鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

柏戦報道

2007年11月19日 | Weblog

鹿島貴重な白星で2位浮上/J1
<J1:鹿島1-0柏>◇第32節◇18日◇カシマ
 鹿島MF本山が主将マークを巻いて奮闘し、3戦ぶりフル出場でチームを7連勝に導いた。前半42分、ゴール前で左足シュートを狙い、ミートできなかったが結果的にMF船山の前に転がり、決勝弾につながった。
 「前に転がって良かった」と苦笑い。逆転優勝に望みをつなぎ、来年のACL出場権獲得の可能性を高めた。
[2007年11月18日20時46分]

鹿島が逃げ切り7連勝/J1
<J1:鹿島1-0柏>◇第32節◇18日◇カシマ
 前半中盤までは両チームとも強烈なミドルシュートが飛び交った。前半15分に鹿島DF新井場の約25メートルの左足ミドルがゴール左を襲えば、同28分には柏MF永井の左足ミドルがバーを直撃した。終盤に試合が動き、同43分に鹿島MF船山が左足ボレーを決めて先制した。

 後半に入ると、こう着状態に入った。同4分に鹿島MF青木が右足ボレーを放ったがゴール右上をかすめた。柏も同10分にFW鈴木がゴール前でフリーになり、右足を振り抜いたがゴール枠内をとらえきれなかった。鹿島は終盤、MFダニーロが退場処分も1-0で逃げ切り、7連勝。敗れた柏は6戦未勝利となった。 [2007年11月19日0時51分]

鹿島2位浮上、船山が千金弾/J1

初先発初得点を記録した鹿島MF船山(中央)は、サポーターとともに喜び合う
<J1:鹿島1-0柏>◇第32節◇18日◇カシマ
 鹿島が新人MF船山祐二(22)のプロ初先発初得点で、奇跡の逆転優勝へ望みをつないだ。引き分け以下ならV消滅の可能性もあった柏戦で1-0の勝利。船山が前半42分に左足シュートで先制弾を決め、後半は退場者を出しながらも1点を守り切って、01年以来の7連勝を飾った。G大阪を抜いて2位に浮上し、引き分けに終わった首位浦和との勝ち点差は4に急接近。次節24日の浦和との直接対決へ最高の形でつなげた。

 船山はプロ初先発の晴れ舞台で、いきなりヒーローになった。前半42分、MF本山がシュートミスした球が、目の前に転がってきた。腰を思い切りひねり、左足ボレーでゴール右に沈める。「オレやっちゃったな、と思いました。岩政さんに『それまで何もしてなかったけどな』と言われました」と照れ笑い。6年ぶりの7連勝に導いたプロ1年生は冗舌だ。

 運命的な一戦だった。相手の柏には小4から6年間、下部組織に在籍した。リフティングのテストで約30回しかできなかったのに「100回できました!」と虚偽申請? しながらも合格し、小6時は背番号10を背負った。結局ユースには昇格できず、悔しい思いもした。試合前にはジュニアユースで同期の柏DF大谷から「お前のゴールで勝つなよ」とクギを刺されたが、しっかり恩返しした。

 「兄弟」の期待に応えた。「弟分」のFW興梠が前夜のU-22代表ベトナム戦でPKを奪う活躍。この日早朝に帰国した興梠から、電話でたたき起こされ「頑張れよ」と激励された。「兄貴分」で出場停止のMF小笠原からは「周りからガミガミ言われても自分の思う通りにやれ」と声を掛けられていた。

 試合後はゴール裏のスタンドに飛び込んだ。2日の初トークショーには約20人しか集まらなかったが、この日は約1万6000人の鹿島サポーターを巻き込んで、船山コールを一緒に叫んだ。ここ3試合で浦和との勝ち点を6も縮め、ついに4差に。「残り2試合勝てばチャンスがある」。ルーキーが起こした勢いに乗って、24日には浦和と直接対決する。 【広重竜太郎】 [2007年11月19日9時32分 紙面から]

