ヤマジョウ建設

岐阜県産木材で外断熱工法の健康住宅!

日本木材青壮年団体連合会 金沢大会・・・つけたしあり

2009-05-31 07:28:24 | 脱線よもやま話

昨日から金沢大会大会の為、金沢市に来ています。
昨日は役員会や委員会があって、今日は式典や講演会などです。
昨日の委員会にて、低炭素社会の貢献に向けて、木材に携わるものたちが
どんな役割が担えるか!また、いかに高炭素蓄積の役割を果たすことができるか!など、熱心な議論をしました。

これは役員会会場です。

これは大会、式典会場です。

金沢市の県立音楽堂でした。
素晴らしい施設です。

式典には森前首相も出席してもらえましてちょっとびっくりでした。

記念シンポジュームには松田妙子さんという大工学校の校長であったり
日本に2X4工法を普及させた功労者であったりとにかく元気な前向きな
おばあさん(失礼!)です。
でも本当にとても年齢を感じさせないパワフル、ポジティブな方でした。

松田氏いわく、年齢を色で表現しているのだとか
22までを青の年代
そこから60までを赤の年代、60から80までを金色だっけ?
そして80から100?までを夕陽の年代だと・・
この60から100までに区切りをつけてモチベーションを持たせて考える
ことができるところがすごいなあ・・

ふつうは定年ぐらいであとの人生どうしよう・・・と考えるひとがほとんどなのかなと。
松田先生においては、それ以後の年代からチャレンジ・チャレンジ

言うは易し、行うは難し。
こういうこと・・・いっぱいあるね!

****** http://www.yamajo-cons.co.jp *****

 


 

 


地産地消

2009-05-28 08:38:39 | 板取情報

地産地消・・文字通り、地元で採れたものを地元で消費することです。

県産材100%の家づくりの提案もこの精神性からきています。

今日は地産地消(厳密には大豆が北海道産なので違うのですが)でも
味噌の話です。

5月になると手作りの味噌の仕込みの時期です。
我が家もお婆さんが手作り味噌、たまりに凝っていましたので
いまもずーーと手作りの味噌です。

写真が横になってしましましたが、これは大豆を蒸しているところ。
約4時間ぐらいは蒸します。

僕が小さい頃は隣の家に味噌専用の蒸し小屋がありまして
近所人達が大豆を持ち寄って丸一日大きな釜でお湯を茹でて
麻袋にいれた大豆を何十袋も蒸したものです。
大人が何人も集まっていろんな話をしながら一日かけて蒸したんですね。
ゆっくりの時間がながれる時代でしたね。

この蒸した大豆に麦を炒ったものをすりつぶした状態にして
よく混ぜ合わせます。これに発酵菌を加えて数日置くと
菌が増殖して味噌豆の団子ができるのです。

また次の段階をアップします!

***** http://www.yamajo-cons.co.jp *****


100年の年月も報われない時もあるんだあ・・

2009-05-26 09:56:46 | 山の話

いま山から木材が出てきましたが・・・はっきりいって
使い物にならないものでした。
なんとかいいところを選んで造作材にしようと思いますが・・

この山は約100年ぐらいの山なんです。
本来ならこの年数の山を伐採するとかなりの金額が
山主に入らなければ・・と思うのですが、この木材価格の低迷と
さらに山の動物たちにやられていた結果あまり材料としては
いいものが出てこなかったというのが実情です。

上の写真のように、穴があったり、ここから腐っていたりして、
これが材料の長さの真ん中にあったりすると長い材料が
取れなかったりして価値がなくなるのです。

どうしてこんな穴ができるのか?

これはキツツキのせいでもあります。
またクマが傷をつけたりするせいでもあります。

これがキツツキの穴です。
切り倒した時にはムササビが飛び出てくるときもあるそうです。

まあ動物には罪はないのですが、100年も経った山を切っても
こういう状況になるとがっくりときますよね。

建築用の材料にいい部分だけとれるだけとって、残りはチップなどに
使うしかないと思います。

農業のそうですが、林業も努力したことや年月がかかっていることでも
必ずしも報われることばかりじゃないってことですね。
最低限の経費でも出ればいいのですが・・・

なかなか・・・山間部に住む者にとっては修行、修行の毎日です。

***** http://www.yamajo-cons.co.jp *****



これからは業界総会のシーズンです!

