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トランプ大統領は北朝鮮へ何しに行ったのか

2018-07-18 05:30:57 | 日記

『トランプ氏、金正恩氏からの書簡公表 非核化に言及せず』という記事を見て唖然とした。北朝鮮へ行くだけなら誰でもできる。この大統領は世界のマスコミが大きく取り上げ大々的に取り扱ってくれることだけを考えていた、という事だ。単なるパフォーマンスのために金正恩に会いに行った、という事実を見ると、トランプ大統領が政治家ではなく企業人だという事がよく解った。

まあ、この人を選んだのはアメリカ国民であって、日本人がとやかく言う事ではない。これが民主主義なのである。中国なら、共産党に都合が良い人を選べばいい事なのだから、気楽なものだ。人民は全く関係なく選べるのは中国の強みであるし、弱みでもある。この国家が果たして世界制覇が出来るかどうかは21世紀の終わりごろ解るかもしれない。民主主義を謳歌している日本や欧米諸国は果たして共産党一党独裁に勝つことが出来るかどうか疑問だ。

トランプ大統領はロシアのプーチン大統領とも会談をした。何故今なのか。それは簡単だ。中間選挙が近づいてきたので、トランプ大統領率いる共和党を嵩上げするための工作である。実績をどれだけ多く積み上げることが出来るのか、というのが今のトランプ大統領の手腕なのである。北朝鮮の金正恩委員長との会談も中身など関係は無い。要は自分の名前を大きく残すことが目的なのだ。

世界でトランプ大統領の名前が行き交いし、アメリカ国民に効果があれば成果など関係は無い。中国との貿易摩擦も計算済みだろう。国民に少しでも成果があるという数字を見せられれば例えアメリカ国家に損失が出ようと関係ない。また、貿易摩擦が拡大して安全保障が多少痛んだとしても選挙の結果が良ければそれでいいのだ。若しも中間選挙で勝利を治めれば次の二期目の大統領選挙に向かって進めることが出来る。

中間選挙に廃退すれば二期目の大統領選挙は自分に回ってこない、という事をトランプ大統領は理解している。中間選挙が如何に重要かは過去の選挙で証明されている。負けるか勝つかは、今が最も重農なのである。世界を敵に回しても次の大統領になりたい、という願望が強く働いている証拠でもある。過去に一期しか大統領になれなかった人は中間選挙に敗れているからである。

それにしてもアメリカが孤立すると世界は一体どのように進んでしまうのか。当然中国の台頭が予測される。それも半端なく一歩も二歩も前に進むことになるかもしれない。大中華帝国の誕生に繋がるだろう。

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