ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

クロスジギンヤンマ2017<4月>

2017-04-23 | クロスジギンヤンマ

<4.20>

遅れての羽化

巡り合わせが悪く、毎年苦戦のクロスジギンヤンマの羽化撮影、神奈川西部の丘陵の池に出かけました。
温暖な気候の当所では、例年早い時期に羽化が始まりますが、1週間前はまだ桜が満開で、羽化の気配なし。
全てのトンボの羽化が遅れている今シーズン、時期が読めないなか、数日間気温の高い日が連続したので出直しです。

池を周回すると羽化殻が多数、2、3日前から羽化が始まった様子です。すでに開翅している個体が見られました。
兎に角、遅れて羽化した個体を探します。水面から15cm程の低い所で羽化中の個体が見つかり、安堵。
8時50分を過ぎていましたが、未明の温度が低く、何とか間に合いました。最高気温は20℃に届かず、最低気温は7℃。

♂ 羽化






15分経過


30分経過 腹部が伸長


50分経過 体色がはっきりしてくる




1時間経過


開翅 10時48分




風が吹き10分程で翅を閉じる


約50分後に再び開翅 しばらくして頭を動かし始める


飛立ち寸前 頭を反対側にも大きく捻り飛行準備完了か


飛立ち 11時56分 二度目の開翅からは4分足らず


到着時に羽化していた個体は、他に♀が2頭、羽化不全の♂が1頭でした。

♀ 羽化


♀ 羽化 殻から離れていた別個体

2017.4.20 神奈川県

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ムカシトンボ2017<4月②>

2017-04-19 | ムカシトンボ科

<4.17>

羽化のピーク迫る

前回、脱出前の羽化個体が撮れなかったムカシトンボ、2日空けて同じ林道を探索しました。
3日間20℃超えの日が続き羽化が活発化してきたようです。羽化する位置もやや高く、3♂、1♀が見られました。
平地の最高気温は25℃近くまで上がり、最低気温は12℃。当所での羽化のピークが近いようです。
この日は、開けた空間を摂食飛行する個体も見られました。

撮影の結末は、到着、発見時刻が遅れてしまう失態。最初の個体を見たのが9時40分で、時すでに遅し。
気温が高く、羽化の開始が早かったようで全て翅が伸びた状態。最初の地点では2m程離れて♂2頭が羽化中でした。

♂ 羽化




近くにいた個体は、さらに高い位置で羽化中。2頭がほぼ同時に羽化を開始したようです。

♂ 羽化




撮影もそこそこに、焦って上流を探索しましたが、次に見つけたのは飛立ち間近な個体でした。

♀ 羽化




開翅


飛立ち寸前


10時54分、飛立ちました。開翅してからは約1分後でした。

飛立ち


4頭目も飛立ち間近。枯葉での羽化、往路では見過ごしていました。11時半頃飛び立ったようです。

♂ 羽化




約2時間が経過して、最初の個体がそろそろ飛立つ頃です。目論見が外れてしまい、元の場所まで戻って飛立ちを狙います。
狙った結果は、残念ながらピントがきていません。飛立ちの写真はイメージです。

♂ 羽化






開翅


11時52分、飛立ちました。開翅して約4分後でした。羽化殻から真上に上がった瞬間が狙い目なのですが。

飛立ち


もう一方の個体は約1分遅れて開翅、同じく約4分後の11時53分に飛立ちました。
気温が高く、翅が伸長してから飛立つまでの時間が短いようです。見た範囲では、正午過ぎまで残った個体は皆無でした。

♂ 羽化




開翅


飛立ち

2017.4.17 東京都

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ムカシトンボ2017<4月①>

2017-04-15 | ムカシトンボ科

<4.14>

遅れに遅れて

全国各地でトンボの羽化が遅れているようです。南関東もしかり、羽化の開始時期が読めません。
4月も半ば、ここまで待てば東京のムカシトンボも羽化が始まるとみて、昨年、羽化を撮影した林道に出かけました。
この日、平地の最高気温は21℃、最低気温は4℃でした。

林道沿いにじっくり探して上流に向かいますが、全く気配なく、羽化殻も見られません。まだ時期が早いのか。
溜息をついて立ち止まり、ふと足元を見ると、草間に白い翅。歩を止めなければ分からない場所で、運が味方しました。

10時40分を過ぎており、すでに伸びきった個体ですが、贅沢は言ってられません。
翅を体の左側に寄せたり右側に寄せたりするうちに、止まる向きが微妙に変化しています。

結局、見つけたのはこの個体のみ、帰り道で羽化殻一つ。間違いなく羽化が遅れています。

♂ 羽化












上から目線ではまず見つけられない場所

2017.4.14 東京都

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オツネントンボ2017<4月>

2017-04-05 | アオイトトンボ科

<4.4>

始動

今年も越冬したオツネントンボで始動。齢とともに寒さが堪え、冬季は例年どおり活動を停止していました。
晴れて気温が上がると3月半ば過ぎからオツネントンボの生殖活動が始まりますが、それなりに個体数が揃うのは4月。
桜も開花して、これ以上待機する訳にもいかず、昨年も行った場所に出かけました。

晴渡り、最高気温16℃、申し分ない天候。ところが、結果は見事に裏切られました。産卵個体の目撃は2例のみです。
一体どうなってしまったのか。早朝の冷え込みの影響かもしれませんが、個体数が少ないようです。

13時になる頃、漸く水面に現われ連結産卵する個体です。後が続きませんでした。

連結産卵


同じ連結態が移動して、少し落着いて産卵。





♂ 縄張り




枯野の個体です。♀も潜んでいます。探し回らないと見つからない程、個体数が少ない。これでは交尾態の撮影は無理です。

♂ 静止




♀ 静止



2017.4.4 栃木県

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平成の蒸気機関車・只見線(14・最終回)

2017-03-20 | 平成の蒸気機関車・只見線

2011.5.22 往路

この年は、只見線のSL運行開始10年目に当たり、5月21、22日にSL会津只見10周年号として運行された。
初日は新潟方面の磐越西線に行ったので、22日のみ撮影した。これ以後、再び鉄道の撮影に行っていない。

7月の新潟・福島豪雨により、会津川口から先が不通になってしまい、只見までSLが運行された最後の日でもある。
往路は、前回の秋同様、会津坂下の杉集落からスタートして郷戸のスノーシェッドで終わった。

生憎の雨の中、いつもの上り気動車が行く


降りしきる雨のなか傘をさして撮影 強風下、煙は流れて見えず 目立ったのは10周年のヘッドマークのみ

会津坂下・塔寺

一瞬雨が上がり 会津柳津に向けて軽快に



会津坂本・会津柳津

郷戸手前の築堤付近 再び雨が降り始めた 一つ目のスノーシェッドを出る


二つ目のスノーシェッドに向けての築堤 濡れた線路で空転を起こしてスノーシェッドに入っていった


空転をすぐに立直し、いつもに増して遅い速度でスノーシェッドから出てきた




投炭して爆煙 ここから先は木立に入って姿が見えない

会津柳津・郷戸

2011.5.22 復路

復路は、桧原トンネルの桧原方で待った。昔から大好きなトンネル飛出し狙い。最後は会津坂本で終了した。

桧原トンネルに向かう下り気動車


トンネルに入っていく


トンネル前で待つ トンネルに前照灯が見えて、上り勾配のドラフト音が高まる


トンネル飛び出し






新緑のトンネルを行く

会津西方・会津桧原

上空は真っ黒な雲に覆われて最後も雨 加速をつけて会津坂本を通過 そのうちまた撮影に行くことがあるかも



会津坂本・塔寺

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