2009-05-25 08:57:12 | 脱線よもやま話

23日は日本木青連の東海地区役員会がありました。
7月に岐阜県で東海地区大会を行うのでその前段階の
会議となります。

今年は東大の井上先生をお招きして
「低炭素社会の構築に向けて」という内容でシンポジュームと
会員との意見交換会ができればと思っています。

この5月6月は業界の総会シーズンです。
毎週のように何かしらの総会があったりして忙しいですね。

今度の週末は日本木青連の全国大会がありまして
石川県に全国から仲間が集まります。
今年からは低炭素社会へ向けて、高炭素蓄積の役割を担っている
木材業界のビジネスチャンスをクローズアップさせていきたいと思っています。

今日は触りだけですが・・・

また!


***** http://www.yamajo-cons.co.jp *****


京都「菊の井」さんへ行ってきました!

2009-05-23 08:16:33 | 脱線よもやま話

先日、京都の料理屋さん「菊の井」さんに行ってきました。

以前に、ある団体の宴席をお願いすることになって
その当時かなりのご無理をお願いしたこともありましたが
本当によくしていただいたこともあって年に少ない回数ですけども
たまに遊びに行っているところです。

これはお部屋から見える庭の池です。
鯉が数匹泳いでいましたね。

いつ伺っても菊の井さんの料理は大変おいしくて
期待を裏切りません。季節の旬を活かした素材が
たくさんとまた手の込んだ料理やちょっと冒険したような
メニューもたまに出てきたりします。
この辺はよくTV出演される社長のアイデアなのかな・・と
思ったりもしますが。
今回も鰹や花山椒、春野菜や若鮎などなど本当によかったです。

また、京都の料理屋さんというと食事の量が少ないというような
イメージがあると思いますが、菊の井さんははっきりいって多いですね。
しっかりとした量があります。男の僕でも満足ですから・・
だから、「いいですよ」ってわけではありませんから、誤解のないように。

菊の井さんをでて坂を下ると、八坂神社に出ます。
これは、八坂神社の境内の中の提灯です。

40歳までは青年会議所にも入っていたので冬になると
京都会議と言って毎年京都に来たものです。
たまたま宿泊先のホテルが八坂神社の近くになることが
多くて、しょっちゅう八坂神社にはお参りしたものです。

本当に、“困った時だけの神頼み”なので不謹慎な話ですが。

京都のホテルも今回のインフルエンザ影響でキャンセル続出らしいです。
おかげ?でシングルの料金も安くなってさらにツインのシングルユースに
グレードアップしてくれたり・・ラッキーでした。

神戸大阪と広がり京都や滋賀県もですから、遅かれ早かれ
岐阜にも何らかの影響は出るかもしれませんね。
皆で予防ともしかかったら早期対策をして軽くすませたいものです。

いくら流行に敏感なひとでもこういう流行には乗り遅れたいものですね!
皆で気をつけていきましょう。

なにやら料理屋さんの話からインフルエンザの話になってしまいましたが
こんなところでも影響がでる・・インフルエンザ恐るべし!

***** http://www.yamajo-cons.co.jp *****


 


県産材の活用にまたまた追い風が!

2009-05-22 17:06:38 | 健康住宅への取り組み

本年度から県産材の活用についてまた新たな助成制度が始まります。

昨年度までは県産材の使用率が80%以上でかつ6m3以上の使用が
認められた時には抽選にはなりますが20万円の補助金が頂けるという
制度がありました。
本年度も引き続き継続していますが、新たに内装材の仕上げにも
県産材を使用することで10万円の補助金が頂ける制度ができました。

これまでは構造材に対しての制度でしたが、内装材に対しての
制度ということで新築はもちろんのことリフォームにも適応されます。
また、骨組が木造でなくてもOKであるということです。

床に桧や杉のフローリング、また壁や天井に桧や杉の板仕上げ。
家にいながら木の香りいっぱいの安らぎの空間が広がります。

これは建前時に天井を張っているところです。
こうして無垢材の表しの内奏だと今度の制度も使って行けますね!

