ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ナツアカネ 2014<9月>

2014-09-30 | トンボ科アカネ属

<9.30>

飛び回る交尾態

ルリボシヤンマのホバリングをすっきり撮りたくて、前回と同じ都下の谷戸田に行きました。最高気温は29℃。
光線状態のよい午前中は飛来なく、午後に2回現われたものの一瞬。♀も見ましたが、見失って散々でした。

ナツアカネの交尾態が飛来して飛び回ったので撮影。約5分間、連結産卵のテンポで上下動しました。

交尾態 飛翔






連結産卵

2014.9.30 東京都

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ルリボシヤンマ 2014<9月④>

2014-09-30 | ルリボシヤンマ

<9.28>

都内の3場所目

ルリボシヤンマのホバリング狙いで埼玉、東京と2回連続で外してしまい、別の都下の3場所目に賭けました。
光線条件のよい所で撮りたいのですが、何時頃飛来するのかも予測できず、まずは来るかどうかが問題です。
現地では幸先よく2♂が飛び回っていて今度こそと期待しました。しかし、飛んだのは正午までの約10分間。
ホバリングは一瞬でした。チャンスは一度で午後の目撃なし。ルリボシヤンマに翻弄され続けています。

♂ 飛翔




♂が姿を消してから約30分後、♀が現われました。産卵場所を探して谷戸田を広く飛び回ります。
現われては消える繰返しで、産卵している気配はありません。何度目かの飛来で草陰に消える姿を確認しました。
着地した辺りを慎重に探して産卵中の♀を発見。♂は期待外れでも産卵が撮影できました。最高気温28℃。

♀ 産卵












隣の池に移動したので後を追って踏込んだところ、驚いて近くの枝に止まり、珍しく静止を撮影しました。

♀ 静止

2014.9.28 東京都

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マダラナニワトンボの記録<2012.9 山形県>

2014-09-30 | ・マダラナニワトンボ

山形のマダラナニワトンボ

2012年9月上旬、予て生態に興味があったマダラナニワトンボの撮影に行きました。
生息地情報を絞り込み、確度が高いとみられる山形に遠征です。天候の保険をかけて1泊2日で2ヵ所を選定。
どちらの日も晴れて最高気温30℃を超す真夏日でしたが、首尾よく連結産卵に巡り会うことができました。

<初日 標高約300mの中間湿原>

警告の看板どおり、いかにも熊が出そうな杉林を抜け、日射しをまともに受ける炎天下の湿地に到達しました。
探すまでもなく、まずは2、3頭の♂が見つかりました。

♂ 静止






真夏並みの気温で果たして産卵が見られるのか、かなり不安でしたが、兎に角♂が待機する辺りで時を待ちます。
11時半、筋書どおりに連結態が登場して産卵が始まり、次第に個体数が増していきました。

連結産卵














数分間の連結産卵の後、しばらく単独産卵して上空に消えるパターンが大半。♂の警護は極短時間で終わります。

♀ 単独産卵


♂ 飛翔 警護

2012.9.9 山形県

連結態は近付けない所に集まり、手前に来るのを待っての撮影でしたが、まずは遠方まで来た甲斐がありました。


<2日目 標高約600mの池>

予報に晴マークはありませんが、県を北上して現地は快晴。ポイントは手探りで林内の♀を発見して一安心です。

♀ 静止




当地では広範囲に生息するようで産卵場所が絞れず、歩き回って環境のよさそうな池に到達しました。
水面で多数の♂が見られ期待が膨らむ一方、池端に♀が出ていたのが気懸かりでした。当所では時期が早いのか。

♂ 静止




♀ 静止




いやな予感が的中。正午になっても連結態が飛来しせん。もしやと思い、急ぎ隣の池の様子を見に行きました。
まさに産卵中の連結態を目撃、ジャストタイミングで間に合い、まもなく別の連結態も飛来しました。

連結産卵
















その後、最初の池に戻って様子を見ていると、13時直前になってやっと1対の連結態が現われました。








2012.9.10 山形県

この日は3対を見たのみで産卵タイムが終了しました。やはり当所の産卵時期には早かった様子です。

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マダラナニワトンボ 2014<9月>

2014-09-30 | ・マダラナニワトンボ

<9.26>

岐阜の産地で

マダラナニワトンボの岐阜県内の産地が減っているようです。今のうちにと東濃の知り得る池に遠征しました。
先日のムツアカネ同様、2年ぶりの撮影です。台風崩れの大雨が去って天候が回復、気温は28℃まで上昇。
11時に到着すると産卵が始まっていて、正午に姿を消しましたが、予想した以上に連結産卵が見られました。

交尾態


♂ 静止


♂ 飛翔


連結産卵


















♀ 単独産卵



2014.9.26 岐阜県

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カトリヤンマ 2014<9月③>

2014-09-29 | カトリヤンマ

<9.23>

産卵の時季

カトリヤンマの産卵が盛んになる頃です。千葉の谷津田に行きました。♂は専ら竹藪のなかで探雌しています。
何故か当地ではホバリングを見ることがありません。林から出てきた♂が明るい水路端の枝に止まりました。

♂ 静止


♀ 静止 明るい林縁で休止する産卵後の♀


産卵開始は15時過ぎ、ピークは16時頃で10頭以上が産卵しました。最高気温はやや高い26℃。
先発で飛来する♀は相当敏感で寄らせてくれませんが、個体数が多くなるにしたがって落着いて産卵します。

♀ 産卵


















青みがかった複眼の個体 当地ではよく見かける


♀ 飛翔 産卵移動





2014.9.23 千葉県

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