ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ムカシヤンマ 2019<5月> 

2019-05-25 | ムカシヤンマ科

<5.23>

遂に外す

ムカシヤンマの産卵はそうそう思うように撮れませんが、長時間待ちを覚悟のうえで、一日一度は現われる例年行っている所に遠征。
過去4年外れなしでしたが、今回は遂に外しました。気温が30℃まで上昇して夕方遅くの産卵になりそうで、時間切れで帰還です。

待機場所から離れた崖に飛来した♀です。産卵後の休止の気配でしたが、一応20分程待ちました。やはり産卵せずに飛びました。
目前に♀が止まったのに、トンボ撮影の厳しさを改めて認識させられました。それにしても5月にしてこの暑さは異常です。

♀ 静止


♂ 静止







2019.5.23 岐阜県

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ムカシヤンマ 2018<6月>

2018-06-07 | ムカシヤンマ科

<6.1>

物足りない結末

年一度の楽しみ、岐阜のムカシヤンマの産卵を見に行きました。例年5月中に行っていましたが、6月にずれ込みました。
雨上がりで絶好の晴天ですが、午前中は現地の気温が低いのか♂も殆ど姿を見せませんでした。最高気温は27℃。

この日は、午後になってから約40分間に集中して3回産卵を目撃、今回も当地では外さずに4年続けて産卵を撮影できました。
しかしながら、思うような位置での産卵はなく、物足りない結末になりました。運次第とはいえ待機時間が長いだけに疲れます。

12時半頃、漸く飛来した産卵個体は崖の中段に着地、落着かずそのまま上に消えていきました。

♀ 産卵


数分後、近くの崖で次の個体を発見。今度は約3分間産卵しましたが、これも見上げる位置で大半は枯葉が被ってしまいます。
ムカシヤンマらしいといえばそれまでですが、出てくるのを待って何とか撮影。









13時7分、待機していた岩壁に遂に飛来。やっと横から撮影できると思ったのも束の間、この♀も落着かずに数秒で崖を上がっていきました。





♂の縄張り行動は、午前中と打って変わり午後から活発になりました。

♂ 静止 縄張り行動








♂同士の争いも何時になく激しく、何度かバトルが見られました。争った後、休止する♂です。


2018.6.1 岐阜県

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ムカシヤンマ 2017<5月>

2017-05-28 | ムカシヤンマ科

<5.27>

粘った甲斐

ムカシヤンマの産卵、4月下旬に羽化を撮影した茨城に1週間前に出かけましたが、ついぞ♀が現われませんでした。
このまま終わるわけにはいかず、岐阜の産地に向かいました。3日間雨が続いた後の晴、よもや外すことはないはずです。

待機する♂は多数で、上空でのバトルが何度も見られ気配は上々。ところが、いくら待っても♀が出てきません。
最高気温は24℃ですが、午後からは度々日が陰り肌寒さを感じるくらい、連続で外す嫌な予感がしました。

半ば諦めモードの13時40分過ぎ、一瞬♂がいなくなると産卵個体が現われました。しかし、一息つく間もなく見失います。
崖の窪みで約20秒産卵しましたが、個体の識別ができない程暗く、しかも極めて敏感でまともに撮れませんでした。

♀ 産卵




当所では正午前後の産卵が多く、これまでかと断念しつつも、ここで帰るわけにはいきません。撮影にベストの場所で待ち続けます。

そこでの待機時間は延べ4時間超、14時35分、遂にふらふらと産卵個体が飛来しました。狙っていた場所、願ったり叶ったりです。
崖の低い位置、地上すれすれから数10㎝の高さの岩の苔を転々とし、1m程の間を行ったり来たり。約11分間の産卵でした。

これ程まで長時間の産卵を見たのは初めてで、感動ものでした。諦めずに粘った甲斐があったというものです。

♀ 産卵










5分経過。産卵意欲が旺盛で、すっかり落着きました。すぐ近くから反対サイドに回り込んでも反応なし。

















♀を待つ♂の様子です。いつもより産卵場所に近い所で待機する個体が目立ちました。

♂ 静止











2017.5.27 岐阜県

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ムカシヤンマ 2017<4月>

2017-04-28 | ムカシヤンマ科

<4.27>

羽化撮影は運次第

脱出前の個体が撮れなかったムカシトンボを、ムカシヤンマで挽回するつもりで茨城に遠征しました。
とは言っても、時期が読めず、行ってみないと分からない状況。ましてや初めての所です。

