ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

平成の蒸気機関車・磐越西線(5)

2019-12-27 | 平成の蒸気機関車・磐越西線

2008.4.6 往路

2日目、咲花温泉を出発。往路のスタート地点をどこにするか大いに迷ったが、五十島の先、吉津トンネルの手前に決めた。
度々パンフレット等に載る撮影ポイントなので人出が多いことが予測され、ばんえつ物語通過の2時間以上前に行った。
それでも、よさそうな場所は占拠されていた。まずは上り快速が通過して、これから1時間40分待ちの長丁場になる。

キハ110の3連 上り快速あがの


初めて行ったので要領を得ず、残された撮影場所を探して、ここに決めた。約50分待ち。気動車を撮影する人はまずいない。

キハ110の3連 上り気動車 


新塗装キハ40を先頭に新潟色キハ47の2連 下り気動車 五十島でばんえつ物語と交換


待ちに待って、C57がよい煙で五十島を通過するのが見えた。期待が高まるが、段々中途半端な煙になり、あっけなく通過した。







メインの構図は、風に流された煙に翻弄されて思うように撮れなかった。煙次第とはいえ、待ち時間が長かった分悔やまれる。




五十島・三川

15分間停車の津川で追い越して先に向かう予定であったが、津川停車中にぎりぎり到達。急いで近くの踏切で構えた。
黒煙を噴き上げて発車したのはよいが、多数の撮影者が駅周辺に集まっている。人を入れないよう撮るのは簡単ではない。






津川駅

道中、上野尻・野沢間の国道から撮影。ここは煙が出ない。


上野尻・野沢

山都停車中に追い越して一ノ戸橋梁の先で待つパターン。早春といえど会津の景色は冬のまま。しかし、煙はスカ。






山都・喜多方

2008.4.6 復路

復路のばんえつ物語が会津若松で折り返してくるまで3時間近くある。喜多方から山都に向かう峠への導入部で待つことにした。
下り列車は、会津盆地を後にしてここから山間に入っていく。快晴の飯豊連峰を背景に上り気動車が喜多方に向かう。

キハ110の3連 上り気動車


磐梯山の方向も晴渡っている。さて、ばんえつ物語をどこで撮るか。期待どおりの煙で来るなら山々は煙で隠れてしまう。

先頭キハ47のキハ40の2連 下り気動車 ここから1時間待ち


ばんえつ物語と喜多方で交換する上り列車が通過。天気は上々のまま、後しばらく待つのみ。ここで撮ることに決めた。

キハ110の3連 上り気動車 


喜多方出発時の黒煙のままやってきた。煙が薄れないのを願うばかりだが、何とか持たせた。山間に進む列車を見送って終了。








喜多方・山都

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平成の蒸気機関車・磐越西線(4)

2019-12-19 | 平成の蒸気機関車・磐越西線

2008.4.5 往路

鉄道写真復活の2年目、前年に旧式レンズの限界を知ることになり、それまでは殆ど拘っていなかったカメラ、レンズを一新した。
春の訪れを待ち、ばんえつ物語の運転開始日に合わせて会津に。今回は、只見線のSL運転日ではなく2日間磐越西線に専念した。

往路のスタートは、昨秋ラストの荻野手前のS字曲線から。場所確保のため早くから待機、下り快速気動車が荻野を発車した。

キハ110の3連 下り快速あがの

荻野駅

この年の4月はヘッドマークなしの運転。同じく期間限定の門鉄デフ装備は兎も角として、ヘッドマークがないのは魅力があった。 
現役時代の門鉄デフのC57の写真は、昭和40年代に関西線で撮影している・・・参考記事

