ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

アキアカネ 2018<11月>

2018-11-15 | トンボ科アカネ属

<11.10>

晩秋の田圃

減少傾向のアキアカネ、10年程前に連結産卵を撮影していた里山の田圃の様子を見に行きました。環境には変わりありません。
10時半頃到着して交尾態と連結産卵を目撃しましたが、次々に連結態の飛来とはいかず、いくつかある田圃を探し回る状態でした。
11時を過ぎると早くも産卵はほぼ終了。終盤近いとはいえ、やはり個体数が減っているのか。この時期にしては気温が高く23℃。

交尾態


連結産卵








♀の動きが緩慢な連結態が見られました。そろそろ限界のようです。



打泥して一瞬♀の動きが止まる


連結態が姿を消した頃、単独で飛来して産卵する♀がちらほら見られました。1頭は即♂に捕捉され、他は行方不明。
田圃脇の梢に止まっている♀は単独産卵のタイミングを狙っているようです。

♀ 静止


♂ 静止

2018.11.10 神奈川県

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オオキトンボ 2018<10月②>

2018-10-30 | トンボ科アカネ属

<10.25>続編

天候に恵まれて(その2)

オオキトンボの連結産卵です。昨年は極端に個体数が少なく心配でしたが、同じ様な天候で2桁の連結態が飛来しました。
ただし、今年も溜池の水位が高く泥が露出した場所がないので全て打水産卵になり、大半は沖へ沖へと飛んでしまいます。

最初の産卵は早目の10時18分に始まりました。完全に逆光になる時間帯で、動きも激しくピントを外すばかりで焦りました。

連結産卵






















連結産卵開始から1時間以上が経過して何とか数対を撮影しましたが、11時半頃には姿を消して単独産卵が見られるのみとなりました。
ところが、これで終わりではありません。正午直前、最後の連結態が飛来しました。この時間になると光線状態がよくなります。
しかも、あまり警戒心がない個体で時々岸辺に寄ってきます。約7分間の長い産卵、数年ぶりに思う存分撮影できました。

産卵タイムはこれまで最長の約1時間50分に及び、今年は気分よく帰れました。やはり行った日と個体次第ということです。

















連結産卵が一段落した後、11時55分頃に単独で飛来して産卵する♀です。連結産卵から単独産卵に移行する♀は稀でした。

♀ 産卵






タイリクアカネは朝の草叢で1♂、1♀、池端で縄張りする1♂を目撃しています。連結産卵は11時10分頃の1対のみでした。
縄張りのオオキトンボに邪魔され、何度も移動しての産卵でした。昨年、連結産卵していたキトンボは1♂の目撃に終わっています。

<タイリクアカネ> 連結産卵

2018.10.25 兵庫県

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オオキトンボ 2018<10月①>

2018-10-28 | トンボ科アカネ属

<10.25>

天候に恵まれて(その1)

今年も終幕が近くなり、恒例の兵庫のオオキトンボに出かけました。全国的に晴渡る予報で天候に不安はありません。
しかし、溜池の環境が年々変化しているので行ってみないと生息状況は不明。先月のナニワトンボのような空振りもあり得ます。

結果は案ずることなし。前日の天候が芳しくなく多くの個体が活動する絶好の日に当たりました。最高気温は例年並みの22℃。
珍しく交尾態4対の撮影機会があり、まずはその状況から。多数見られた連結産卵は次回です。

9時頃到着して、まずは昨年撮れていない交尾態探しです。溜池の堤防から見下ろす窪地に♂が10頭程見られました。
♀を探して飛び回っては休止の繰り返し、いずれ♀を捕捉するとみて待機しました。この時間帯は敏感で静止を撮るのも大変です。

♂ 静止








9時45分頃になって産卵時間前の交尾が成立。草叢のなかの交尾態を発見しました。約7分間のやや長い交尾でした。

交尾態




上の交尾態が移動


10時頃に水辺に移動して連結産卵を待ちました。以下は、縄張りの♂が池に飛来した♀を捕捉した交尾態です。
20分足らずの間に集中して3対が見られました。

連結態 10時52分 すでに交尾を解いていて産卵に飛立つ直前


交尾態 10時56分 単独産卵中の♀を縄張りの♂が捕捉


交尾態 11時7分 同上




♂ 飛翔 縄張り行動








♀ 静止 連結産卵後 水辺近くで一時休止


11時40分頃、単独産卵の♀を連結する♂にもう1頭が絡みました。逆光で不鮮明ですが、絡んだのはタイリクアカネの可能性もあります。

♀を連結する♂に争いを仕掛ける♂


連結を断念した♂と飛立つ♀ 絡んだ♂はいち早く上空に


濡れた翅のまま♀が飛立つ

2018.10.25 兵庫県

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カトリヤンマ 2018<10月④>

2018-10-26 | カトリヤンマ

<10.20>

決着

明るい場所でのカトリヤンマのホバリング撮影に出直しました。2、3日晴が続く予報、ここで何としても決着したいところです。
今回は狙いどおり現われました。今季のカトリヤンマはこれにて終了です。15時半頃まで晴天で最高気温は22℃でした。

13時頃、探雌の♂が湿地に現われました。前回同様、短いホバリングを交えて低空飛行、約2分間で姿を消しました。
暗い湿地に日が射し込む時間帯でストロボなしで撮影。約1時間半後にも♂が現われて♀を襲いましたが、逃げられています。

♂ 飛翔




さて、姿を消した個体が珍しく隣接する湿地に移動しました。今季も何度か待機した場所にやっと出てくれて約9分間のホバリング。
想定外の13時頃、早くも飛来したのはうれしい誤算でしたが、停止時間が短く忙しなく動く個体でいつになく撮影に苦労しました。

















姿を消して終わりと思っていると、戻ってきてすぐ横の草原で再びホバリング。約2分で飛び去り、その後の飛来はありませんでした。



産卵は12時半頃から見られました。ピークは14時頃、前回より個体数が多く、落着いて産卵する個体が目立ちました。
晴天の割に産卵時間が前倒しで15時半でほぼ終了。気温は21℃です。まだ綺麗な個体もいますが、間違いなく終盤が近いようです。

♀ 産卵

















♀ 静止 産卵休止

2018.10.20 埼玉県

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リスアカネ 2018<10月>

2018-10-23 | トンボ科アカネ属

<10.16>

待ち時間

カトリヤンマ出現までの待ち時間、恒例のリスアカネ連結産卵の撮影です。正午過ぎに日が射して、続々と連結態が飛来しました。
連結を解いて単独産卵に移行する♀と上空に消える♀は半々です。この日は単独で現われて産卵する♀が目立ちました。

連結産卵














静止する♂と腹部の上下動を止めず産卵を継続する♀


♀ 産卵










♀ 静止 産卵休止

2018.10.16 埼玉県


この日は交尾態の目撃がありませんでした。4日後に同じ場所で撮影した交尾態です。単独産卵の♀が捕捉されました。

交尾態



2018.10.20 埼玉県

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