鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

ジュニーニョ、銅像制作中断

2012年01月03日 | Weblog
【川崎F】ジュニーニョ銅像の制作中断
 川崎Fが、昨季限りで退団したFWジュニーニョ(34)のモニュメント制作計画を中断することになった。9年間で214得点の功績をたたえ、ホーム等々力競技場に銅像を建てる活動を進めていたが、ジュニーニョが鹿島に入団することが決定。移籍先が国内クラブの場合、肖像権の取り扱いなどの問題が発生し、銅像制作や、メモリアルグッズの販売が困難な状況となり、中断を余儀なくされた。

 モニュメント制作委員会の加藤渉委員長は「彼への尊敬の気持ちは一切変わることなく、彼のサッカー選手としての意思を尊重し、今後のさらなる活躍を応援していきたいと思います。そして、彼がキャリアを満了した時点で再度、銅像制作への活動を再開したいと考えております」とコメントした。

 [2012年1月3日13時46分]

ジュニーニョの銅像制作が中断とのこと。
我が鹿島所属となったため、肖像権の取り扱いに問題が生じたため中断を余儀なくされた様子。
これは致し方のないところ。
川崎としては戦力外にと判断した選手を、主力として食指を伸ばすクラブがあるとは思ってなかったのであろう。
ジュニーニョには川崎だけでなく鹿島に於いてもレジェンドとなるよう尽力してくれると信じておる。
今年はジュニーニョの得点で勝利を重ねることとなろう。
楽しみである。

鹿島の伝統を作りし者

2012年01月03日 | Weblog
【寺野典子コラム】新監督に見る鹿島の伝統
2012年01月03日08:24

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

 史上初のJ2対決となった天皇杯決勝戦は、J1昇格が決まっているFC東京が2012年初タイトルを獲得した。川崎が湘南に、そして横浜が京都に敗れる試合を見て思ったのは、カップ戦ならではの一発勝負の面白さというより、リーグ戦を戦い抜くことの難しさだった。1試合いい試合が出来て、結果が残ってもそれを継続させる力がJ1で戦うチームや選手には求められているのだ。

 昨年は、名古屋、ガンバ大阪、鹿島と強豪であるはずのACL出場クラブが苦戦したシーズンだった。
 そこには、やはり東日本対震災の影響があった。震災後のJリーグ中断期に再始動へ向けた準備時間がACL出場チームにはなかった。心身のコンディションを立て直すことが出来ないまま、戦い続けるのは非常に大きな困難を伴ったはずだ。大きな悲劇を目の前にして「サッカーをやっていていいのか」という動揺をかかえたままACLを戦い、リーグ再開後には肉体的な疲労を改善する時間もなく、試合が続く。そんななかで、最終的に追い上げた名古屋やガンバの健闘は称賛に価するだろう。
「自分たちにはまだ圧倒的な強さが足りないなと思う」
 王者として挑んだシーズンの難しさを夏ごろに会った楢崎が語っていた。そして、「3連覇を成し遂げた、鹿島は本当にすごい」とも。

 ナビスコカップのタイトルを手にしたものの、リーグ戦は6位となった鹿島にとって、昨季は不本意な1年だった。天皇杯も敗退し、ACL出場権も逃してしまったのだから。
 被災したクラブハウスやスタジアムが使用できない期間があったことだけでなく、主軸の小笠原のコンディション不良、伊野波の移籍、岩政、中田の負傷離脱。そして何より、清水から獲得した本田が負傷に苦しみ、戦力と呼べる活躍ができなかったことも大きい。そんな中、ルーキーの柴崎の起用や中堅増田の成長などプラス要因もあるが……。

 12月31日、新監督に元ブラジル代表であり、OBでもあるジョルジーニョの就任が発表された。
 約1カ月前にオリベイラ監督との契約を延長しないことが決定。続投を規定路線として考えていたが、「家族が病気」を理由にブラジルへの帰国を望むオリベイラの意向を受け入れ、新監督探しがスタートする。
「鹿島の監督には、選手が尊敬できる人でなくてはならない。強豪クラブを指揮した経験や選手としての実績がある監督でなければ、鹿島の指揮は任せられない」
 常々、そんな風に話している鈴木満強化部長にとって、ブラジル代表のコーチを務めたジョルジーニョは「いつか鹿島の監督に」という意中の人物だった。ただ、好景気に沸くブラジルで働くジョルジーニョと契約するには、破格の年俸が必要だと言われていた。そして、予算を上回る年俸を提示する余裕が鹿島にはなかった。ここから、鈴木のタフな交渉が始まる。
 時差を越えての交渉で、連日睡眠不足が続いたが、その甲斐があり、予算内での契約にこぎつけたという。
「もう、この人でいいか……と諦めそうになったが、妥協しちゃダメなんだと踏ん張ったんだ」
 12月中旬、クラブハウスで会った鈴木の言葉が忘れられない。

