ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ヤブヤンマ 2018<6月>

2018-06-30 | ヤブヤンマ

<6.30>

6月のぶら下がり

昨日、関東地方で梅雨明けが発表されました。6月中の梅雨明け宣言は、確か聞いたことがありません。
ヤブヤンマの産卵撮影に行きましたが、1♀が様子見に飛来したのみ。気温が高過ぎたか♂は見ませんでした。

この日も気温上昇の予報、ターゲットは都区内の公園のぶら下がりヤンマ。6月中に行くのは初めてです。
午前中からヤブヤンマ♂がぶら下がり、午後からも飛来。マルタンヤンマは1♀のみでした。最高気温34℃。

若い♂のぶら下がり 黄色が際立つ














<マルタンヤンマ> ♀のぶら下がり

2018.6.30 東京都

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アマゴイルリトンボ 2018<6月>

2018-06-29 | ・アマゴイルリトンボ

<6.24>

中途半端

今季もオオトラフトンボの新たな生息地を探しましたが、徒労に終わり、結局、最後は裏磐梯の沼に行きました。
到着早々水面を見ると狭い範囲に卵紐が3個。出遅れです。♀は一度も見ず、水位が低く♂も遠くを飛びます。

アマゴイルリトンボに切替えましたが、予想していたとおり成熟前の個体が多く、交尾態は目撃しませんでした。
2対の連結産卵を撮影したのが救いで、折角の晴天も中途半端な遠征になりました。最高気温26℃。

連結態 交尾前に見失う


時折ホバリングをして連結を試す♂がいましたが、♀は暗がり逃げ込んで応ずる気配がありません。

♂ 飛翔






11時20分頃 連結産卵




12時40分頃 連結産卵 上と同じ池






♂ 静止










半成熟♂


未成熟♂


♀ 静止




捕食


半成熟♀




未成熟♀

2018.6.24 福島県

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アオヤンマ 2018<6月②>

2018-06-26 | アオヤンマ

<6.22>

思いがけず

苦戦続きのアオヤンマ。遠征した東北の沼で、思いがけず産卵に出会いました。まさかここで撮影できるとは。
正午頃に何度か♀の姿を目撃しましたが、オオセスジイトトンボが優先なので、探すことはありませんでした。
13時頃、たまたまガマの群落で産卵する♀を発見。♂が飛ばないなかの産卵で、初めて見るパターンでした。

♀ 産卵


移動して落着き、風に煽られても産卵続行。手前の葉が風で揺れると全身が見え、この時ばかりは風が味方です。
右の産卵痕を見ると、この一角が産卵ポイントであることは間違いありません。









1時間半後、再び産卵が見られました。先程と異なる♀のようです。





もう一度♀が飛来、産卵前に風で飛ばされるようにして姿を消しました。これも別個体のようです。

♀ 静止


♂の目撃は、♀が飛来する1時間半前、産卵場所付近で静止していた1♂のみ。接近しても飛びませんでした。

♂ 静止



2018.6.22 宮城県

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オオセスジイトトンボ 2018<6月②>

2018-06-25 | ・オオセスジイトトンボ

<6.22>続編

風強し(その2)

風は16時頃まで吹き荒れ、苛々しながらの撮影でしたが、遠方まで来て交尾、産卵を撮らずには帰れません。
交尾拒否が目立つなかで、正午前後に3対の交尾態を目撃して1対を撮影。強風が吹いてすぐに飛び去りました。
交尾より容易と思っていた連結産卵の撮影も1対。沼の中央に行くのか何故か殆ど姿を見ませんでした。

連結態 交尾前


交尾態




強風にあおられ交尾を解く




連結態 別個体 交尾前に葦原の奥に消える


捕捉の瞬間 別個体


セスジイトトンボの交尾態は、水面、草原の至る所で見られます。いちいち撮る気になりませんでした。

<セスジイトトンボ> 交尾態


16時過ぎになってから、遠くの連結産卵を目撃。何とか撮影して帰りました。

連結産卵



2018.6.22 宮城県

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オオセスジイトトンボ 2018<6月①>

2018-06-25 | ・オオセスジイトトンボ

<6.22>

風強し(その1)

4年ぶりにオオセスジイトトンボの撮影です。埼玉の生息地は絶滅、関東は期待薄なので東北に遠征しました。
過去の記録を頼りに宮城の沼を探索。初めての沼のどこにいるのか、最初の1頭を見つけることから始まります。
快晴でも強風が吹き荒れ、イトトンボの撮影には最悪。帰りたくなるような状況でした。

11時過ぎ、ある一角に辿り着くと、それまでは目撃のなかったオオセスジイトトンボが多数集結していました。
まだ成熟過程の個体が主流ですが、すっかり青くなった♂も見られました。最高気温27℃。

♂ 静止 右下はセスジイトトンボ♂












青くなる過程の♂ この段階の個体が目立つ






緑色の段階の♂




クロイトトンボを捕食






沼では、凄まじい数のイトトンボが羽化して飛立ちます。多くはクロイトトンボ、セスジイトトンボでした。
食餌には事欠かず、若い♂や♀の捕食シーンを何度も見ましたが、風が強くて満足に撮影できていません。



♀ 静止







2018.6.22 宮城県

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