鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

Fマリノス戦報道

2007年11月11日 | Weblog

鹿島6連勝、横浜は6戦未勝利/J1

25メートルのロングシュートを決める鹿島マルキーニョス(撮影・蔦林史峰)
<J1:鹿島3-2横浜>◇第31節◇10日◇日産ス
 横浜が早々に先制点を奪った。開始2分に、MF河合の早いリスタートで鹿島守備陣のスキを突き、FW大島がヘッドで決めて、幸先よく先制した。だが鹿島も反撃に転じ、同24分、MF本山のスルーパスに反応したMF野沢が抜け出し、最後はドリブルから左足シュートを沈めて試合を振り出しに戻した。

 後半序盤に鹿島が一気にスパートをかけた。同3分にMF小笠原のFKからFWマルキーニョスが合わせて同点。さらに同7分にはGKが飛び出したところを、マルキーニョスがループシュートを決めて逆転した。同35分に横浜FW坂田に1点を返されたが、そのまま逃げ切った。鹿島は6連勝で今節の浦和の優勝を阻止。横浜は6戦未勝利となった。 [2007年11月10日17時56分]

鹿島MF野沢が同点弾で勝利呼ぶ/J1
<J1:鹿島3-2横浜>◇第31節◇10日◇日産ス
 鹿島MF野沢が値千金の同点弾でチームの逆転勝利を呼び込んだ。開始2分で早々と失点し、不穏な空気が流れたが、同24分に仕事を果たした。MF本山のスルーパスに反応し、右サイドで受けるとドリブルで中に切れ込み、最後は左足シュートで沈めた。「相手は前がかりになっていてサイドが空いていたので、スペースを狙っていた」。狙い通りの同点ゴールからチームは勢いに乗り、後半立ち上がりの2点で勝利を決定づけた。
[2007年11月10日21時1分]

横浜は試合巧者鹿島に屈す/J1
<J1:鹿島3-2横浜>◇第31節◇10日◇日産ス
 横浜は攻撃サッカー復活の兆しをみせながら、試合巧者の鹿島に逆転負けを喫した。前半2分には早いリスタートから、FW大島が先制ヘッドを決める上々の滑り出し。その後も縦パスを中心とした攻めで、相手を押し込んだ。だが前半24分にカウンターで同点を許すと、後半開始直後に2失点し、試合を決められてしまった。大島は「ずっといい感じでボールが回っていただけに、2失点目が痛かった…」と悔やんでいた。
[2007年11月10日21時15分]

鹿島6連勝!残り3戦全勝だ/J1

横浜対鹿島 前半24分、同点ゴールを決める鹿島MF野沢(撮影・蔦林史峰)
<J1:鹿島3-2横浜>◇第31節◇10日◇日産ス
 名門としての意地が、鹿島を駆り立てた。1-1で迎えた後半3分、MF小笠原がDFとGKの間を突く正確な高速FKでFWマルキーニョスの勝ち越し点。同7分にはマルキーニョスがGKのクリアミスをループシュートで決めた。来季契約は現段階で白紙ながら年間自己新の13点目。「横浜時代からあのGK(榎本)が前がかりにプレーすることは分かっていた」。J5クラブを渡り歩いた経験が、浦和の今節での2連覇を食い止めた。

 第6節以降から前節まで積み上げてきた勝ち点は浦和と同じ57。開幕5戦未勝利という序盤の不振から見事なカムバック。粘り強さはこの一戦にも生かされ、2シーズンぶりの6連勝で浦和へプレッシャーをかけた。3戦連続アシストの小笠原は言う。「逆転優勝? ここまで(勝利を)落として今さらというのはある。できることは残り3試合を全勝すること」。すべてを出し尽くせば奇跡が起こるかもしれない。 [2007年11月11日9時48分 紙面から]

鹿島6連勝でV戦線残った!小笠原がオシム監督御前で存在感
 J1第31節第1日(10日、横浜M2-3鹿島、日産スタジアム)3位・鹿島がMF小笠原満男(28)の活躍で横浜Mを3-2で振り切った。

 視察に訪れた浦和・中村GMの前で、鹿島が横浜Mに3-2逆転勝利。6連勝で逆転優勝へ、わずかな望みをつないだ。

 1-1の後半3分、MF小笠原が右FKからFWマルキーニョスの逆転弾をアシスト。MF本山「強さの原動力はこの人」と信頼する背番号40は、日本代表のオシム監督の見守るなかで攻守に存在感を発揮した。
 「ここまで(試合を)落として今さらという感じもするけど、できることはあと3試合勝つだけ。きっちり勝って終われればいい」
 すでに自力優勝の可能性はないが、24日には浦和との直接対決(アウエー)も残す。「間違いなく浦和にプレッシャーをかけることができた」オリヴェイラ監督。最後まで鹿島は諦めない。
(千葉友寛)

10冠あきらめない!鹿島6連勝

<横浜・鹿島>後半7分、この試合2点目を決め、祝福される鹿島・マルキーニョス(手前右)
Photo By 共同

 【鹿島3―2横浜】鹿島が05年の4月以来、約2年半ぶりの6連勝。この日は試合がなかった首位・浦和との勝ち点差を5とし、優勝の可能性をつなげた。2得点で今季の得点を自己最多の13に伸ばしたマルキーニョス「残り3試合を全勝する」と、逆転優勝への強い意欲をほとばしらせた。

 マルキーニョスは今季が日本での7シーズン目で、すでに5チームに所属した渡り鳥。この日の相手となった横浜にも在籍したことがあり、後半7分には「横浜時代からGKが前でプレーするのは分かっていた」と癖を見抜いてループシュートを決めた。

 浦和の優勝阻止に向け鈴木満取締役が「ウチが負けて浦和を楽にさせることだけはやめよう」とゲキを飛ばし、選手は粘り強いプレーで応えた。優勝に向けて勝ち続けるしかない状況で、しっかりと勝ち点3を手にし、オリベイラ監督も「間違いなく浦和にプレッシャーをかけることができたと思う」と言葉に充実感を漂わせた。次節はMF小笠原が累積警告で出場停止となるが、浦和とは直接対決も残している。逆転優勝での悲願の10冠達成もまだあきらめていない。

 ≪横浜6戦勝ちなし≫横浜は後半3分に安易なファウルでFKを与えて勝ち越され、7分にはGKへの中途半端なバックパスから3点目を献上。中沢主将が「なんでもないプレーから失点している」と振り返ったように、ミスで自滅した。MF山瀬功が右足の違和感を訴えて急きょ欠場。前半2分にFW大島の今季13得点目となるゴールで先制したが、これで6試合勝ち星なし。ホームの連敗は4に伸びた。 [ 2007年11月11日付 紙面記事 ]

鹿島、V戦線にとどまる…J1第31節
 ◆J1第31節 横浜M2―3鹿島(10日・日産スタジアム) 3位の鹿島は後半開始早々にマルキーニョスが2得点して勝利に貢献した。1―1の3分にFKに合わせて勝ち越し点を奪い、7分にはミドルシュートをけり込んだ。横浜Mは終盤に1点差に詰め寄ったが、届かなかった。2位のG大阪がともに勝ったため、浦和の優勝は次節以降に持ち越された。

 鹿島が6連勝で、この日は試合がなかった首位・浦和との勝ち点差を5とし、優勝の可能性をつなげた。2得点で今季の得点を自己最多の13に伸ばしたマルキーニョス「残り3試合を全勝する」と、逆転優勝への強い自信をみせた。

 オリベイラ監督は「つくったチャンスの数で上回っていた」と自負する。しっかりと勝ち点3を手にした指揮官は「間違いなく浦和にプレッシャーをかけることができたと思う」と言葉に充実感を漂わせた。 (2007年11月10日19時11分  スポーツ報知)

鹿島6連勝 逆転Vへ執念見せる
2007/11/11(日) 本紙朝刊 スポーツ A版 8頁
 Jリーグ1部(J1)第31節第1日(10日・日産スタジアムほか=6試合)2位G大阪、3位鹿島ともに勝ち、首位浦和の優勝決定は次節以降に持ち越された。
 鹿島は3-2で横浜Mに競り勝ち、勝ち点を63に伸ばした。G大阪は遠藤-バレーのコンビによる2得点で千葉を2-0で下し、勝ち点は64。バレーは今季19得点目で得点王争いでトップに並んだ。新潟はFC東京を2-1で下し、暫定5位に浮上。柏は横浜FCと1-1で引き分けた。横浜FCは連敗を9でストップ。神戸は4-1で甲府に圧勝。磐田と名古屋は0-0で引き分けた。
 浦和は11日に川崎とアウエーで対戦する。

マルキ2発 鹿 島3-2横浜M
 【評】鹿島は後半開始早々にマルキーニョスが2得点して勝利に貢献した。1-1の3分にFKに合わせて勝ち越し点を奪い、7分にはミドルシュートをけり込んだ。横浜Mは終盤に猛反撃して1点差に詰め寄ったが、届かなかった。

 奇跡の逆転優勝へ向けて執念を見せた鹿島が4年ぶりに日産スタジアムで横浜Mを下し、6連勝を飾った。6連勝は05年の第3-8節で達成して以来。浦和の今節での優勝を阻止し、11日に試合のある浦和にプレッシャーをかけた。
 「一つも負けられない状況はみんな分かっていた」小笠原)。不運な立ち上がりも、今の鹿島には関係なかった。前半1分に田代がペナルティーエリア内で倒されたがPKを取ってもらえず、直後にセットプレーから失点。前線からプレスをかけてくる相手にミスが続き、嫌な流れになりかけたが、野沢は冷静にすきを見つけていた。「相手は前がかりでサイドが空いていた」。24分に速攻から右サイドのスペースへ飛び出すと、そのままドリブルで中へ切れ込み左足でネットを揺らした。
 同点に追いつけば、今の鹿島は強い。後半に見せ場をつくったのはマルキーニョス。後半3分に小笠原のFKにニアに走り込んで逆転ゴールを決めると、その4分後には相手GKのクリアボールをカットし、ループシュートで3点目。「相手のGKはマリノス時代から一緒にやっていて、前がかりでプレーすることは分かっていた。GKがボールをけったときにポジションが見えていて、自分のところにきたらトラップしてすぐ打つことをイメージしていたのでためらわずに打った」としてやったりの表情。
 攻撃のキーマンが結果を残し、守備でも最後まで粘りを見せて逃げ切った鹿島。次節は小笠原を出場停止で欠き、内田、興梠が五輪代表で不在。チーム力が問われる試合となるが、野沢「自分たちは上を見るだけ。下を見ずに残り3試合を全力で頑張るだけ」と表情を引き締めた。優勝の可能性がある限り、あきらめることだけはしない。

同点弾の野沢か勝ち越しアシストの満男かはたまた二得点のマルキーニョスか。
試合開始早々の田代の飛び出しや途中出場の敦のボレーそしてダニーロのミドルが決まっておれば、彼等もここに名を連ねておったであろう。
この試合では攻撃陣の活躍が光った。
特にマルキーニョスは上位に通用しないと揶揄されたことで発憤したのか攻守にわたって大車輪の活躍であった。
そしてチームはリーグ戦4試合連続3得点である。
絶好調だった2005年前半でも記録していない。
勝てていなかったエコパと横浜国際で記録していることも素晴らしい。
チームの熟成の表れであろう。
メンバーは揃っていると断言しようではないか。
後は試合中に起こるエアポケットのような集中の欠如だけを修正すれば、王者の風格も甦ってこよう。
気持ちの問題と言い換えることも出来る。
勝つことで養っていけるのでは無かろうか。
勝ち続けてシーズンを終えることが我等の願いなのである。