ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ナニワトンボ 2022<9月>

2022-09-30 | ・ナニワトンボ

<9.30>

草のなか

今季のナニワトンボは、予てからの候補地で個体数が増加傾向にあるという大阪の自然公園に行ってみました。
初めて行く所で産卵場所の選定から開始。環境のよい池端を探すうちに11時を過ぎ、産卵が始まっていました。
他によいポイントがあるかもしれませんが、連結態が集中してまずは成功。13時過ぎまで産卵に飛来しました。
しかしながら、草のなかに潜り込まれて個体数のわりに思うように撮影できずに心残り。最高気温は29℃。

連結産卵 草の隙間に出た時に上から撮るしかないので卵の落下の撮影は困難








草のない所に来るのは極僅かな時間






連結産卵から単独産卵に移行した♀




交尾態












縄張りの♂







2022.9.30 大阪府

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミルンヤンマ 2022<9月>

2022-09-29 | ミルンヤンマ

<9.28>

珍現象

朝晩冷え込み、やっと秋らしくなってきました。今季行っていない西多摩のミルンヤンマです。最高気温26℃。
午前中は3♂が流れを往復していたのみで、探雌行動が盛んになったのは15時頃から。よくあるパターンです。
この日はホバリングする♂を何度か目撃。淀みのある一角で、上流と下流から探雌する♂が丁度出会う地点です。
バトルになり飛び去ることが多いものの、下流からの♂が手前で速度を落とし時にホバリングを見せました。
過去の目撃もこの一角のみ。ホバリング自体は2、3秒ですが、長いと2分程留まるので撮影機会がありました。
約15分間に数回現われてホバリングしたのは見たことがない珍現象。バトル後も戻るので同じ♂と思われます。

13時20分頃の♂ 上流での探雌行動


14時40分頃の♂ ホバリング地点の手前で探雌




約3mの範囲をホバリングしながら飛ぶ ♀が来るポイントではなく縄張りを誇示する行動か
















11時半頃に盛んに探雌していた♂が休止 15時を過ぎても動きなし




♀の目撃は2回。落着いた産卵は最後まで見られませんでした。

正午過ぎの♀ 産卵場所が定まらず数mから10数mで着地して上流に移動 ここで見失う


14時50分頃の♀ 転々と移動してやっと落着いたところで♂が飛来して逃げる



2022.9.28 東京都

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マダラヤンマ 2022<9月②>

2022-09-27 | マダラヤンマ

<9.25・26>

2日間の待機

台風一過を待ち、再び上田のマダラヤンマの交尾狙いで行きました。晴天、最高気温27から28℃でまずまず。
今季は遅れ気味で、この時期に2日続けて待てば外すことはないはず。ところが、3年連続で撮影できずに終了。
天候が回復したのは前日の午後、14時頃に交尾態の静止が見られたようで、3日間でその1例ということです。
♀が極端に少なく、2日間とも14時頃に入った1♀の目撃のみ。相当運がないと交尾撮影ができない状態です。
溜池の水抜きで水位が50㎝以上低い環境下ではありますが、今季の個体数の減少は否定できません。

初日の♂の活動状況です。9時半から17時の観察。何時になく不活性で♀の飛来時に不在では話になりません。
静止の個体数は目立ちましたが、夕方になってもホバリングを見ませんでした。

前回撮っていない静止 同じ一角に3♂が待機して度々ガマの群落の外に出て止まる 












ガマのなかを移動する♂ ホバリングは殆ど見られず

2022.9.25 長野県

2日目は8時から15時半までの観察で♂はさらに活性なし。1♂のホバリングが見られたのは8時台でした。
午後になると探雌行動が一段と不活発になり、静止する個体も少ない状態でした。

ホバリングする♂ 朝の気温は20℃






ガマの外側に出て静止する♂は午前中も殆ど見られず

2022.9.26 長野県

<オナガサナエ> ♀ 当所では同種の他、休止に来るミヤマサナエも時に目撃する



2022.9.25 長野県

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ネキトンボ 2022<9月>

2022-09-24 | トンボ科アカネ属

<9.21>

日射しある時に

曇天下、マユタテアカネはそこそこ産卵してもネキトンボはそうはいかず、目撃は日射しのある時の3対のみ。
連結産卵は動きが激しくヒット率が悪いので、個体数が少ないと撮影は厳しい。さらに打水シーンは偶然の産物。

連結産卵




午後になっても必ず居残りの♂が見られる



2022.9.21 東京都

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マユタテアカネ 2022<9月>

2022-09-23 | トンボ科アカネ属

<9.21>

悲劇

3日間雨天の後でこの先も雨予報。僅かな晴れ間を期待しましたが、結局、日射しは殆どなく気温23℃止まり。
目的のネキトンボは3対のみの目撃でも、マユタテアカネは少ないながらほぼ通常どおりに連結産卵しました。
個体数がかなり減ったシオカラトンボに連結産卵中の♀が襲われました。悲劇の顛末です。

連結産卵 狙われた連結態


シオカラトンボ♂が連結態の♀に飛び掛かる


♂は一瞬で逃げて♀が捕まる


危機一髪逃げて捕食は免れても水没


連結産卵












翅に斑紋があるタイプの♀




<シオカラトンボ> 白粉を帯びた老熟♀ 度々現われて短時間産卵

2022.9.21 東京都

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする