<5.20>
5月の真夏日
サラサヤンマの羽化を撮影してから2週間余り、関東広域で真夏日になる予報ですが、産卵の撮影に行きました。
時期的に落着いた産卵は厳しいものの、暑い日は交尾のチャンスが多いので期待。高温の割に探雌が活発でした。
♀が出始めたのは13時過ぎで、飛来と同時に♂に捕捉される状態でしたが、後半になって交尾、産卵を撮影。
3日前の雨で所々が泥沼のなか、♀を探し回った甲斐がありました。地域の最高気温32℃、現地は28℃。
13時50分頃 草のなかで1分程産卵していた♀が3m程飛んで朽木に止まって、やっと撮影
50秒程産卵したが基質が堅いのか落着かず、移動したところで縄張りの♂に捕捉された
あまり飛び回ることなく樹上に着地した交尾態 1分程かけて見上げる木の陰の姿を探し当てた
反対側の土手から ここも枝の間から姿が見えるポジションは限られる
発見から交尾解除まで15分間
交尾解除 20秒で♀が飛んだ
最後に、落着いて産卵する個体に遭遇しました。縄張りの♂から5mも離れていませんが、目を付けていた朽木。
この時間帯は直射日光を浴びるので、あまり♂が探雌に来ない場所です。
14時20分頃 完全に落着いて産卵
一旦飛んで戻る 30分経過
草のなかに隠れて産卵した後、何度も止まった♀です。警戒心が強く、なかなか産卵を再開しませんでした。
13時頃 産卵を中断して止まった♀
産卵場所を探して飛んでもすぐに静止する あまり産卵意欲がない様子
産卵移動 最後は見失った
縄張りの♂
2025.5.20 埼玉県