ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

ムスジイトトンボ 2019<6月>

2019-06-30 | イトトンボ科

<6.28>

都心のイトトンボ

1週間先まで雨マーク、予定が立ちません。待機を決めていたところ、都区内は午前中が晴予報に変わりました。
都心の公園で生息するムスジイトトンボの様子見です。初めて行く公園で思いがけず多数の個体を目撃しました。
しかし、産卵する連結態は岸から離れて行くのでなかなか撮れません。蒸暑く、最高気温は30℃超え。

交尾態


連結産卵


連結態


♀ 静止 連結産卵中に♂が襲われた模様




♂ 静止

2019.6.28 東京都

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オオモノサシトンボ 2019<6月>

2019-06-28 | ・オオモノサシトンボ

<6.22>

雨降り

天気予報ばかり気にする今日この頃。梅雨らしいというべきか、今季は梅雨の晴れ間がなく出かけられません。
待機も限界、晴れ間がありそうな北関東にオオモノサシトンボを見に行きました。個体数の減少傾向が心配です。
しかし、予報が外れて昼前から雨。♀は未成熟しか目撃せず、時期も早かったようです。最高気温は26℃。

交尾、産卵には厳しい状況下、縄張り♂は大粒の雨を受けても動じません。珍しく雨中の撮影です。

♂ 静止









♀ 未成熟 静止








到着時、一番多く見たのは未熟のコシアキトンボでした。少ないながらも成熟したコフキトンボもちらほら。

<コシアキトンボ>未成熟 <アキアカネ>未成熟


雨は降りやまず、別の沼を見て帰りました。悪天候で個体数の多寡は分からないものの健在。雨宿りする♂です。

♂ 静止



2019.6.22 群馬県

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ホンサナエ 2019<6月>

2019-06-25 | サナエトンボ科アオサナエ属・ホンサナエ属

<6.18>

余裕

久々にホンサナエの卵塊造りを撮りました。湖岸で縄張りする♂をすり抜けて♀が近くの草原に止まりました。
間違いなく卵塊を造るはずです。着地して直ちに卵を出し、約1分間で沖に向かって高速で飛んでいきました。
やや強い風に揺られる葉の上ですが、撮り易い場所なので余裕あり。

♀ 静止

卵塊造り 18秒経過


47秒経過


♂ 飛翔 ホバリング


♂ 静止





2019.6.18 群馬県

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オオトラフトンボ 2019<6月>

2019-06-22 | ・オオトラフトンボ

<6.18>

忍耐

撮りたくても撮る機会が少ないオオトラフトンボ。毎年新たな産地探しに行きますが、殆ど空振りに終わります。
今季は羽化を撮影した湖畔に行きました。時期が合わなかったか、快晴でも♂が全く飛ばない嫌なムード。
一番の目的は卵塊造りで、♀が来そうな場所を2時間程行ったり来たり。気配がなくてもトンボ撮影は忍耐です。
11時頃、遂に現われました。どこに止まるか緊張の一瞬。草の間に姿が見えますが、風が吹くと草に隠れます。

♀ 卵塊造り 着地後44秒経過


1分23秒経過


この位置では埒が明かず、卵塊が大きくなるのを待って反対側への移動を決断。敏感で動いた途端に飛びました。
遠くには行かないので数m先に着地。前よりは撮り易い所ですが、やはり全身が見える隙間を見つけて右往左往。

2分9秒経過


2分36秒経過


約3分経過 


最初の着地から3分15秒の卵塊造りでした。岸辺近くでは産卵せず、沖に向かって一直線に飛んでいきました。
♀の目撃はこれのみ。改めて周辺を見ると、この時期でも数個体が羽化していました。目撃したのは全て♀です。

♀ 羽化




♀ 羽化 別個体


クロサナエ♀が飛来して近くに止まり、珍しい組合わせになりました。



開翅


飛立ち直前


♀ 羽化直後 別個体の飛立ち

2019.6.18 群馬県

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キイロサナエ 2019<6月>

2019-06-20 | サナエトンボ科アジアサナエ属

<6.16>

雨上がり

埼玉のキイロサナエです。6月初旬に2回行って産卵の目撃なし。縄張り♂も少なく生殖活動が遅れていました。
中旬になり、雨上がりで気温が上がる予報、今回は外すわけにいきません。快晴で最高気温30℃。

10時40分頃、前回は飛来しても産卵せずに去った水路に♀が現われて、今度は産卵しました。
静止して卵塊を形成して打水、そのままホバリングし再び打水して飛び去るパターンで、約2分間の産卵でした。
しかし、狭い水路なので上からしか撮れず、まごまごするうちに終わってしまいました。

♀ 産卵 約40秒間ホバリングして行ったり来たり

水面際の草の下に止まって約20秒間卵塊造り


飛立ち数秒後に打水


ホバリングして約1分間卵塊造り




打水して飛び去る


数分後、10m程離れた草陰に♀が潜り込んだ様子。探しきれずにいると10時52分、葉上に姿を見せました。
約30秒間静止して卵塊を形成しましたが、目立つ大きさになる前に草の下で打水して消えました。

静止して約30秒間卵塊造り


これまで1日3回の産卵目撃はありませんが、気温が上昇しても♂が降りてくるので期待できそうな雰囲気です。
12時40分頃、縄張りの♂が姿を消した明るい水路、水面すれすれでホバリングする♀を見つけました。
ホバリングと静止を繰り返し、飛び去るまで約3分40秒のやや長い産卵になりました。

ホバリングして約30秒間卵塊造り


打水後、約50秒間静止して卵塊造り




飛立って6秒後に打水、その後23秒後に2回目の打水、ホバリングを続行し再び止まりました。

ホバリングして約40秒間卵塊造り 途中で2回打水






飛立ってから約45秒後に止まり約40秒間卵塊造り


約30秒後


約40秒後 飛立ち直前 


卵塊が大きくなっても打水せずに樹上に飛んで見失いましたが、約1分後に現われて打水。これで産卵終了です。

♂ 静止







2019.6.16 埼玉県

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