ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

アキアカネ 2019<11月>

2019-11-12 | トンボ科アカネ属

<11.5>

一昔前の光景

撮れるトンボが限られる時期、皮肉なことに晴天が続きます。先日ナツアカネを撮影し今回はアキアカネです。
横浜市内の別の里山の田圃に行きました。昨年は個体数がかなり減って様子が気になるところでもあります。
稲刈り後の水が溜まった一部の田圃に連結態が集中して久々に2桁の産卵を目撃。一昔前の光景の再現でした。
10時過ぎから正午まで間断なく産卵が続き、撮影機会は申し分なし。日射しは強くても最高気温は19℃。

腹部背面が赤い♀の連結産卵













産卵休止


個体数が多いので腹部背面が赤化した♀と赤化していない♀のどちらが多いか比較してみた結果は半々でした。

腹部背面が褐色の♀の連結産卵
















待機した田圃で縄張りしていた♂です。連結態への干渉が激しく半数以上は産卵せずに移動。迷惑な♂でした。

♂ 飛翔


探すことなく多数の交尾態を目撃。産卵場所周辺で♀が捕捉されていたようです。最初の♀はいやに美しい個体。

交尾態 









2019.11.5 神奈川県

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ナツアカネ 2019<11月>

2019-11-06 | トンボ科アカネ属

<11.1>

秋晴れ

早や11月、朝晩はすっかり冷え込みトンボ撮影も残り僅か。秋晴れの下、横浜市内のアカネを見てきました。
アキアカネの産卵は殆どなく、コノシメトンボは1♂の目撃のみ。ナツアカネが例年どおり活動していました。
残された稲刈り前の田圃にナツアカネの連結態が集まって盛んに打空産卵。稲穂の上での産卵を好むようです。
その田圃も刈取作業中、稲穂がなくなるにつれて隣の稲刈り後の田圃に飛来するようになります。気温22℃。

連結産卵






田圃から移動して草原に踏み込むと、撮り易い場所で産卵する連結態がいました。














2019.11.1 神奈川県

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