鹿島2位浮上で逆転V見えた!新人のゴールが勢い象徴
 J1第32節(18日、カシマほか)鹿島が7連勝でG大阪を抜いて2位に浮上した。2試合連続引き分けの首位浦和にじわりと肉薄。次節はその浦和との直接対決を控えており、大逆転での通算10度目の国内主要タイトル獲得も視界に入ってきた。

 勝ち続けなければならないという重圧を逆にパワーに変えている。この日はMF船山が決勝ゴール。1年目のMFの初ゴールで大事な一戦をものにするあたりに、チームの勢いが現れた。

 攻めあぐねて重苦しい雰囲気が漂っていた前半42分、FKのこぼれ球に鋭く左足を振り抜いて、値千金となる決勝点を奪った。昨季関東大学リーグを制覇し、大学最強の呼び声が高い流通経大から鹿島入り。リーグ戦初の先発起用に最高の形で応えた。

 豊富な運動量と激しいコンタクトプレーが持ち味の22歳は「チャンスを生かそうと思っていた。自分が入って負けたくはなかった。チームがもっと良くなった、と言われたかった」と負けん気の強さを見せた。オリベイラ監督は「船山は持っている力を発揮してくれた。若い選手の得点はチームに及ぼす影響が大きい。今後につながるゴールだった」と手放しで喜んだ。

 浦和との勝ち点差は4。次節の直接対決で勝てば、勝ち点差1まで追い詰められる。船山「あと2勝すれば、優勝の可能性がある。次の浦和戦は絶対に負けられない」と闘志をむき出しにした。

★克服しなければ…
 柏は鹿島の堅い守備を崩しきれずに、無得点に終わった。
 負傷者が多い上、北京五輪アジア最終予選に選手が取られていることもあって、思ったような攻撃を展開できなかった。石崎監督は「(順位に)上位も下位もなく、難しい試合になるのは分かっていた。押し込んでも、いいシュートが打てない。これを克服しなければ、上にいくことはできない」と淡々と振り返った。

大逆転Vも視界入り!鹿島、柏下しリーグ7連勝&2位浮上
 J1第32節(18日、鹿島1-0柏、カシマスタジアム)勢いは止まらない。7連勝の鹿島が、G大阪を抜いて2位浮上だ。次節は首位・浦和との直接対決(埼玉ス)。大逆転での10冠獲得も、視界に入ってきた。

 この日のヒーローはMF船山。0-0の前半42分、FKのこぼれ球に左足を振り抜いて、決勝点を奪った。

 「チャンスを生かそうと思っていた。自分が入って負けたくはなかった。チームがもっと良くなった、と言われたかった」と22歳のルーキーがリーグ戦初先発で決めた初ゴールを喜べば、オリヴェイラ監督も「船山は持っている力を発揮してくれた。今後につながるゴールだった」と賛辞を贈った。

 浦和との勝ち点差は4。直接対決で勝てば、同差1となる。船山「あと2勝すれば、優勝の可能性がある。次の浦和戦は絶対に負けられない」と闘志をむき出しにした。

7連勝2位浮上!鹿島逆転V見えた

<鹿島・柏>決勝ゴールを決めて柏に勝利し、スタンドでサポーターと喜ぶ鹿島・船山(中央)
Photo By 共同

 【鹿島1―0柏】鹿島が残り2試合で、ついに首位を射程圏内にとらえた。J1で今季初の7連勝を飾り、G大阪を抜いて2位に浮上。首位・浦和との勝ち点差も4に縮め、逆転優勝の可能性も出てきた。

 原動力となったのは、大卒ルーキーのMF船山だ。前半42分、FKのこぼれ球を左足でゴール左隅に突き刺した。MF小笠原の出場停止で巡ってきたプロ初先発。相手の柏は小学4年から中学3年まで所属した古巣だったが、このチャンスを見事にものにし「(柏には)最高の恩返しができた。オレって持ってるかも」と自画自賛だ。