***** http://www.yamajo-cons.co.jp *****


木造住宅は炭素蓄積の優等生!

2009-05-22 08:49:11 | 健康住宅への取り組み

いやーかなりの間を開けてしまいました。
これから頑張って取り戻します。

昨日まで武芸川地区でIN様邸の建前とか
一晩だけ京都行きがあったりとか地域審議会関連の
会議だとか・・・この一週間はスケジュール目いっぱい詰め込んでいました。

今日は低炭素時代の高炭素蓄積の話題を・・・
今、地球温暖化の最たる原因が温室効果ガスであるということで、二酸化炭素の
発生をいかに食い止めるかというところが大きな課題となっています。

低炭素時代を目指して・・・ということは裏返せば高炭素蓄積がいかにできるか!
という言い方もできるのではないかと思っています。
木造住宅というのは文字通り木材でできています。
木材とは二酸化炭素の蓄積された高炭素素材ですね。
つまりは木造住宅というのは二酸化炭素をたくさん固定化した
これからの時代に望まれる地球にやさしい建物ということができます。

ではどのくらいの二酸化炭素を蓄えているのかといいますと
次のような略式の計算方法がありますので参考までに。

簡単に言うと、木材の重量の約半分の重さが蓄えている二酸化炭素の
量であると考えることができるそうです。
木材の比重をざっくり50%と考えて1m3で500kg、これの半分が炭素の
重量とすると250kgということになります。
ヤマジョウの家で言うと平均的な大きさの家で40m3程の木材を使用します。
となると約10tの炭素を蓄えていることになるんですね。

こんなことを知った上で木造住宅の骨組をみたりすると
また受ける印象が違ってきますね。

そしてこのお家が30年50年さらに永く住み続けてもらえるようならば
さらに炭素蓄積の効果が上がるということになります。

このようなことから都会にある住宅地でも木造住宅の集中しているところは
「都会の森」なんて呼んだりしますね。

***** http://www.yamajo-cons.co.jp *****



 


ヤマジョウ建設は「引渡完成保証」です!

2009-05-15 11:01:13 | 健康住宅への取り組み

一昨日でしたか、経済ニューズで住宅の工事金を未完成のまま
払い込んでいる被害が増大しているというものが流れていました。
こういうニュースをみると本当につらい気持ちになります。

一生に一度、あるかないかの人生の大事業である新築計画です。
それが事故により頓挫することのショックや家としての形ができないだけで
なく、その大きな資金までもが事故にあうというのは本当に
大変なショックだと思います。
実際にその立場にならないとわからないと思います・・・

そこでヤマジョウでは現在、契約していただいたすべてのお客様に対して
「引渡完成保証」を完備しています。

完成保証という言葉はよく聞かれると思います。
通常の完成保証は注文されるお客様の支払った金額を完成に向けて
補償していくタイプのものが多いかと思います。
上限も1000万円ぐらいだったかと思います。
これも確かに建築中のお客様に対して払い込みの金額を補償するということで
安心ではあるのですが、もし建築中に事故があって工事がストップした場合
お金の補償はあっても次に工事に入ってきちんと完成してくれる業者さんなりを
手当てしなければなりません。
これは、実際にこのようなケースになると工事途中の現場を引き継いでくれる
業者さんを探すのはかなり困難なことだと推測されます。
建築資金の保全はできても、お家を完成させるというこにおいて
かなりの心労が予想されます。

そこでヤマジョウの引渡完成保証です。
これは資金を補償することにもなるのですが
契約していただいたお家を完成させてお渡しするという保証なのです。
ですから何か不測の事態が起きた場合でも、きちんと完成引き渡しが
お約束できるということ。

今、大手メーカーの破たんやいろいろな事故のニュースが取りざたされる中、
家を計画される方々の不安をあおるばかり・・・

弊社が事故にあっても安心ですよと声高にいうのもちょっと抵抗がありますが
お客様の安心という点から考えれば保証はあるにこしたことはありません。
その点を踏まえ、現在、引渡完成保証を完備しているところです。

詳しいことを知りたい方はどうぞお気軽にご連絡をいただきたいと思います。

電話でもメールでもOKです!

