カクレマショウ

やっぴBLOG

『ファントム』その3

2005-06-07 | └『ファントム』
今回は、上巻の最後から下巻にまたがって描かれる「ナーディル 1850-1853年」の章を取り上げます。 舞台はペルシアに飛びます。1850年、絶対的な権力を持つシャー(国王)は、警察長官ナーディルを宮廷に呼び出すと、彼にこんな命令を下しました。 「では、あれは本当なんだな? 神のように歌い、想像もできないような不思議なことをして見せる驚異の奇術師が存在するというのは。太后がさぞお喜びになられる . . . 本文を読む