 次節は首位・浦和との直接対決。勝てば勝ち点1差に迫るだけに、オリベイラ監督も「最高のモチベーションで戦える。良い準備をしたい」と力を込めた。悲願の10冠達成に向け、絶対に負けられない。 [ 2007年11月19日付 紙面記事 ]

鹿島逆転Vなるか!7連勝で2位浮上…J1第32節
 ◆J1第32節 鹿島1-0柏(18日・カシマ) 鹿島が7連勝でG大阪を抜き2位に浮上。2試合連続引き分けに終わった首位・浦和にじわりじわりと接近。次節はその浦和との直接対決を控えており、タイトル獲得も視界に入ってきた。

 この日は、1年目のMF船山の初ゴールが決勝弾。前半42分、FKのこぼれ球に鋭く左足を振り抜き、値千金となる決勝点を奪った。

 船山「チャンスを生かそうと思っていた。自分が入って負けたくはなかった。チームがもっと良くなった、と言われたかった」とゲームを振り返った。オリベイラ監督は「船山は持っている力を発揮してくれた。若い選手の得点はチームに及ぼす影響が大きい。今後につながるゴールだった」と喜んだ。 (2007年11月18日19時38分  スポーツ報知)

初先発舟山初ゴール!鹿島7連勝2位浮上…J1第32節

決勝ゴールを決めた鹿島・船山(中央)はスタンドでサポーターとバンザイ
 ◆J1第32節 鹿島1―0柏(18日・カシマ) 大逆転優勝へ、チームを救ったのは、ルーキーだった。前半42分、MF船山は、こぼれ球に迷わず左足を振り上げる。「入れ」願いを込めた一撃は、ゴール前混戦の間げきを縫って右隅へ。プロ入り初先発、初得点は値千金の決勝弾。「頭が真っ白になった。オレ、本当にやっちゃったよ」蛇行疾走とガッツポーズで狂喜乱舞した。

 人生の節目を前に気合がこもっていた。高校時代から交際を続けてきた菅原裕香さん(22)と結婚を決意し、来年1月に挙式を予定している。プロ1年目での一大決心に「年齢的に早すぎるかも」という不安があったが、「プロでやるために自分にプレッシャーをかける。これでメシを食っていくという思いを込めて、結婚します」鹿島入団直後の今年5月に決意したという。

 小学4年時、柏の下部組織への入団テストを受けた際には、リフティング試験で50回もできなかった。だが、他の受験生が100回以上続ける姿を見た船山は「100回です」と虚偽申告。合格と相成った。この日はMF小笠原の出場停止で巡ってきた初先発。結婚への決意と、動じない肝っ玉が船山の原動力だ。

 チームは01年以来の7連勝で2位に浮上。首位浦和との勝ち点差は4に縮まった。次節(24日)は浦和と直接対決。シンデレラボーイが出現した鹿島が猛烈な追い上げをみせる。

 ◆船山 祐二(ふなやま・ゆうじ)1985年1月19日、千葉県生まれ。22歳。小4~中学まで柏の下部組織でプレー。習志野高に入学したが、監督が流経大柏高に移ったため、1年途中で転校。流経大を経て今季鹿島入団。左利きのボランチ。176センチ、72キロ。J1通算7試合1得点。 (2007年11月19日06時02分  スポーツ報知)

J1 鹿島残った船山千金弾
2007/11/19(月) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
 Jリーグ1部(J1)第32節(18日・カシマスタジアムほか=9試合)鹿島が柏を1-0で下して2位に浮上。首位浦和は清水と0-0で引き分け、優勝決定は次節以降に持ち越された。G大阪はFC東京と1-1で引き分け3位となった。
 2試合を残して浦和の勝ち点は70で、鹿島が66、G大阪が65。浦和は次節の鹿島戦に勝つか、引き分けてもG大阪が引き分けか負けなら2連覇が決まる。
 新潟はエジミウソンの2得点で横浜FCを2-0で下した。川崎はジュニーニョの2ゴールなどで磐田に3-1で快勝。得点王争いはジュニーニョが21でトップ、エジミウソンは19でG大阪のバレーと並んで2位。
 横浜Mは千葉に3-2で逆転勝ち。名古屋はヨンセンのハットトリックで3-1で大分を下した。