探し回っても羽化殻一つ見つからず、時期がまだ早いかと諦めて、帰り支度をして最後に辺りを見ると、数m先にヤゴを発見。
いつの間にか樹木に這い上がって定位していました。時刻は10時15分を過ぎています。
朝方の雨は7時頃に上がりましたが、雨で羽化が遅れたようです。羽化の撮影は、運次第であることを改めて実感しました。

最高16℃に届かず、最低気温10℃、時々薄日が射す程度で気温が上がらず、羽化はかなり遅れて進行しました。
ムカシヤンマの羽化撮影は初めてであり、5時間以上観察しましたが、開翅までは付き合いきれませんでした。
この日、羽化を確認したのは1頭のみで、あるいは今季最初の個体か。

♂ 羽化 定位のヤゴ 地面から約70㎝


10:22 裂開 


10:24


10:31


10:32


10:38 複眼が抜ける


10:40


10;42


10:43


10:45 肢が全て抜ける 裂開から約23分


10:47 直立型の休止 休止期約45分


10:57


11:31:39 脱出開始 完了まで約5分


11:31:47


11:33 一気に脱出とはいかず、2分程動きが止まる


11:36:30


11:36:35 脱出完了


11:36:37 脱出直後


11:37


11:42 翅の伸張 腹部が反り始める


11:51


12:23 翅が伸張して腹部が反る

12:36


12:48


⒔:21 腹部伸張 ここからが遅かった


13:47


14:37


15:14


15:34 5時間以上経過しても開翅せず 開翅は近いと思われるが、時間切れでこれまで

2017.4.27 茨城県

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ムカシヤンマ 2016<5月>

2016-05-28 | ムカシヤンマ科

<5.24>

運次第

昨年、ムカシヤンマ の産卵を漸く撮影できた岐阜の生息地に、今年も出かけてきました。
最高気温は31℃で連日の真夏日ですが、谷に降りると涼しく暑さを感じさせません。 

谷では♀を待つ♂の個体数が少なく、昨年の半分も見られません。しかもムカシヤンマにしては敏感な個体ばかり。
産卵個体が少ない予感がします。広範囲で産卵するので、どこで待つかが勝敗の分かれ道になります。
やはり実績がある昨年のポイントに賭け、ひたすら待つことにしました。

しばらく待機して11時頃、一応気になる周辺の様子を見に移動すると、崖の上に♀の気配を感じました。
数分間様子を窺っていると♀が現われ、♂が待つ近くをすり抜けて右手に続く崖で産卵を始めました。

この日、落着いて産卵したのはこの個体のみ。見回ってその場に居合わせたのは偶然で、産卵撮影は運次第です。
出直しも覚悟していましたが、1回で撮れて安堵。

崖の中程で待つ♂


産卵の最初の着地点は明暗があって撮りにくい場所ですが、撮れるうちに撮っておきます。

♀ 産卵


30秒程で上に移動し、約20秒産卵。



次は草陰に入りましたが、崖に沿って横に移動して絶好の場所に出て来ました。少し落着き約20秒の産卵です。







もう一度移動。いよいよ崖の端まで来ました。



崖伝いに約3分間の産卵でした。崖の外れの明るい場所で約1分半休止して上空に飛立ちました。

♀ 産卵後




この後、当初の場所で3時間待機。2頭が産卵に来たものの落着かず、すぐに崖の上に姿を消しました。

正午前に現われた2番目の個体です。滞在時間は約30秒。思うような位置からは撮れませんでした。

♀ 産卵


正午過ぎに現われた最後の個体です。先程とは別の個体のようです。数秒で姿を消しました。
どうやら、崖の上に産卵場所があるようです。



♀を待つ♂です。

♂ 静止









2016.5.24 岐阜県

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