昨日は木材クラブの研修視察で南木曽の勝野木材さんに
訪問してきました。
長野のトップクラスの製材工場なので規模や設備も
素晴らしいものですが、勝野社長の製品精度に対する
考え方に非常に感銘を受けました。
製品精度に曲がり狂いなく寸法を1ミクロンに抑える
努力を積み重ねているという。
柱を100本積み重ねても1mmしか誤差がないレベル!
どこの製材工場も製品精度には同様な気概で仕事していると
思うのですが、なかなか「1ミクロン」と言い切っている
工場はあったことがなかったです。
素晴らしいことですね!
製品の中には韓国向けの製品もありました。
韓国ではいま内装に檜を使うのがブームだとか。
檜の香りが集中力を高めたり抗菌作用があったりと
学業に励む子供部屋に檜内装が引っ張りだこのようです。
近年ではヒノキチオールだけでなくヨシキソールとかいう
成分も注目されていますので日本でももっと話題になっても
いいのにと思いますね。
それにしても木曽檜は絵にかいたような丸太ですね。
芯が丸太の中心にあって木目は細かく均一です。
天然木曽檜の種からとっている人工林ということですが
やはりDNAなのかなあ・・
和牛もDNAを大切にしますもんね。
木曽の寒暖差激しい気候や土質などの環境の中でも
いいDNAはおおきなウエイトを占めているのかも・・と
感じた研修視察でした。
http://www.yamajo-cons.co.jp