正月まで一か月余りありますが、地域の「市民の家」の利用団体や自治会、サークルが集い、「子ども餅つき大会」を開催し、地域の子どもを中心に保護者や参加した地域のサークルと交流会となりました。
昨今では、餅を搗く習慣も少なくなり、経験者も少なくなりましたが、前日から諸準備を行い、釜やセイロ、臼などを持ち寄り、昔ながらの餅つきを子供たちに体験してもらうための地域のイベントとなっています。
昔は、毎年暮れになるとふるさとで親戚やご近所が集い徹夜で搗いていた昔取った杵柄を活かして昔懐かしい臼取りや搗き方を教えながら楽しんでいました。
搗き始めて適度な搗き具合を見て、子どもたちの出番まで長い列が出来ていましたが、初めての経験として重い杵を持ち上げて楽しい想い出が出来たと喜んでいました。
餅つきを体験した子ども達は、搗き上げた餅を餡子餅、きなこ餅にして搗きたてのお餅を食べながら自分が搗いたお餅を食べながら美味しそうに食べ比べしていたようです。
今年は、17臼を搗きましたが、最後には残り少なくなり、子供たちの笑顔に癒されていました。
中庭に咲く可憐な黄菊を眺めながら搗き上がった餅を食べ合い、地域の世代間の交流を行い意義ある餅つき大会でした。