 今季の鹿島は、震災の影響で入場者収入が落ち込み、約2億円の赤字となった。それでも、鹿島はリーグトップクラスの金額を監督の年俸に割いている。昨今のJクラブでは、選手だけでなく、監督の年俸低下も目立つが、チームの基盤作りのために、“監督のレベル”にこだわる姿勢を貫いた。もちろん、以前にも書いたが、日本人コーチを置くことやFWの一人は日本人選手を起用することなど、クラブの意向を条件として示したうえでの契約もまた、鹿島のスタイルだ。
 レギュラーとして活躍していた野沢と田代の移籍は大きな痛手となるが、移籍を希望した選手を無理やり引きとめても、いい結果が出ないという判断を下したのだろう。
 「うちには向いてないんじゃないかな」
 過去に鈴木がそんな風に選手について話すのを聞いたことが何度かある。監督だけでなく、選手獲得の際にも、その選手の性格や人間性などがクラブに適しているかを考慮し、こだわるのもまた鹿島の伝統だと言える。そんな風に積み重ねてきたからこそ、クラブとしての精神やスタイルが継続されている。

 これは鹿島に限ったことではないが、過去にない円高が日本の製造業に大きな打撃を与えている。
 鹿島の親会社の住友金属、名古屋のトヨタ、浦和の三菱、横浜の日産、柏の日立、ガンバのパナソニック、磐田のヤマハ、セレッソのヤンマーなど、円高の悪影響を受けている企業の多くが、日本リーグ時代から日本サッカー界をけん引してきたクラブばかりだ。
 逆に大宮のNTTや神戸の楽天など、円高の影響の小さな企業をバックに持つ、新興勢力のクラブたちが今オフの移籍市場で活発な動きを見せているとも言われている。
 
 AFCがACL参加資格として、2013年度からクラブライセンス制度を導入する。昨年2月のキックオフカンファレンスで、大東Jリーグチェアマンがライセンス活用を発表しているが、ライセンスの中では「3年連続の赤字でJ2への降格」が検討されているとも報じられている。
 日本サッカー界の勢力図が“円高”によって、変わっていくかもしれない。

 現在、鹿島が立っている状況は、決して安心できるものではない。
 ホームタウンは決して大きな街ではない。それでも好成績を残すことで入場料収入やスポンサー収入を支え、リーグトップクラスの人件費が確保できた。結果を残しながら、世代交代をうまく乗り越えることが、求められるのは言うまでもない。
 鹿島は過去にも世代交代を経ている。3冠を達成した2000年頃が第一期黄金時代の集大成だった。そして無冠の4シーズンを経て迎えた3連覇が第2期黄金時代だと考えると、現在2度目の過渡期を迎えていると言える。
 そんな重要なターニングポイントで指揮をふるうことになったジョルジーニョ監督。
 彼が鹿島を離れた年に加入したのが小笠原たち黄金世代だ。ともにプレーしたのはわずか半年間だったが「とても素晴らしい人で、学んだことはたくさんある」と当時、中田が語っていたこと覚えている。
 在籍年数は3年。決して長くはないが、ジョルジーニョが、鹿島スピリッツの基盤を作った選手のひとりであることは間違いない。
 そんな男が新しいチームへ、いかにバトンを繋げるのか? そして、古豪ではなく、強豪という肩書を持ち続けられるのか? 興味が尽きない。
 新シーズン、ACL出場を逃したことで、試合数が軽減され、じっくりとチームや選手を育成する時間が生まれるはずだ。だからこそ、言い訳もできない。
 Jリーグの理想形と言われてきた鹿島がチームとして、クラブとしての正念場を迎える。


寺野女史のコラムである。
鈴木満強化部長の監督選考への苦悩が語られておる。
クラブが大きな赤字を計上する中で、妥協を許さず、補強も指揮官も、そして結果的に流出となった選手についても深く考慮しておることが窺い取れる。
彼あってこその鹿島アントラーズと言えよう。
逆に鈴木満氏が去るであろう日が正直に申して怖い。
多忙な鈴木満強化部長であるが、後継者の育成も大いなるタスクとして考えておいて欲しいところ。
日本屈指のクラブ運営で、勝利へ向かって進みたい。
楽しみである。

