ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

アキアカネ 2023<10月>

2023-10-31 | トンボ科アカネ属

<10.30>

開放水面

コノシメトンボの連結産卵を撮影した人工池のアキアカネ。開放水面では動きが激しく撮影はかなり難儀でした。
産卵は10時前から始まって正午頃まで見られましたが、田圃と違ってヒット率が悪く思いのほか苦戦です。

当所ではすべて打水産卵 1ヵ所に留まらず飛び回る






疲れ切った♀は引きずられる状態








隣接する草原に着地した交尾態

2023.10.30 神奈川県

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コノシメトンボ 2023<10月②>

2023-10-30 | トンボ科アカネ属

<10.30>

沖へ沖へ

1週間前に都下のコノシメトンボの産卵撮影に行きましたが、メインの時間に日が翳って出が悪く撮れずに終了。
岸近くで撮れそうな人工池を探して期待半ばで出直すと、11時半をピークに予想以上の連結態が飛来しました。
しかし、やはり沖へ沖へと進みます。何時もながら思うように撮れないトンボです。秋晴れで気温23℃。

連結産卵 岸近くにはなかなか寄ってこない 正午には殆ど姿を消した












打水の連続写真





2023.10.30 神奈川県

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カトリヤンマ 2023<10月④>

2023-10-29 | カトリヤンマ

<10.27>

今季初めて

前回から3日後、再び埼玉のカトリヤンマです。13時頃に暗い湿地で今季初めてのホバリングを目撃しました。
短いホバリングを交えての探雌行動で、約1分間で飛び去りました。それにしても出が悪い。快晴で気温23℃。

ホバリングを交えて探雌する♂




13時50分頃、最初の♀が産卵を始めると、突然♂が現われて飛びつきましたが、捕捉失敗。♀は逃げました。
上の♂が近くに静止して待っていたようです。その後、♀を探してやや広い範囲を約20分間飛び回りました。
湿地の要所要所でホバリングを見せたものの、♀を取り逃した後だけに安定せず、追うだけでも一苦労でした。









腹部の左側は擦れてているようにも見えるが泥 かなりの老熟個体




産卵は15時前後に3♀を目撃していますが、いずれもかなり敏感でした。今季は♀も極端に少ないようです。

暗い湿地の土手で産卵


朽木に産卵


別個体





2023.10.27 埼玉県

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ミヤマアカネ 2023<10月>

2023-10-28 | トンボ科アカネ属

<10.26>

浅瀬に集まる

多摩川中流域のミヤマアカネの連結産卵です。1年経つと川の環境変化は当たり前で、行かないと分かりません。
昨年見つけたわんどは消失して、水が殆ど流れ込まない浅瀬に連結態が集まりました。幸い撮りやすい場所です。
到着時の11時前には数頭が連結産卵中、あるいはこの頃がピークであったか、20分間程次々に飛来しました。
約1時間でおよそ30対は産卵。11時半には半減し12時半を前にして終了でした。快晴で気温24℃。

産卵環境 浅瀬の岸辺近くに集中した




















わんどの本流側で産卵する連結態


打水産卵の連続写真(1)




打水産卵の連続写真(2)




打水産卵の連続写真(3)






正午近くになると連結態の飛来が極端に減り、大半は二巡目の産卵になるので短時間で連結を解いてしまいます。
そんな状況下の12時5分頃、普段はあまり見ない単独産卵を目撃しました。約1分半の産卵でした。

警護飛翔後、静止した♂と単独産卵の♀ 連結産卵後に連結態で約3分間休止してから産卵を開めた








産卵後の♀は無防備に河原の草叢に止まることが多い


草原で交尾して連結態で産卵に飛来するのが通常パターンですが、産卵後の♀が捕捉された交尾態も目立ちます。
目撃が多いのは後者で十中八九は石に止まります。他のアカネより縄張り♂の捕捉率が高いような気がします。

河原の石に止まった交尾態


草原の交尾態





2023.10.26 東京都

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カトリヤンマ 2023<10月③>

2023-10-27 | カトリヤンマ

<10.24>

気配なし

3回目の埼玉のカトリヤンマ、昨年は4回行って毎回ホバリングが撮影できましたが、まだ目撃すらありません。
今回も気配なく、14時前に探雌に来た♂はすぐに止まります。その後、散発的に♀が飛来したものの落着かず。
15時過ぎに3♀が同時に飛来しても同じ状況でした。天候はまずまずで、何が悪いのか。晴天で気温23℃。

一回り探雌すると静止してしまう


しばらくして♀が飛来するも、すぐに産卵をやめ静止した


以下、14時半から15時半までの産卵です。どれも落着かず、一瞬の産卵に振り回されたま終了しました。

暗い湿地での産卵






前回から10日以上経過して、リスアカネの生殖活動は終盤。連結産卵しても力なく、大半はすぐに休止します。
しかし、まだ終わったわけではなく、待ち構えていた縄張り♂が♀を捕捉しました。

<リスアカネ> 交尾態



2023.10.24 埼玉県

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