その日が近づいている様な気がしてならない。あのナチス・ヒトラーは、東ヨーロッパを国土拡大政策を進めるために武力を用いて攻め込み、拡大に成功した。今、中国は、あのヒトラーと同じような行動をしようとしている。中国の国土拡大政策は、南シナ海、東シナ海で進められている。武力衝突寸前の所に行っている。このまま中国が国土拡大政策を強引に進めていけば、ナチス・ヒトラーと同じ結果になる可能性が高い。第三次世界大戦である。大げさのように聞こえるが、第二次世界大戦は今のような形で始まったのである。
戦争とは、小さな出来事から始まる。大戦争も小さな出来事から始まるのである。アメリカが余りにも中国の云う事を聞きすぎてしまうと、第二次世界大戦の始まりと同じ結果になるのである。戦争を甘く見ていると重大な結果を生んでしまう。小さいうちに芽を摘むことをしないと、大きくなってからでは手遅れになる。全てにおいて言えることだが、戦争は特に最初が重要なのである。小さな紛争を見過ごせば、取り返しがつかなくなる。尖閣諸島に関しては、もともと日本の領土だったものを、突然中国が自国の領土だと言い出した。第二次世界大戦の時のナチス・ヒトラーと同じことを中国はやっている。
歴史をひも解いてみると、戦争がどのようにして始まったか良く解るはずだ。中国がイチャモンを付けた尖閣諸島についても、ナチス・ヒトラーが東ヨーロッパ諸国にイチャモンを付けたのと全く同じ性質なのである。当時の世界情勢では、ドイツ帝国・ナチス・ヒトラーに異議を申し立てることをどの国もしなかった。従って、ナチスは自国の主張を通すために東ヨーロッパに軍事力で侵入し、侵略に成功した。今の中国はこれと同じである。軍事力を背景に周辺国に恐喝行為を行い、領土の略奪を試みている。
中国の侵略行為が、どの国からも何も言われなければ公然と侵略行為に進んでいくであろう。アメリカは世界のトップに立っているが、中国との貿易のことが頭の中心にあって、中国と仲良くすることを選択している。周辺国を顧みなければ、そのうちにアメリカの権威はアジアからはなくなるであろう。ヨーロッパは、アジアには遠い関係となっており、直接的な損得は見られないが、アメリカの失墜でその影響は大きくなるのではないか。
中国がいつの日かナチス習近平に近づいていることは確かである。もし、このまま中国が世界を牛耳ることになれば、ナチス・ヒトラーが描いていた第三帝国は中国になる。そんな日が来るとすれば、地球上はどんな姿になっているのだろうか。世界各国に赤い中国国旗が靡いている。中国共産党が世界を尻に敷いている。そんな愚型になっているのか。公用語は英語から中国語に変更され、国際連合は中国の指導の下に進められる。国際連合は共産党総書記が中心になって進められる。そんな姿が目に浮かぶ。第三帝国は世界を支配する。チャップリンが造ったナチス・ヒトラーの諷刺映画が見えてきた。