | 日記
第2次世界大戦後に設立された国際連合は遂にその限界が露わになった。ソビエトからロシアに変わったが、それは単に名前が変わっただけで、中身は全く同じ国だったということがよく分かった。国際連合には安全保障理事会に於ては常任理事国として5ヶ国存在する。その一つがロシアなのである。ロシアに常任理事国としての資格があるかどうか、それは今回の事で資格がないということがはっきりとした。常任理事国には、大きな役割が付けられている。それは国と国が対立した時に大きな戦争に発展しないように措置ができるということである。そのような資格を与えられているということは、それなりの意味がある。


世界の中で大国だけが持っている、という特別な資格なのだ。世界の大国は少なくとも、大きな戦争に発展しないようにすることが求められている。今回、そういう特別な資格(常任理事国)を与えられているロシアが、戦争を公然と行ってしまった、ということだ。勿論、過去にはアメリカがベトナムで戦争を行っているので、アメリカにも大きなことは言えないだろう。とはいえ、今回のロシアのウクライナへの軍事侵攻は完全にアウトである。このようなことが起きてしまったことに対して、世界各国は、ロシアに対して大きな代償を支払ってもらう必要がある。若しも、このままロシアが世界からの反対を無視して何もしなかったら、常任理事国から脱退させるべきである。


とはいっても、今の国連の規則では常任理事国を辞めさせることはできない。資格を剥奪することができない国連は、完全に機能不全を起こしてしまうだろう。このような横暴な国を常任理事国と認めることは、強盗を裁判官にするのと同じである。国連の大改革はこのような国があるために必要なのだ。中国が国連の改革に反対している理由は、中国自身、これからロシアと同じように台湾を武力で強奪しようという魂胆があるからだ。世界に強盗国家が2つもあるという悲しさ、これを解決する手段はあるのだろうか。今回のロシアの軍事侵攻はプーチン大統領を戦犯に問うことができるかどうかである。


プーチン大統領が行ったことは、嘗てのナチス・ヒトラーがやったことと全く同じだ。言葉を変えていえば、ナチス・プーチンということになる。もしも、ロシアのウクライナ侵攻が正当化されたら、次は中国の習近平総書記の動きだ。「ロシアがいいのなら中国もいいはずだ」という考えが起きてしまうかもしれない。少なくとも、今回のロシアが仕掛けた戦争を正当化する理由は何もない。

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