前回の経験を生かし、思っていた場所を確保しての撮影。撮影者が集まるので投炭のサービスか、よい煙が撮れた。










尾登・荻野

山都停車中に追い越して一ノ戸橋梁の先、峠への導入部で撮影して、往路はこれで終わり。



キハ47、40の新潟色2連 上り気動車

山都・喜多方

2008.4.5 復路

今回は、新潟県まで足を延ばした。時間は十分、ロケハンしながら復路撮影の目的地である日出谷の先、当麻橋梁に向かった。
2時間程前に到着して橋梁の正面に撮影場所を確保。まずは下り気動車。ばんえつ物語の通過まで後1時間20分程ある。

キハ47新潟色とタラコ色の2連 下り気動車






日が沈み始める17時6分、日出谷発車の汽笛が聞こえ、程なくして橋の先に姿を見せた。待った甲斐があって綺麗な白煙で来た。










日出谷・鹿瀬

素早く撤収して三川に。途中の津川で15分の停車があるので日出谷から40分、間に合うかどうかは道路状況次第である。
順調に進み、ばんえつ物語より前に三川に着いた。素晴らしい発車シーンが撮影でき、余韻が残るなか宿泊地の咲花温泉に。








三川駅

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平成の蒸気機関車・磐越西線(3)

2019-12-16 | 平成の蒸気機関車・磐越西線

2007.11 .3 往路

秋の只見線のSL運転日である11月3、4日、春は観光気分であったが、今度は数ヵ所の撮影場所を選定して出かけた。
メインの只見線の合間を縫って、ばんえつ物語も撮影してきた。初日の往路は、行程の都合で今回も山都・喜多方間。

一ノ戸橋梁から山間への導入部で撮るつもりが、撮影者を避けて先へ先へと進み、春と同じトンネル寄りまで来てしまった。
到着したのは通過まであと僅か。天気は上々であるが、春とは光線状態が全く異なり厳しい撮影になった。






山都・喜多方

2007.11.3 復路

只見線SLの復路の峠越えを撮影して磐越西線に戻ってきた。春と同様、復路は尾登手前のカーブから。西日を浴びて紅葉が美しい。


荻野・尾登

10分停車の野沢の発車に間に合ったが、只見線の紅葉目当ての撮影者が多数流れてきていて、場所の確保に一苦労。
発車時刻は16時35分、この時期は日が落ちて、ぎりぎりのタイミング。この日はこれで終わり、温泉宿に向かった。




野沢駅


2007.11.4 往路

前日同様、朝一番は只見線で撮影。この日は、撮り鉄が集まることで知られる荻野手前のS字カーブに行ってみた。
場所は確保できたが、SLの追っかけ組がどんどん集結してくるのには驚いた。角度を変えて様々撮影できそうなポイントだ。

この後は再び只見線に向かい、復路のばんえつ物語は前日と同じパターンになるので、撮影することなく帰京した。


荻野駅




尾登・荻野

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平成の蒸気機関車・磐越西線(2)

2019-12-09 | 平成の蒸気機関車・磐越西線

2007.6.23 往路

復活蒸気機関車の撮影を始めて1ヵ月後、C57の会津若松から郡山までの磐越西線上り延長運転日に行ってみた。
ばんえつ物語の運行は往路のみである。山都手前、緑眩い上り勾配で待ったが、駅まで後僅かな地点で惰性で走り去った。


荻野・山都

山都停車中の列車を追い越して、ビデオ収録を目的に一ノ戸橋梁の下で待った。気温が高く煙は期待していなかったが、そのとおり。


山都・喜多方

会津若松からはSL磐梯会津路号としてヘッドマークなしで運転された。広田から更科信号所辺りまで25‰の急勾配を行く。
ここでの力行が目当てであるが、磐越西線の郡山・喜多方間は単線ながら電化区間なので電柱が目立たぬ場所を探すことになる。
通過時間から事前に2ヵ所を選定していたが、半ば行き当たりばったりであり、都合のよい撮影ポイントが見つかるはずがなかった。

