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投資先、中国からインドへ移動

2013-04-29 06:22:22 | 日記

日本の企業の投資先として従来は中国が圧倒的に強かったが、これからはインドへ移動するであろう。企業の投資という観点から、最も重要なものはコストである。しかし、それだけではない。現地における日本或いは日本企業への待遇である。中国は従来から市場として重要視されてきた。それは製造コストが安い事であった。人件費が安く、企業誘致に熱心だった中国、しかし、その後の日本に対する中国の考え方が変わってきた。領土問題が浮上すると一気に日本への風当たりが強くなり、日本企業へ仕打ちもひどかった。

その後、中国の人件費はうなぎのぼりに上がり、従来の安い人件費での製造は難しくなってきた。そこに登場するのがインドである。インドは人口が多いのは中国と同じ。将来人口を考えると中国を抜くことが確実視されている。また、インド人は教育程度が高く、多くの情報産業が既に進出している。これからは製造業を中心とした企業が多く進出することになるだろう。インドでは日本企業だけでなく外資が多く投入されることを歓迎している。インフラなどこれから解決しなければならないことも多くあるが、発電所などを建設することも進むだろう。特に原子力発電所の建設についてはインド政府が日本に対して期待しているようだ。

自動車産業を中心とする企業が既に工場の新設を行っており、インドで生産されるものが増えればインドにとっても有難いことである。中国での今までの生産が、これからはインドにシフトされ本格的に工場が動くことになれば日本にとっては極めて有効なことになる。中国で破壊された工場は再開されることなく閉鎖になることになり、外の企業にも中国から外の国へ移動することになる。中国が日本に対して今と同じような扱いをすれば、日本企業はインドを含めて東南アジアへシフトすることになる。

今インドだけでなく、ベトナム、タイ、ミャンマーなど多くの国が日本に期待をしている。コストが安いだけでなく、国と国が仲良くやっていけるところに企業が進出するのは当たり前のことである。仲良くできない国に無理に投資することはない。日本企業は相手国に迷惑なことなどしたことはないのである。中国が恩を仇で返すようなことをすれば、見向きもしなくなる。中華民族などに頼らないでやっていく方を選ぶのである。小生も1月にインドに行ってきたが、インド人はとても親日である。中国のような反日の人は全く見なかった。もともと日本とインドは仲がいい。これからもうまくやって行けるに違いない。そう信じている。

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