ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

オジロサナエ 2024<7月>

2024-07-04 | サナエトンボ科ヒメサナエ属・オジロサナエ属

<7.3>

想定外

梅雨の晴れ間で午後から晴の予報なので、再びヒメサナエの産卵を狙いに行きました。都心は33℃まで上昇。
11時半過ぎに漸く日射しが出ると10分間にヒメ♂、オジロ♀、♂の順に姿を見せましたが、一瞬で飛びます。
次に現われたのがオジロサナエ♀で、想定外の産卵撮影になりました。結局、ヒメサナエ♀の飛来はありません。
本命に裏切られてばかりですが、これはこれでよし。その後の待機は無駄でも渓流は涼を求めるには格好でした。

11時40分頃 一瞬姿を見せた♀ 産卵せず飛び去る


11時55分頃 別の♀が現われて卵塊形成


打水して同じ石に静止して卵塊形成


ホバリングすることなく再度打水して静止後、樹上に飛んだ 30秒間の産卵


正午過ぎにヒメサナエ♂が現われてやや長く静止。これからと期待したものの、以後何も飛来しませんでした。

<ヒメサナエ> ♀待ちの♂ 何時かは♀が来るはずでも目撃せずに終了



2024.7.3 東京都

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オジロサナエ 2024<6月>

2024-06-28 | サナエトンボ科ヒメサナエ属・オジロサナエ属

<6.25>

昨年同様

昼に晴れ間があるようでヒメサナエの撮影に行くと、雲に覆われたまま。梅雨時の天気予報は当てになりません。
あまり有難くないオジロサナエの羽化を撮影して終了するという昨年同様のパターンでした。最高気温32℃。

13時10分頃 暗がりの水面上に出た石に掴まって羽化する♂ 休止期


脱出の様子 18秒で完了








脱出3分後


14時頃 開翅


付近に他の個体は見当たらず

2024.6.25 東京都

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ヒメサナエ 2023<7月>

2023-07-11 | サナエトンボ科ヒメサナエ属・オジロサナエ属

<7.7>

七夕は猛暑日

今季、翻弄され続けたヒメサナエの産卵は4ヵ所目も不発でした。全く厄介なトンボで昨年から撮れていません。
初めての生息地にトンボ仲間と同行しました。地域の最高気温は36℃の猛暑日。渓流でも34℃でした。
縄張り♂の状況から期待できそうでしたが、気温が高過ぎて通常の時間帯での産卵は望めないのかもしれません。
さすがに疲れ、これにて断念するつもりで縄張り♂を掲載します。いたのは多分2♂です。

縄張りの♂


気温が高くこの状態




縄張り占有するのは2♂ 上の♂を追い出した若い♂ 




<コオニヤンマ> 休止する♀ 

2023.7.7 群馬県

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オジロサナエ 2023<7月>

2023-07-06 | サナエトンボ科ヒメサナエ属・オジロサナエ属

<7.4>

羽化の記録

ヒメサナエの産卵撮影で、♀を見ないまま3ヵ所目の外れでした。今回は夜半の雨で水量が多かったのが一因か。
この時期一番の狙いですが、何人かのトンボ仲間も苦戦中のようで今年はおかしいという声ばかりを聞きます。

ふと石を見るとオジロサナエが定位したので撮影しました。上流部での羽化目撃は初めて。他は見当たりません。
以下、羽化の記録です。裂開から開翅まで約56分も要したのは不思議でした。最高気温は30℃。

12:55 ♀の定位


13:01 裂開


13:02 複眼が抜けたところ




13:04 翅、前肢が抜けたところ


13:05 中肢が抜け後肢を抜くところ


13:07 休止 休止期は約7分間


13:14 脱出 32秒で完了








13:16


13:18


13:25 翅の伸長


13:30 腹部の伸長


13:57 開翅


13:58 開翅して約1分後に飛びすぐ上のシダに止まる


渓流で他に見られたのは、ミヤマカワトンボ1♂、1♀。互いに関心がない様子。すでに交尾を済ませていたのか。

<ミヤマカワトンボ> 縄張りの♂ 


♀ 時々飛び回って産卵の気配なし



2023.7.4 東京都

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オジロサナエ 2022<7月>

2022-07-24 | サナエトンボ科ヒメサナエ属・オジロサナエ属

<7.23>

大暑(その1)

暦では大暑の日。今季はヒメサナエの産卵が見られないままで、オジロサナエだけはと昨年の流れに行きました。
気温が高めでもこれ以上は待てません。今季3回目にして初めて♀が来ましたが、4時間待って目撃は1回。
産卵行動は約5分間でした。天候不順のうちに分散したのか、そろそろ諦めモードです。最高気温は34℃。

♀ 産卵


殆どホバリングせずに1回打水して止まる


静止している時間がいやに長い


卵塊は一度も確認できず、通常と明らかに異なる行動パターンでした。遊離性静止産卵をしていたのかも。



時々尾部を下方に動かす

2022.7.23 埼玉県

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