カクレマショウ

やっぴBLOG

谷川俊太郎の言の葉

2005-06-03 | ■本
高校時代、中原中也と立原道造と谷川俊太郎が好きでした。いつも持ち歩いていた角川文庫の詩集は3冊とも同じように色あせ、ページはボロボロになっています。今でも時折ひもとかせるのは、詩そのものを読むというよりは、あの頃の自分の感覚をなぞりたいという気持ちからなのかもしれません。 中也、道造の順に読んで、谷川俊太郎に初めて出会った時、前二人の「感傷」の世界にどっぷり浸っていた私は、どうにも落ち着かないも . . . 本文を読む