■曽ケ端200試合出場
 ○…鹿島のGK曽ケ端準(28)が柏戦でリーグ戦200試合出場を達成した。しかし、本人は「知らなくて、ミーティングの前に言われて気が付いた」というほど意識していなかった。それよりも次節に直接対決を控える浦和と勝ち点4差に迫ったことで、残り2戦に集中している模様。「まだ2つあるし、抜かれる可能性もある。しっかりやりたい」と気を引き締めていた。

【ストライカー】
■初先発のルーキー 攻守で勝利呼び込む
 優勝争いに残るためにも絶対に負けられない中でチームを救ったのはプロ初先発のルーキー船山だった。小笠原の出場停止などで巡ってきたチャンスで勝利に貢献。「自分が入って駄目になるのは絶対に嫌だった。勝ててよかった」と声を弾ませた。
 値千金の決勝ゴールだった。前半は初先発の緊張もあり「ただいるだけの存在だった」と船山。チームのかじ取りを任せられるボランチにいながら、なかなか役割を果たせずにいた。しかし、前半42分のワンチャンスで本来のポテンシャルを発揮。右CKからのこぼれを本山が持った瞬間に「直感でくるなって思った」と、本山のシュートミスのボールが左後ろから向かってくると、迷わずに左足を振り抜き、ゴール右隅へ決めた。「一瞬頭が真っ白になり、おれやっちゃったよ、と思った。ナイスシュートではなかったので入ってよかった」と喜び、その後も体を張った守備などで相手攻撃の芽を摘み取り勝利の立役者となった。
 流通経大では中盤の2列目で名をはせていた。ボランチを始めたのは鹿島に入団してからで、当初は戸惑いもあった。それでも元来のボールさばきのうまさに加え、課題だった守備も日に日に向上し、オズワルド・オリベイラ監督も「信頼して送り出せる」と評価するまでに成長した。
 柏のジュニア、ジュニアユース出身で、初先発が柏戦ということもあり「6年間いたので、成長した姿を見せたい」と話していた船山は、言葉通りの活躍を見せた。だが「これがスタート。ここから積み重ねていかないと忘れられてしまうのでこれからも頑張る」と表情を引き締めた。次は浦和との大一番。「相手うんぬんより自分たちが2勝すれば優勝の可能性がある。しっかり勝ちたい」。この勢いを、浦和戦に持ち込むつもりだ。

■鹿島1-0 柏  堅守で1点守る
 【評】鹿島は前半42分、FKからのこぼれ球に船山が鋭く反応して先制。GK曽ケ端を中心とした堅い守備で相手の攻撃をしのぎきった。柏は後半、中盤を支配したが、ゴール前のパスの精度がいまひとつ。決定力も欠いた。

■鹿島・オズワルド・オリベイラ監督
 「今回は若手の船山、石神、大道の3選手が出たが、必要なときにできることは今後につながった。それに得点の1点が船山だったことはいい意味で無言のプレッシャーになってチーム内でいい競争につながればいい。浦和はビッグクラブでACLという厳しい戦いを勝ってきている。そのチームに最高のモチベーションで戦えることはとてもいいこと。タフな試合になると思うが、いい準備をして臨みたい」

貴重な得点を記録した船山一色である。
当然であろう。
獅子奮迅の本山も強烈な左足ミドルを魅せた新井場も積極的な青木も結果に結び付かなかった故報じられることはない。
それが歴史というものであろう。
主人公と言えども関東出兵には全く持って無関係である。
出番があっただけでもマシというものか。
逆に考えれば、無関係なエピソードで丸々1話使ってしまうとはネタ切れにも程があるということであろう。
真面目に構成をして欲しいところであった。