無知の知

ほたるぶくろの日記

梅がやっと咲き始めています

2012-03-05 23:52:11 | 日記
今年は本当に梅の咲くのが遅いです。全国的に遅いという話題がニュースで流れておりましたが、昨日久しぶりに氏神様にお参りして実感してしまいました。例年、東京では2月には満開になる梅です。それがもうお雛さまというのにまだ一、二部咲きです。何か大きな変化がおこっているのでしょうね。

seismic monitorをみますとこの一日は世界中のプレート境界でまんべんなく地震が起こっています。そして今日の昼には太陽のこちら側で大規模フレアがおこりました。今回のCMEは地球にも影響を及ぼす方向だと思います。磁気嵐などは数日後でしょう。このX級フレアをおこした黒点はまだこちら側を向いたばかりです。これから一週間くらいはこちらを向いているはずです。活動度が高い、大きな黒点ですから注意が必要です。ともかく30時間後は明日の夕方です。心して過ごしていきたいと思います。

今日はいくつか拾いものがありました。調べものをしているうちにアレルギーと乳幼児期のエンドトキシンへの接触の関係について論文がでていること、理論的根拠が明らかにされつつあることがわかりました。 (The Journal of Immunology, 2004, 172: 6185-6194.) 遺伝的要因によっても影響の出方が異なるというのも納得できるものです。乳幼児期に清潔な環境で育つとアレルギーを発症しやすいということです。その一方で不潔な環境で重篤な感染症を患って次々に命を落としていく子どもたちもいます。その子たちは運良くその感染症を乗り切ることができたら、アレルギーとは無縁に成長することができるかもしれません。しかし、これはかなり危険な賭けです。アレルギーをおこす機序は少しずつ明らかになりつつあります。人類が発展させてきた病原性微生物への防御機構がそのカギです。治療法の確立ももうすぐだとおもいます。他のひろいものはまたの機会に。