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ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

マダラヤンマ 2024<9月③>

2024-09-25 | マダラヤンマ

<9.23>

心残り

漸く気温が落着いたので再び信州へ。2日間の雨模様の後の晴天で丁度よい気候。生殖活動の活性化に期待です。
朝冷え込み、探雌は後倒しで10時までは♂が何時になく多かったのですが、結局、交尾態の目撃は1対で終了。
撮ったものの、位置が悪く静止は一瞬でした。心残りですが、今季はこれまでか。最高気温26℃。

10時40分頃 繁みで青色型♀を捕捉した交尾態 数秒で移動して止まり直し、瞬時に飛んで行方不明


11時40分頃 青色型♀の産卵 ガマの間から姿が見えた瞬間に撮るしかない状態


移動後 付近に留まったが、すっきり撮れる所には出て来ない これが限界


午後は静止する♂も殆ど見なくなる 天候のわりに不思議な現象 繁のなかで探雌しているわけでもない






夕方のホバリングは2♂が現われたのみで数分で終了 16時半以後はまったく飛ばない

2024.9.23 長野県

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マダラヤンマ 2024<9月②>

2024-09-21 | マダラヤンマ

<9.18>

青森産

残暑どころか真夏の暑さが続きます。長野も同様なので、秋の気配がある青森のマダラヤンマに遠征しました。
以前から気になっていた湿地で産卵狙いです。しかし、♀の目撃は1回でシャッターを切る前に逃げられました。
ホバリングの撮影だけでは、何をしに行ったのかダメージが大き過ぎです。個体数も多くはありませんでした。
15時に雨が降りだして退散。それまでは晴天で最高気温26℃。

9時半頃から広大な葦原の一角で♂が飛び始めた 上空ではオオルリボシヤンマに絡まれる






安定したホバリングが見られたのは木道の上ばかり 14時半ですべて姿を消した


ホバリングして静止する個体は稀で、一瞬で飛ぶ


湿原にはノシメトンボが多数生息し、正午前後に連結産卵が盛んになりましたが、葦原に入り込んで撮れません。

<アキアカネ> 目撃した交尾態は1対のみでまだ少ない様子

2024.9.18 青森県

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マダラヤンマ 2024<9月①>

2024-09-16 | マダラヤンマ

<9.14>

唯一の交尾態

気温が下がる予報の日を選んで信州のマダラヤンマに行きましたが、結局、正午過ぎに33℃まで上昇しました。
♂が不活性の厳しい状況下、対岸にいた方が見つけた唯一の交尾態を辛うじて撮影。行った甲斐がありました。

10時5分頃 5年ぶりに撮影した緑色型の♀の交尾態


撮影を始めてから約4分で交尾を解いた


連結態は運悪く手前の枯れたガマが♀に被る 連結解除までは20秒で♀はガマの繁みに消えた


静止する♂は極端に少なく、夕方のホバリングもあまり見られなくて殆どレンズを向けていない





2024.9.14 長野県

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マダラヤンマ 2023<9月②>

2023-09-26 | マダラヤンマ

<9.24>

漸く秋の気配

3日前から最高気温が30℃を下回って漸く秋の気配が感じられるようになり、マダラヤンマには丁度よい気候。
♀がまとめて出てくることを期待して信州に出直しました。朝方は急に冷え込み13℃、最高気温は25℃。
到着時9時半は19℃でも♂が飛んで安心した一方、♀の目撃は高気温の12時半から30分間に限られました。
♀は期待どおり出現して4対の交尾態を確認したものの、2対以外は撮影不能の位置でした。

12時45分頃 林から飛来した交尾態 約3分間で飛び再び水辺を離れた






上の交尾態が水辺に戻るのは見逃しましたが、見失って約10分後、ガマの群落のやや奥に交尾態がいました。
♀は同じ個体で♂が入れ替わっているようです。交尾を解除した直後に別の♂に捕捉されたものと思われます。
風に煽られて1分程で飛んでしまい、その後は行方不明でした。

13時頃の交尾態 ♀は斑紋が一致していて上と同一個体 ♂は前額に傷があり別個体


13時頃、ガマの群落の奥から連結態が飛び出し、10m程飛んで連結を解くと♀は直ちに産卵を開始しました。
何時ものことながら、まともに撮れる場所ではなく、暗闇に光が差し込み姿を捉えるのに苦労しつつ一応撮影。

緑色型♀が移動せずに後向きのまま約10分間産卵 最後に方向転換して飛立つ直前


静止の♂です










何故か安定したホバリングをする♂は殆ど見られず、好天候にも拘わらず夕方の活動はありませんでした。

10時頃、ホバリングする♂



2023.9.24 長野県

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マダラヤンマ 2023<9月①>

2023-09-21 | マダラヤンマ

<9.18・19>

4年ぶり

この時期、毎年2、3回行くことにしている上田のマダラヤンマ。19年を最後に交尾態が撮影できずにいます。
30℃を超えると♀が入らず、探雌も不活性になるのは分かっていながら、待ちきれずに2日連続で行きました。
2日とも最高気温は予報より高い34℃。交尾目撃は初日の17時以降に2対、2日目の16時半に1対でした。
いずれも28℃に気温が下がってから。2日目に漸くガマの群落の外側に止まって、4年ぶりに撮影できました。
15時頃に探雌が活性化しますが、暑い日が続き♀の飛来は極端に早い時間で、交尾も早朝に集中するようです。

交尾態で池に飛来して約10分で交尾を解いた 林で交尾していた模様








♀は青色型 腹部第3節まで黄色で青みがない珍しい個体


交尾解除とともに♀は激しく動いて一瞬で連結を解いて猛スピードでガマの林に姿を消しました。

静止する♂










夕方のホバリング 16時を過ぎて飛び始めた












朝のホバリング 8時半頃の短時間





2023.9.19 長野県

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