鹿島の“お祭り男”にこうご期待!
興梠とじゃれあう小笠原(左)
大舞台に強い鹿島のMF小笠原がチームを奇跡の逆転優勝へ導く。過去に00、01年のチャンピオンシップ、00年天皇杯、02年のナビスコ杯と4度MVPを受賞した“お祭り男”。「試合はいつも大事だけど、注目される試合で力を発揮できるというのも1つの能力だと思っている」と話した。12月1日の清水戦も絶対に負けられない大一番だが「決勝戦みたいなものだから」と自らの活躍でチーム悲願の10冠を達成するつもりだ。 [ 2007年11月30日付 紙面記事 ]
小笠原、鹿島ミラクルVへ“燃える男”宣言
普段は不言実行タイプの鹿島MF小笠原が、大一番を前に珍しく“MVP宣言”
リーグ最終戦の清水戦(12月1日・カシマ)に逆転優勝の可能性を残す鹿島のMF小笠原満男(28)が29日、無類の勝負強さを発揮することを宣言。「特に大事な試合。100%の力を出せるようにする。いい流れで来ているし、勝つことだけに集中したい」と、寒風吹き荒れるクラブハウスで力強く話した。
「決勝戦」にはめっぽう強い。00、01年チャンピオンシップ、00年度天皇杯決勝、02年ナビスコ杯決勝で計4度MVPを獲得。当然、リーグ最多だ。「特に大事な試合、注目されている試合で力を発揮できるのも、選手の1つの能力だと思う。清水戦でもその力を出したい」視線が集まれば、集まるほど燃える男、それが小笠原だ。
逆転優勝のためには、まず鹿島が清水に勝利することが大前提。その上で、浦和が横浜Cに引き分け以下に終われば、チーム10冠獲得が現実のものとなる。首位との勝ち点差11からの逆転Vは過去に例がない。「優勝したら、本も出せそうだし、映画もできそうだね」。主演男優は、もちろん小笠原が務める。 (2007年11月30日06時02分 スポーツ報知)
練習後インタビューから起こした記事である。
やはりもっとも注目すべき選手は小笠原満男とメディアは判断したようである。
確かに三冠以降トニーニョ・セレーゾ黄金期を引っ張った主力でスタメンは彼ということになろう。
だが、右目の負傷をものともせずフル出場の本山の存在があってこそ現在の成績であることは見逃せない。
結局のところこの二枚看板が今現在の鹿島の顔と断言せざるを得ない。
この二人を超える存在が現れてこそ、我等は更なる前に進むのであろう。
鬼に笑われても未来に期待をしたいところである。