***** http://www.yamajo-cons.co.jp *****


地域格差対策は独自性をもって考えなければ!

2009-05-14 08:31:39 | 山の話

今週は毎晩のようにいろいろな団体の会合にでています。
40前は連日午前様でも元気でしたが、さすがに最近は遅いのが
続くとちょっと疲れがたまるかな・・・

会合の一つに地域審議会の関連がありまして
私は今年から板取地区の会長になってしまいまして・・
ちょっと安請け合いしてしまったなと公開がないわけではありませんが
受けたからには一所懸命取り組んでいきたいと思っています。

板取など関市に合併した旧5町村は、効率のための改革と現実の
ずれに取り残されぎみの思いをもっていると思います。
地域は合併しても中央(本庁)との距離が近寄ったわけではなく
といって地域が広がったことを埋めるすべの通信網も未整備のまま
権限は中央に支所はどんどん簡素化少数化されていく現実。

まずはなんとか高速通信のインフラを整えたいですね。
これでかなりの距離の差を埋めることができると思います。
もちろんこれを活用する前提で改革しなければいけませんが・・・

あとは支所に本庁の部署を移転させるということ。
これはなんとかしたいなあ・・
支所の機能を簡素化して小さな行政をつくることは時代の流れとして
間違いではないと思います。
でも、関市の合併はそうであってはいけないと思っています。
支所になんらかの工夫である程度の人数を常駐させることは
過疎山村の集落(限界集落なんて呼び方してますね)の安心安全を
守っていることにも同時に兼ねることができるからです。

地元では消防団がありますが、昼間は多くの人が地域で仕事に従事して
おらず、実際に有事があった場合に動ける人数はかなり少ないです。
そこでもし支所に20~30人ぐらいの人たちが常時いたならばどんなに
安心なことでしょう。
これからの地域を考えていく上で支所の機能を外して考えるのは
かなりむつかしいのではないかと私は考えています。

てなことをいろいろ考えているわけで実現に向けて
頑張っていきたいと思っています。


友人が
「物事をやると決めたときに期限をきめて取り組むことはいいことよ」
って言っていました。

2年以内に実現させたいと考えています!


****** http://www.yamajo-cons.co.jp ******


 


地域によっていろいろあるね!

2009-05-11 12:56:03 | 脱線よもやま話

これなんだかわかりますか?

これは鯉のぼりののぼり竿です。
うちの地元でも既製品の鯉のぼりポールではなくって
山から丸太を切ってきて庭先に立てている風習ですね。
竿を桧にするか杉にするか、はたまた竹にするかは個人差がありますが・・

桧だと持ちはいいのですがやたらと重いんですね。
立てるのにかなりの重労働。
これに比べると杉は軽いですね。
これは実際に作業をするとわかります。
当然竹は軽い。
何を選ぶかはその家のポリシーです。

さてさて、写真は三重県の鳥羽あたり。
この辺は鯉のぼりの竿が、根付いてさらに先に葉っぱがないと
いけないらしいです。根元の写真が無くてわかりにくいのですが
本当に根付いた状態で山から運んできて立てているんですね。
この竿は桧でした。
「立てるの大変でしょう?」って聞いたら
「長いし(9mぐらいあるね)重いしなあ・・でもな
立てるときは親戚やらなにやら大勢集まるからいいんだけど、
問題は納める時だわな。家族だけだから大変よ!」だって。

確かにそう思います。

僕も竿を立てるときに、あわやひっくり返しそうになったり
大変な思いをしましたから・・・

***** http://www.yamajo-cons.co.jp *****