<4.19>
羽化見られず
何年間もシオヤトンボの羽化を見てきた神奈川の湿地、週初にも行って連続で外しました。新しい羽化殻は2個。
羽化は早めに終わったようで、生殖活動は活性化。年々個体数が減少して厳しい状況です。最高気温24℃。
♀ 産卵
縄張りの♂ 若い個体が目立った
2024.4.29 神奈川県
<4.16>
強風下
都下の公園のヨツボシトンボの羽化状況を見てきました。目撃は1♀で羽化殻も見られず遅れているようです。
今後の活発化に期待したいのですが、採餌するカルガモのペアが荒らし回っていたのか気懸かりです。
11時頃から強風が吹き始めて越冬トンボの生殖行動は不活性。こちらも期待外れでした。最高気温23℃。
9時55分頃 ♀羽化
10時10分頃 折からの風で飛んできた桜の花びらが水面を覆う
10時20分頃 開翅10分前
ホソミイトトンボの生殖活動はこれからの様子ですが、強風のためか連結態は1対で産卵は目撃していません。
<ホソミイトトンボ> 連結態と♂
連結態に干渉する2♂
<オツネントンボ> 連結産卵 こちらも目撃は1対
2024.4.16 東京都
<6.23>
若いオビトンボ
前週後半から数日間は梅雨の中休みで、遠征を含め何ヵ所か行ってすべて空振りでした。撮れない時の悪循環です。
梅雨時のトンボの活動状況は読みきれません。この日、久々にヤブヤンマの羽化に行きましたがこれも空振り。
早朝に帰るわけにいかず、何ヵ所か回って都下の公園で若いオビトンボを撮影しました。最高気温25℃。
オビトンボ型♀ 若い個体は美しい
胸部まで白粉を帯びた♂ 近くに♀がいても無関心
白粉が生じ始めた若い♂
♂ 未成熟
2023.6.23 東京都
<6.10>
これはこれでよし
梅雨入りして、しばらく晴れ間がない見込み。羽化を狙うしかなく、やや早いもののヤブヤンマに行きました。
傘をさして行く気力はないものの、雨は免れそう。目撃なしでしたが、殻1個を確認。羽化は始まっていました。
池から3m程の草叢では、オオシオカラトンボが羽化中で3♂、1♀を目撃。こちらはそろそろ終わる気配です。
意外に撮影機会がないので、これはこれでよしとします。この時期らしい曇天、最低19℃、最高気温25℃。
♂ 羽化
すっかり色付いて開翅 羽化直後から成熟前の黄色の♂はなかなか美しい
別個体♂ 10時までにすべて飛びました
2023.6.10 東京都
<6.13>
3日後に行くと、新たな羽化殻が数個見られましたが、この日の羽化はありませんでした。
久々に晴れて産卵が活況。アサザの咲く池に次々に♀が入ります。最高気温29℃まで上昇、かなり蒸して暑い日。
♀ 産卵 若く綺麗な個体ばかり
2023.6.13 東京都
<5.5>
近場で
連休中は混雑する交通機関と撮影地を避けて、なるべく近場に行っています。今年も横浜のハラビロトンボです。
湿地の環境は良好ですが、♀の飛来がいやに少ない状況。若い♂が目立ち、今季は生殖活動が遅れているのかも。
あるいは年々個体数が減っているか、10年前は休む間もなく撮影したものです。最高気温24℃。
交尾態
産卵休止の♀に連結を試みるまだ若い♂ 連結ならず
正午を挟む1時間で、撮れる位置で産卵したのは3♀。しかも産卵開始、即捕捉の状態で殆ど撮る間がありません。
♀ 産卵
産卵休止
黄色の斑紋が残る半成熟♂
捕食
2023.5.5 神奈川県