ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

アオヤンマ 2022<5月>

2022-05-27 | アオヤンマ

<5.24>

捕食

トラフトンボの沼では、過去アオヤンマの産卵を撮影しています。滅多に♂を見ない不思議なポイントです。
今回の目撃も1♀のみ。産卵時期には早く、時々姿を見せて摂食していました。3年前の当地以来の撮影です。

♀ 未成熟 捕食




捕食中


ほぼ完食

2022.5.24 宮城県

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アオヤンマ 2019<7月②>

2019-07-28 | アオヤンマ

<7.26>

不思議な一角

台風接近の予報で再び東北に。東京でさっぱりのアオヤンマですが、昨年の沼では高い確率で産卵が見られます。
前回の7月上旬も♀の飛来を2回目撃。勿論、飛来しても撮影できるかどうかは別。産卵する場所次第です。

午前中から気配がないまま時間が経過。外れを覚悟しましたが、12時50分頃、♀がガマの繁みに入りました。
手前のガマが邪魔で落着くのを見計らって除けようとすると飛びましたが、周回して同じ所に戻ってきました。
仕切り直しです。上から下に移動するので隙間から姿が見えるのは僅かな時間。約6分間で上空に飛びました。
不規則に産卵痕が並んでいるのは、最初の産卵時のものがあるためです。気温29℃、暑さに耐えて何とか撮影。

♀ 産卵


少し気温が下がった15時40分頃、次の♀が飛来。数10mの範囲を右に左に飛んで産卵場所が定まりません。
産卵せずに飛び去る可能性もあります。見失うとおしまいですが、何とか目で追うことができ無事着地して産卵。

もう1♀が飛来するも二兎は追えません。まず♂を見ることがなく、産卵の♀のみが飛来する不思議な一角です。

♀ 産卵 強い風の影響もあるのか約1分間で移動






10m程飛び、ここでも落着かずに約2分間で移動


3ヵ所目で漸く落着きました。長時間の産卵になりそうですが、これにて時間切れ。


2019.7.26 宮城県

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アオヤンマ 2019<7月①>

2019-07-20 | アオヤンマ

<7.13>

未熟が2頭

5月初旬にアオヤンマの羽化を撮影した池。その後何度も行きましたが、交尾、産卵どころか静止も撮れません。
かつてない程姿を見ない状況です。久々に晴れ間があり、気温が上がるようなので再び様子を見てきました。
2♂が飛び、探雌行動は活発でも交尾態の目撃はありません。今頃になって漸く未成熟2♀の静止を撮りました。
1頭目は羽化して間もない個体、2頭目は少し成熟が進んでいます。晴れたのは一時、最高気温27℃。

♀ 未成熟 静止






しばらくして同じ一角で再び未成熟♀を発見。捕食のため林から出てきた様子です。撮るものがなくこれに専念。

♀ 未成熟 別個体





2019.7.13 東京都

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アオヤンマ 2019<5月>

2019-05-04 | アオヤンマ

<5.2>

小雨のなかで

昨年の今頃は飛び回っていたアオヤンマ、やっと羽化が始まりました。生憎の小雨のなかで2♀を目撃しました。
とはいうものの、2頭とも現地で偶然会った知人の発見で他力です。最高気温22℃、最低気温15℃。

♀ 羽化




日が射しても雨が降り続きます。



正午の状態です。雨粒が大きくなり開翅までまだ時間がかかりそうで、これまで。



先に羽化を始めていた♀です。10時半頃開翅して、約30分後、雨中の飛立ちでした。

♀ 羽化


開翅

2019.5.2 東京都

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アオヤンマ 2018<6月②>

2018-06-26 | アオヤンマ

<6.22>

思いがけず

苦戦続きのアオヤンマ。遠征した東北の沼で、思いがけず産卵に出会いました。まさかここで撮影できるとは。
正午頃に何度か♀の姿を目撃しましたが、オオセスジイトトンボが優先なので、探すことはありませんでした。
13時頃、たまたまガマの群落で産卵する♀を発見。♂が飛ばないなかの産卵で、初めて見るパターンでした。

♀ 産卵


移動して落着き、風に煽られても産卵続行。手前の葉が風で揺れると全身が見え、この時ばかりは風が味方です。
右の産卵痕を見ると、この一角が産卵ポイントであることは間違いありません。









1時間半後、再び産卵が見られました。先程と異なる♀のようです。





もう一度♀が飛来、産卵前に風で飛ばされるようにして姿を消しました。これも別個体のようです。

♀ 静止


♂の目撃は、♀が飛来する1時間半前、産卵場所付近で静止していた1♂のみ。接近しても飛びませんでした。

♂ 静止



2018.6.22 宮城県

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