<10.14>
減少の気配
関西への途中、今季も静岡のコバネアオイトトンボを撮影。年1回の3回目の観察ながら、年々減少の気配です。
前回までは14時前に産卵が始まりましたが、気温が28℃と高く♂が水辺に現われたのは14時半過ぎでした。
最初の連結産卵は15時頃、16時半までで産卵の目撃は2対のみでしたが、1対は交尾から撮影できました。
連結産卵 最初の連結態
15時20分頃、連結態が現われて交尾。約15分後、3回程移動して交尾を解き再交尾する場面もありました。
交尾態
連結態 移動して一旦交尾を解く
産卵に向かうことなく再び交尾
交尾目撃から約30分間経過。交尾を解いて2分程休止し連結産卵を開始しました。多分この日最後の産卵です。
連結産卵
♂が飛来して間もなく、オオアオイトトンボの♀を連結しました。2年前にも同じ異種間連結を目撃しています。
一角ではオオアオイトトンボがとくに多いわけではなく1♂、1♀のみしか見ていません。
オオアオイトトンボの♀を連結する♂
異種間連結 数分間連結して解除
一旦断念して数分後に戻り、再び同じ♀を連結しました。2♂が縄張りしていましたが、おそらく同じ♂です。
何度も移精を試みるが、嫌がる♀は枯草にしがみ付いて抵抗
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2021.10.14 静岡県