あかべぇ塗装の455系3連 下り電車




やはり電柱が気になるが、今更移動できない。東長原から急勾配を蛇行してくるので遠くから凄まじいドラフト音が響く。





この区間はC57での単機牽引が困難でDE10の補機が付く。興ざめだが、仕方ない。煙で霞むなか後方から。


東長原・磐梯町

磐梯町停車中の列車を追い越して次の撮影ポイントへ。移動が可能で開けた場所は他に見当たらず、この築堤で待った。
磐梯町で交換するあいづライナーが来て試し撮り。土手の草が思いのほか高いが、どうにもならない。

485系 下り快速あいづライナー




下り快速との交換で磐梯町を発車したC57がやってくる。しかし、DE10の補機頼りで早くも完全燃焼、煙はスカスカ。
翌日はSL郡山会津路号として下りの運転が予定され、現役時代の憧れであった中山宿での撮影を考えていたが、止めにした。
気温の高い時季は思うように撮れそうにない。いずれにせよ架線下の蒸気機関車はしっくりこないので、これが最後。




磐梯町・更科信号所

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平成の蒸気機関車・磐越西線(1)

2019-12-02 | 平成の蒸気機関車・磐越西線

平成の蒸気機関車・磐越西線

平成11年(1999年)春、C57ー180の牽引でSLばんえつ物語号が運転開始されて今年で20周年を迎えたという。
19年から23年まで、只見線の復活蒸気機関車C11を撮りに行っていたが、同じ時期にSLばんえつ物語も撮影している。

ばんえつ物語が走行する磐越西線の新津・会津若松間は急勾配区間がなく、煙を上げて目一杯の力行はまず期待できない。
蒸気機関車の写真は、現役時代から煙が命との信条であり、あまり気乗りしなかったが、撮っているうちに魅せられていった。

最後の撮影から8年が経過しているが、磐越西線の復活C57、D51を平成の蒸気機関車・磐越西線として当分の間掲載する。
(只見線のC11は平成の蒸気機関車・只見線として2017年に掲載済)

2007.5.19 往路 

ばんえつ物語は、新潟を出発して会津若松で折り返し、新潟に戻る運行。往路が磐越西線の上り、復路が下り列車になる。
最初の撮影は山都・喜多方間を選定した。峠の慶徳トンネルを頂点に11‰程度ながら両側に上り勾配がある区間である。

山都側で、往路のばんえつ物語を待った。山都発車の汽笛を聞いてから10分程してC57らしい軽快なリズムで通り過ぎた。
S字カーブ、桐の花を入れて撮ってみたと言いたいところだが、他に撮影者がいたのでここしかポジションがなかった。







慶徳トンネルに向けて山間を行く

山都・喜多方


山都駅

SL通過後ではあるが、気動車の通過に合わせて山都に近い一ノ戸橋梁に行った。明治時代の文化遺産であり一見に値する。

キハ47先頭にキハ40の新潟色の2連 上り気動車

山都・喜多方

2007.5.19 復路

只見線会津柳津でC11の出発シーンを撮影して移動、尾登手前で復路のばんえつ物語を待った。予想外の高速で通過していく。




荻野・尾登

野沢停車中に追い越して、野沢の少し先で撮影。山間からC57が現われた。この日はここで終了して会津若松の温泉宿に。




野沢・上野尻


2007.5.20 往路

土砂降りの只見線で撮影後、前日同様、山都・喜多方間で往路のばんえつ物語を撮影した。移動中に天気が回復して晴れ間が覗く。
煙が期待できない一ノ戸橋梁は避けて、峠に向け加速する場所を探したが、時間切れ。よい白煙で来たので悔いが残った。





一ノ戸橋梁を行くキハ110の3連 下り気動車


新塗装を先頭にキハ47の2連 上り気動車



山都・喜多方

初めてなので観光気分で要領を得ず、復路のばんえつ物語は撮影せずに終了。次回は撮れるだけ撮る気分になっていた。

あかべぇ塗装455系と並び復路に向けて待機中のばんえつ物語

会津若松駅

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