ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

カトリヤンマ 2020<9月②>

2020-09-30 | カトリヤンマ

<9.29>

気温上がらず

関東一帯が晴予報でマイコアカネの撮影に行って、晴れ間がなく空振り。移動してカトリヤンマの産卵撮影です。
14時頃に産卵が始まりましたが、その後殆ど飛来なし。日中の気温が低い日は産卵が極端に少ないようです。
16時の時点で20℃、広い湿地で産卵していたのはおそらく3♀程度に減っています。♂の目撃はありません。

猛スピードで移動し大概草叢に潜って産卵、しかも相当敏感。明るいうちに距離を詰めて撮れた希少な♀です。

♀ 産卵






産卵意欲旺盛の老熟個体


♀ 静止 産卵移動の前、珍しく一瞬止まる

2020.9.29 栃木県

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マダラヤンマ 2020<9月②>

2020-09-28 | マダラヤンマ

<9.27>

3日目も空振り

終わりにしたつもりのマダラヤンマ。関東は雨天続きで、この日の信州は晴予報。ならば再び行くしかありません。
最高気温24℃の秋晴れで申し分ない天候になりました。しかし、探雌は活発でもまたもや交尾の撮影は空振り。
交尾3対、1♀の産卵を目撃しましたが、交尾態は撮れない位置に止まり、産卵は蛙に狙われ寸前で逃げる展開。
不運続きとはいえ、そもそも行った3日が♀の出が悪い日のようでチャンスが少なく仕方なし。来年に期待です。

♂ 飛翔 






♂ 静止







2020.9.27 長野県

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ギンヤンマ 2020<9月>

2020-09-27 | ギンヤンマ

<9.22>

撮らずには

マダラヤンマの池、信州まで来てギンヤンマを撮る気はしませんが、交尾を見れば撮らずにはいられません。

交尾態


別個体




連結産卵






接近する♂を威嚇する♂


♂ 飛翔 ホバリング




♂ 静止

2020.9.22 長野県

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マダラヤンマ 2020<9月①>

2020-09-25 | マダラヤンマ

<9.22>

不運な日

恒例の信州のマダラヤンマ。近年、生殖活動が後寄せになる印象で待てるだけ待って行きましたが、失敗でした。
午前中から気温が26℃に上昇して♂は殆ど静止状態で、雲が広がった夕方は急に冷え込んでさらに不活性。
交尾態の目撃は午前中の1対。ガマに一旦止まり、撮る前に飛びギンヤンマに襲われ、連結を解いて逃げました。
産卵に入ったのは、交尾態になった多分上記の♀と15時半に飛来した♀の2♀。行く日が悪いとこうなります。

♂ 静止








♂ 飛翔 ホバリング




15時半頃に飛来した青目の♀。ガマの隙間に姿が見え、無理を承知でシャッターを切りました。瞬時に行方不明。

♀ 産卵 

2020.9.22 長野県


<9.23>

気力失せる

翌日は、台風接近で雨予報でしたが、よい方に外れて昼前から晴。当地ではよくあることで挽回を期待しました。

朝の冷込みで9時半頃まで♂が飛ばず、11時頃に探雌が活発化。10時頃飛来の♀がガマの繁みにいるはずです。
♂も探せなかったようで1時間程すると飛出し、2♂が後を追いました。♀の目撃はこれのみで交尾は1例もなし。
連日行くとどちらかの日に交尾が撮れるものですが、気力も失せて今年はこれで断念です。風が強く21℃で推移。

♂ 飛翔 ホバリング







2020.9.23 長野県

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マルタンヤンマ 2020<9月>

2020-09-23 | マルタンヤンマ

<9.17>

終盤の産卵

7月末にマルタンヤンマの産卵を撮影して、その後は猛暑日の連続で行くのを躊躇しているうちに9月も中旬。
微妙な時期ですが別の池に行きました。気温が25℃に下がった16時過ぎに♀を確認。ところが見失います。
産卵していても、ガマのなかに入ると見つけようがありません。何度も往来して16時半頃、飛出した♀を発見。
追いかけて遠目にガマの根元への着地を見届けました。運が味方して終盤の産卵が撮れました。目撃は1♀のみ。

♀ 産卵 


約10秒間で飛び、すぐ近くに移動


下がっていって落着き、ここで約2分10秒間の産卵。距離を詰めて撮影できました。







この後、密集するガマに潜り込み姿が見えません。約25分で飛び上がり、近くを旋回し最初の一角に戻りました。
やはりガマの根元近くに止まって下がり始めましたが、数秒で飛んで行方不明。時計は17時を回っていました。




2020.9.17 東京都

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