シャルケ・篤人、移籍候補に

2012年01月03日 | Weblog
内田、放出の可能性も サッカー独1部シャルケ
 サッカーのドイツ1部リーグ、シャルケが日本代表DF内田篤人を放出する可能性があると2日までに地元紙が報じた。クラブが多額の負債を返済するため、契約選手数を減らす方針だという。
 放出候補に5人の名前が挙がっており、内田については「右サイドバックの3番手に下がった」としている。内田は昨年9月に右太ももを負傷した影響もあり、今季はリーグ戦で5試合の出場にとどまっている。(共同)
[ 共同通信 2012年1月3日 9:19 ]


放出リストに載ったシャルケの篤人である。
今冬の移籍はあるのであろうか。
篤人としては欧州での更なる飛躍を願っておろう。
我等も彼の活躍を楽しみたい。
この移籍市場の動向に注目である。

岳、後輩へアドバイス

2012年01月03日 | Weblog
青森山田、先輩の助言で3回戦進出/高校サッカー
2012.1.3 10:07

 全国高校選手権第3日(2日、埼玉)“助言”を生かして好発進! 青森山田(青森)が土佐(高知)に3-0で勝利し、初戦を突破した。MF差波優人主将(3年)が前半32分、先制のPK弾。昨年度の主将で現J1鹿島の柴崎岳(19)からの“助言”を胸に、チームを初戦の緊張から解く一撃で3日の3回戦進出を決めた。

 主将の一発が、チームに落ち着きと安心感をもたらした。前半32分のPKで、差波主将がゆっくりとした動作から右足を一閃。ボールはゴール左サイドのネットに突き刺さり、貴重な先制点をゲットした。
 「GKをみて逆(の方向)にけれた。1点入って落ち着いたし、少し気持ちも楽になった」
 差波が笑顔をみせた。黒田剛監督(41)が「(動きが)固くてなかなか思うようにいかなかった部分があった」と話すように、今回で15年連続17度目の出場を誇る強豪校でも大会初戦は難しいもの。この試合も単純なパスミスが続き、前半28分にはシュートがクロスバーに当たるなど嫌な雰囲気が漂ったが、差波は動じていなかった。昨年度主将の柴崎や09年度主将の椎名伸志(現流経大)から受けた“助言”があったからだ。
 「(柴崎)岳さんから、初戦は絶対固くなって難しくなるから、考えながらプレーしろといわれた。その通りだったからあせりはなかった」
 差波が語った。ミスも想定内と気持ちを切り替え、重要な先制点を自ら決めて仲間を鼓舞。本来の動きを徐々に取り戻したチームは後半、高いボール保持率で主導権を握ると2得点し、終わってみれば3-0の快勝。「こちらから連絡? 絶対できないです。スーパースターなので…」(差波)と恐れ入る、偉大な先輩たちからの“助言”をチームに還元して勝利につなげた。
 3日の3回戦は、今大会2試合で13得点を挙げている大分(大分)と対戦する。
 「挑戦者の気持ちでいつも通り、自分たちのサッカーをやり続けたい」
 差波が言い切った。09年度大会の準優勝をのぞくと、ここ10年で6度もはね返されている3回戦の壁。柴崎を擁した昨年度大会も、ここで敗れた。差波を中心とした細かいパスワークで、先輩たちが涙をのんだ3回戦を突破してみせる。(有吉広紀)


柴崎のアドバイス生きた 青森山田が3発好発進
全国高校サッカー選手権第3日 青森山田3―0土佐 (1月2日 埼玉)

 優勝候補の一角・青森山田が好スタートを切った。

 前半32分に今大会注目のMF差波主将がPKを決めて先制すると、後半にも2得点と相手を圧倒。差波は大会前に09年度の準優勝メンバー、柴崎(現鹿島)から「初戦は硬くなるからその中で何ができるかを考えてプレーしろ」とアドバイスされたことを明かし「連絡をくれてうれしかった。チャレンジする気持ちを忘れずに自分たちのサッカーをしたい」と謙虚に話した。

 ▼土佐GK志和 後半の立ち上がりに踏ん張れなかった。そこの差が出たと思う。(12年ぶり2度目の出場も初勝利ならず)

[ 2012年1月3日 06:00 ]

青森山田高校の後輩にアドバイスをする岳である。
後輩も先人の教えは嬉しかろう。
是非とも岳の成し遂げられなんだ高校日本一を目指して欲しいところ。
岳としても、それが望みであろう。
悔しさで銀メダルを外した二年前の岳を今でも覚えておる。
そのメンタリティを受け継ぐ後輩たちの躍進に期待である。