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ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

シオヤトンボ 2025<4月>

2025-04-20 | トンボ科

<4.18>

久々の撮影は羽化不全

毎春、シオヤトンボの羽化を見に行く湿地、目撃はするものの、植生の変化もあってここ数年間撮れていません。
高気温が続き、いくら遅れていても数頭は羽化すると踏んで行きました。問題は見える場所で定位するかどうか。
湿地では1♂、1♀の羽化が進行中で、♀も飛来して産卵。羽化時期が分散している様子です。最高気温24℃。
定位個体が見つからず、諦めた頃にヤゴを発見して撮影開始。しかし、羽化は失敗で、残念な結末になりました。

10時40分頃 這い上がるヤゴを発見 定位する場所次第で撮影の可否が左右される


4分後に定位した♂ 撮れそうな位置


定位から5分後に裂開が始まった


前、中肢が抜ける


裂開から6分後 後肢が抜ける


休止期に入った所で風に煽られて殻ごと向きが変わる


場所を移動して撮影続行 休止期は12分間


脱出 8秒で完了


脱出直後




裂開して33分後 突風が吹いて殻から落ちた


5分後 殻まで這い上がる


裂開から45分後 羽化殻とともに落下して羽化不全に 強い風が吹いたわけでなく殻が不安定であったか


近くで羽化していた♂


探雌する縄張り♂ 他の♂が侵入すると追い出し、湿地を独占していた


羽化した♀と縄張り♂


交尾態 邪魔が入らないので交尾は4分間に及んだ


産卵の目撃は3♀(順不同)








<シオカラトンボ> 同じ湿地に飛来した若いシオカラトンボの連結態

2025.4.18 神奈川県


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