<7.18>
意外な所で
オナガサナエの産卵が始まる頃です。ピークには早く、まだ撮影に行っていませんが、意外な所で遭遇しました。
川沿いに上流まで飛んできて、たまたま平瀬に辿り着いた感じ。何時も産卵に来る場所とは思えません。
14時半頃 真下で産卵を始めた♀ 30秒間の産卵
<コオニヤンマ> 縄張りの♂ ♀は現われず
2025.7.18 埼玉県
<6.2>
読み違え
3年振りにコオニヤンマの羽化撮影に行くと、目撃ゼロで周辺に羽化殻7個。微妙に遅れたか、読み違えました。
こうなると羽化の開始時間が遅いミヤマサナエ狙いです。但し、流域の変化で、以前のように見られるのか疑問。
結果、3♂、1♀を目撃しましたが、少ない様子です。こちらはまだ時期が早いのかも。薄曇りで気温23℃。
11時20分頃 ♂の定位 護岸での羽化を好むので、撮れる位置が限られる
肢が抜ける前
後肢が抜ける
休止期 この後、無事に脱出したが、目を離した隙に何故か水面に落下していた
続いて上陸したヤゴ 素早く移動し石の間で定位したので撮影不能に
やはり護岸で羽化した♂を撮影 12時25分頃 裂開から6分後に休止 休止期は約8分
脱出 15秒で完了
脱出から5分後
35分後
脱出から47分後 13時16分 開翅 裂開から62分 約8分後に飛立つ
飛立ち後
♀の羽化 12時頃 裂開から6分後に休止 休止期は約8分
脱出 21秒で完了
脱出から3分後
15分後
40分後
脱出から45分後 12時52分 開翅 裂開から58分 1分もしないうちに飛立った
2025.6.2 埼玉県
<8.2>
遅いスタート
猛暑日が続きますが、そろそろ行かないと出遅れてしまうオナガサナエの産卵。雷雨の確率予報を見て決行です。
昨年の川に行くと、流れがかなり変化していて怯みました。16時前から待って17時を過ぎても飛来しません。
諦めかけた17時15分に最初の♀が飛来、遅いスタートで18時までに5♀が産卵しました。最高気温35℃。
17時15分頃 最初の♀ 50秒間産卵 気温は31℃に下がっていた
17時21分 2番目の♀ 30秒間産卵
17時42分 3番目の♀ 1分10秒間産卵 産卵時間が長い分卵塊のヒット率が上がる
17時48分 4番目の♀ 50秒間産卵
17時56分 5番目の♀ 40秒間産卵
2024.8.2 埼玉県
<8.8>
早い時間から
今季はヒメサナエの産卵に縁がなく、オジロサナエは外せないと何度か行きましたが、空振りの連続でした。
結局、前回から2日後のオナガサナエの産卵撮影です。朝方の雨で湿度が上がって蒸し暑く、川は少々増水気味。
曇天で、16時過ぎから数頭が産卵して大いに期待したところ、17時を過ぎてからは飛来せず拍子抜けでした。
しかし、17時半になると10分間に産卵が集中してチャンスが到来しました。最高気温33℃。
16時10分頃 まだ明るいうちに飛来した♀ この時点で33℃
16時半頃 2分20秒間の長い産卵 しばし上から撮影
卵塊が大きくなる前にぽたぽた落下させていた
別個体 約40秒間の産卵
少し離れた場所に現われた♀ 10秒程で飛び去る
♂の目撃はこれのみで10分程で姿を消す
17時頃から約30分間はまったく産卵しませんでしたが、♂が去ると4♀が続けて飛来。気温は31℃に低下。
狙いは卵塊の落下ですが、写し込むのはタイミングの運次第。後で見てがっかりすることが殆どです。
17時30分頃 水面すれすれで産卵する♀
17時40分頃 通常パターンの水面から数10㎝の高さで産卵
最後に複眼と卵塊の双方にピントがきた
2023.8.8 埼玉県
<8.6>
猛暑日の夕方
猛暑日でも夕方には産卵に来るオナガサナエですが、道中が異常な高気温ではおいそれと行くことができません。
気温が低下する日を待って行きましたが、予報に反し最高気温36℃。各所で発生した雷雨は運よく免れました。
17時を過ぎてから♀が飛来。大半の産卵は50秒から1分間、卵塊が大きくなる前に落とす個体ばかりでした。
当所ではあまり見ない♂が3頭現われた影響なのか動きが激しく、1♀は産卵前に交尾態で上空に消えました。
17時40分頃 産卵ピーク時の♀ 猛スピードで飛び回って産卵場所を定めるとホバリングを始める
17時50分頃
翅がかなり損傷した個体も見られ、ピークは過ぎている様子
縄張り占有の♂
護岸で静止する♀ 産卵することはなく、何のために流れに来たのか疑問
2023.8.6 埼玉県