カクレマショウ

やっぴBLOG

H.F.セイント『透明人間の告白』は超面白い!─その2

2006-02-18 | ■本
完全に「透明」なら目も見えないはず、とか、物理的に透明なのに物や人にぶつかるというのはオカシイ、とか、そもそも「透明」になってしまった原理が理解できない、とか、いろいろな見解があるでしょう。また、小説としても「くどい」、「展開が遅い」という批評もあるようです。 主人公ニック・ハロウェイは、証券アナリストです。彼は透明になってからも、彼を追う「機関」の誘惑に負けることなく、一人で生きていくことを決 . . . 本文を読む