ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ネアカヨシヤンマ 2024<7月②>

2024-07-14 | ネアカヨシヤンマ

<7.9>

ぶら下がりヤンマ4日目・5日目

都区内の公園のぶら下がりヤンマ4日、5日目撮影のネアカヨシヤンマ。4日目の目撃5♂は過去最多でした。
午後に執拗な探雌行動が見られ、交尾を期待しましたが♀はいないようでした。探雌は同じ一角での目撃です。
産卵場所と目される所からは遠く離れています。各々38℃、35℃、6日目は34℃で現われませんでした。

<4日目> 11時40分頃 1頭目の♂のぶら下がり




13時20分頃 2頭目の♂のぶら下がり 午後になって降りてくることが多い


13時25分頃 近くにいた3頭目の♂のぶら下がり




13時50分頃 林内に入ったり出たり繰り返し探雌していた♂が高い梢に静止した 4頭目


14時頃 5頭目の♂のぶら下がり

2024.7.8 東京都

<5日目> 13時頃 この日の目撃は1頭のみ 複眼が綺麗な個体







2024.7.9 東京都

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネアカヨシヤンマ 2024<7月①>

2024-07-10 | ネアカヨシヤンマ

<7.6>

ぶら下がりヤンマ初日から3日目まで

都区内の公園のぶら下がりヤンマの初日から3日連続でネアカヨシヤンマを目撃しました。今季は多いようです。
以前は殆ど見ませんでしたが3年前から増加傾向です。一方、昨年異常に多かったヤブヤンマはあまりいません。
3日間に撮影したネアカのぶら下がりをまとめて掲載します。いずれの日も目撃は2♂で♀の目撃はなし。

<初日> 11時50分頃 同じ一角に2♂がぶら下がっていた 1頭はすでに翅が欠けていた




同じ一角の奥にいた♂

2024.7.4 東京都

<2日目> 午前の♂のぶら下がり 見上げる樹上にいた




午後の♂のぶら下がり 老熟個体

2024.7.5 東京都

<3日目> 12時半頃 ♂のぶら下がり






13時頃 樹上の♂のぶら下がり これで連日2頭の目撃

2024.7.6 東京都

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネアカヨシヤンマ 2023<8月>

2023-08-05 | ネアカヨシヤンマ

<8.2>

後寄せの産卵

8月初日は雷雨により気温低下の予報。雨上がりのネアカヨシヤンマの産卵狙いで行って、気温が戻らず空振り。
前日産卵していない分、高気温でも♀の飛来する確率が高いと予測して出直しました。気温36℃、湿度50%。

予想どおり、12時40分頃から♀が散発的に飛来しましたが、相変わらず落着かず一瞬で消えてしまいます。
連日の猛暑の影響か産卵は後寄せになっていて15時半頃から30分間に集中。やっと撮影機会に恵まれました。
探雌行動は活発で前回交尾態を見ていますが、老熟気味の♀が目立ってきて今季はこれにて打ち止めです。

14時50分頃 前回と同じ朽木に来た♀ 前回は一瞬で飛んだが約1分間産卵




落着くと思いきやここで終了


15時半過ぎ、3♀が一斉に飛来しました。1ヵ所に止まるのは20秒から1分程ですが、飛んでも戻ってきます。
完全に落着いたとはいえませんが、真っ暗な湿地の朽ち木を転々と移動して16時直前まで産卵が続きました。

泥土に産卵する♀ 複眼が黒化している


暗がりで一旦目を逸らすと飛ぶまで見失う状態 




同じ朽木に1分程留まって産卵した♀






産卵タイム前の13時頃の光景です。♂が止まっていた同じ枝に♀止まリ、約5分後に双方同時に飛びました。
探雌行動を繰り返して静止した♂でしたが、♀が近くに来ても無反応。♀も何故♂の近くに止まったのか。

手前が♀で奥に♂




湿地に飛来した♀ 産卵のタイミングを見計らっている様子


樹上の♀


探雌して止まった♂を含め6♂を目撃 うち2♂のぶら下がり




別個体



2023.8.2 埼玉県

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネアカヨシヤンマ 2023<7月③>

2023-07-25 | ネアカヨシヤンマ

<7.24>

信じられない

3回目のネアカヨシヤンマの産卵撮影。前回の20日は草のなかで撮れていませんが、それなりに飛来しました。
ところが、この日の目撃は1♀。多分同じ個体が2、3回飛来して着地は1回のみ。信じられない状態でした。

今度こそ落着くと期待した唯一の♀は、近くに止まっていた♂に気付いたのか、寄る前に飛んでしまい散々です。
最高気温36℃、木陰でも34℃。ここまで暑いと不活性になるのか、昨年も極端に少ない日がありました。

13時50分頃の産卵 飛来したのはこれのみ




ぶら下がりを撮りに行ったわけではありませんが、さすがに高気温で多数の♂がぶら下がっていました。

午前から産卵ポイント付近の高い梢にいた♂




すぐ近くにもう1♂


12時20分頃、探雌に飛来して水際に静止した♂


12時半頃のぶら下がり♂




13時40分頃のぶら下がり♂


移動して近くに止まった


ハグロトンボが異常に発生して、困ったことに産卵体勢になった♀が驚いて飛び去るケースが散見されます。

<ハグロトンボ> ♂ 静止

2023.7.24 埼玉県

前回、当地では滅多に見ないヤブヤンマがネアカヨシヤンマと同じような所にぶら下がっていました。

<ヤブヤンマ> ぶら下がりの♀

2023.7.20 埼玉県

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネアカヨシヤンマ 2023<7月②>

2023-07-19 | ネアカヨシヤンマ

<7.11>

今年も多い

都区内の公園では個体数が限られて、かつては殆ど見なかったネアカヨシヤンマのぶら下がりが増加しています。
昨年は多数目撃されたようですが、今年も多い様子。ただし、目撃数は日替わりでまったく見ない日もあります。
何が要因なのか不思議です。要は目立つ所に出てくるか否かですが、概して蒸し暑い日に多く目撃します。

3♂以上が出ていた11日、16日の撮影分を掲載します。それぞれの最高気温は36℃、38℃です。

12時20分頃の♂ 午前中に目撃した個体が移動したとみられる


12時50分頃の♂ 大概は地面近くに止まらない




14時30分頃の♂ 細い枝に止まっていた 同じ一角で別途1♂を目撃している



2023.7.11 東京都

<7.16>

11時20分頃の♂


12時20分頃の♂ 2時間程止まっていた


14時頃の♂





14時頃の♀ 当所で♀のぶら下がりは滅多に見ない



2023.7.16 東京都

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする