ヤマジョウ建設

岐阜県産木材で外断熱工法の健康住宅!

解体工事続きます・・

2021-02-04 19:53:44 | 家づくりアドバイス

岐阜市内にて解体工事完了です。
最近、解体工事が続きます。

そのあとには新築工事がありますので
楽しみですが・・

解体工事などで工作物を壊す場合には、その後の新築工事に
関する部分が関わってくる場合があります。

例えば前面道路の幅員が既定寸法がない場合、道路後退という
本来自分の敷地まで境界線が広がってくる場合があります。

そういう時にはかつて工作してあった塀や土留めなど一旦解体しないと
行けない場合が多々あります。

解体工事と新築建築工事の業者さんが異なった手配をしている時など
解体時に一緒に行えば簡単にできた作業も、新築工事の際に改めて
解体工事を行うことになったことで費用がかさんだりする場合も
あります。

新築のための解体工事ならば新築を見通した解体作業の検討も
大いに必要な検討となります。

無駄のない工事を進めることが経費をお値打ちにできることに繋がります。


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住宅機器の寿命とメンテ

2020-11-14 14:36:09 | 家づくりアドバイス

住宅も完成して住みだしてからメンテナンスなどいろいろと
ありますね。

今回関市NG様では長らく使用されたガス器具が寿命となりまして
交換することになります。



今回はガス器具が900mmという幅のサイズで通常の600mmサイズ
とは大きく異なります。

当時は発売していたメーカーもなぜかこの機種の後継をやめてしまったので
残念ながら通常の600mmサイズに入れ替えることになります。

これが900タイプから600タイプに替える際には機器だけの
交換で済まず、キャビネットの製作から始めないといけないので
かなりの大事になっています。
通常なら600mmの互換性が良いものなので問題ないのですが・・・


このように設備機器というのは必ず寿命があり、壊れるものなので
常に交換するという前提で選定をすること、採用をすることを
お勧めします。

最近は計画中の方によくお話しするのがトイレの便器です。

洗浄機能付き一体型便器がフォルムもかっこいいので選定されがちなのですが
10数年経過した際に家電部分である洗浄機器の一部の部品が壊れた際に
修理ができないケースが結構な数であります。

そうするとたった1個の安価な部品が製造中止などで交換できない場合には
丸ごと交換しなければいけない事態になります。

このような事態を取り付ける際、選定する際に説明が十分であったか?
10数年経過して反省する部分もあります。

したがって最近では機器選定の際に設備機器は寿命があるもの、必ず
壊れるという前提で機器を選びましょうとお話しするようにしています。

便器の話ばかりで恐縮ですが、具体的に言うと洗浄機能便座が必ずしも
一体型を選ばなくても良いのではないかということです。
便座と便器が別々になっていれば将来壊れるであろう便座部分のみ交換できれば
最小限でメンテできるというものです。

様々な機器はメンテがしやすいようにできているのですがデザインなどに
こだわった商品ですとあまりメンテに関しては二の次になっている
場合もあります。

新築計画の際には夢がありわくわく感の中でいっぱいです。

ですがちょっと冷静になってメンテナンスのことなどにも耳を
かたむけて考える時間をもつことも大切です。

10年、15年と住み始めてからの時間は早いものです。

いろいろ考えて家づくりは進めていきましょう!!!

 

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自然石の土留め・・見た目も優しいね。

2019-05-24 19:54:12 | 家づくりアドバイス

傾斜地や盛り土をした土地などは土留め工事、つまり擁壁など
おこなうことが多いですね。
外構工事に含まれると思いますが本体工事にの金額に対して
かなりの比率になる可能性が高い工事です。

敷地を必ずしも平たんにする必要がない場合はちょっと
意識を切り替えて斜めのままの敷地でもいい場合があります。

敷地が斜めの場合、雨水などが土を流したりして敷地の
崩壊を促すことになる可能性があります。
そこで斜面を崩されないように何らかの工夫が必要です。

その一つの案として自然石などでのり面を敷き詰めて
崩れを防ぐという方法があります。
見た目もかっこいいですよね!

また同様に植物などで土の崩壊を防ぐといった方法も
ありますね。

これらの方法の場合、コンクリートやCBなどで土留め擁壁を
設けることよりは安くできる可能性が高いです。

見た目も自然で目にも優しいですね。

敷地も土質によっては多様なケースがありますので
一概には語れませんが、こういった工夫で見た目も
お財布にも優しい家づくりがあるということ
ご紹介しておきます!

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残土処分費用はなんとも厄介者です。

2019-03-06 07:59:08 | 家づくりアドバイス

基礎工事にあたっては必ずと言っていいほど
残土処分という項目が出てきます。
もちろん敷地の現状地盤と設計地盤とのほどよい
計画を以って極力残土が出ないようにするのが
目指すところですが。

とはいえ、結構残土が出てくるのが現状ではないでしょうか?

基礎屋さんによっては自社で残土処分場を持っていたり
自社で仮置き場など持っている場合もありますが
一般的に場内から持ち出して処分となると結構な
金額になってしまいます。

取付道路からの敷地地盤の高さなど最初の設計の段階で
よくよく相談、検討することでこのような費用は何十万単位で
変わってくるので要チェックです。

ヤマジョウでは床下利用の際など地盤面を掘削するので
その際の残土処分費はかなり出ることになります。
敷地地盤面を少し上げる工夫で場内処分ができたりしますね。
もともとが道路面より低いような地盤(農地であったりすると
そのような場合もありますが)だと残土処分は発生しないで
逆に土を入れることになります。先に基礎を施工しておいて
廻りに入れていくことになります。

この条件であると盛り土に使用する購入土も少なくなり手間も
減りいいことづくめです。

土地から購入する場合でも造成の段階で話しができる状態にあるなら
地盤面の高さを指示させてもらうことでかなりの大きな金額が
節約できるケースが多々あると思います。

家は必ず地面に建っているものなので基本的なところから
チェックしていきましょう!

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外壁のメンテナンスについて

2019-02-21 20:53:15 | 家づくりアドバイス

外壁を選ぶ際に・・といっても工務店などから提案の
あった材料になってしまうのが現状でしょうか。

一般的にはサイディングが一番多いのでしょう。
弊社ではあまりお勧めしていませんが・・というのも
デザインは豊富で不燃材料ということでは申し分ありませんが
デメリットは定期的なメンテナンスの期間が短いということです。
10年から15年ぐらいが通常メンテナンスの期間だと考えますが
足場を設置しての作業になりますのでほぼ100万円単位のメンテナンス費用に
なること必至です。
これが10年ぐらいでおとずれるとなかなかつらいのではないかと
考えてしまうのです。
これも考え方ひとつですが・・・

初期費用がお値打ちでメンテナンス期間が長いのはガルバリウムなどの
金属系外壁材です。
見た目がトタン・・という以前のイメージが好き嫌いを分けますが
メンテナンスコストという点では最上の部材といえると思います。

またメンテナンス期間が長いものはタイルなど無機質の外壁材ですね。
ただ初期費用が高額になるので考えどころです。

この写真はヤマジョウで16年前に建てさせていただきました
HS様邸ですが外壁タイルのおかげできれいなものです。
サイディングに引っ掛け工法を選択しましたので下地の
サイディングに多少の伸縮がでてメンテが必要な部分は
ありますが全体的に見たら16年経過でもさらにまだまだ
綺麗なまま行けそうです。

20年以降経過した段階で外部の鋼板部分や樋などの塗装メンテなど
おこなえばさらに綺麗さは増すでしょう。

初期費用とメンテナンスの期間またメンテナンス費用という
トータルライフサイクルコストの提案も家づくりにはとても大切な事柄です。

10年以上経過したお客様のメンテナンスなどお手伝いさせていただけることが
とてもありがたいことだと感じています。

いま「どんどん」という3年ごとの住宅診断のようなメンテサービスを必須にしています。
これをおこなうことで10年経過20年経過というようなメンテの心配からは
お施主様はもちろんですが建てさせていただいた私たちも心配なく安心して
家のお守りができるというものです。

3年ごとの定期健診とカルテの保存ということで皆が心配なく、お家の価値が
認められるようになってきます。

築後何年たってからでも大丈夫ですので「どんどん」にご興味ある方は
お気軽にお問い合わせください。

外壁の話から維持メンテの話になってしまいましたが
よろしくお願いします!

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またまたドライテック施工です!

2019-01-11 14:43:48 | 家づくりアドバイス

昨日から地業をおこなって本日からドライテックの
打設作業が始まりました。

岐阜市のHS様邸ですがご縁はこのブログです。

駐車場とお家の周囲を透水性のあるコンクリート(ドライテック)で
施工を考えていますとのご連絡でした。

早速お見積もりさせていただきましたのが12月でしたが
あいにく施工の手配がなかなかできず、本日になって
しまいました。

この時期のコンクリート土間作業は乾くスピードが遅いため
左官職人さんにはつらい作業になります。
昼ぐらいから打設始めたら家に帰れるのは夜中では
ないでしょうか!
そのくらい乾きが遅くて何度も鏝をかけなければなりません。
大変な作業です。

その点、ドライテックならば施工後数時間で人間ならば
歩行可能です。さすがに車は7日ぐらいの養生期間が
必要ですが転圧が終わればほぼほぼ完成というところは
施工の職人さんからしてもありがたい話です。

今日と明日でおよそ12m3のドライテックを打設しますが
半日づつで十分作業ができるのでありがたいです。

今日の施工分の仕上がり状況です。

朝からかなり冷え込んでいる状況でしたが問題なく
仕上がっています。

土間コンクリート一辺倒の考えからドライテックへと
透水性能のあるドライテックを考えてみませんか?

ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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構造塾でのわかりやすい話

2018-12-13 07:45:22 | 家づくりアドバイス

とある構造塾でのお話だそうです。
まったくその通りだと思いまして
引用しています。

***********************

構造計算や省エネ設計を行うことは

お客様のためにならない!

と、本気で考えている建築士が意外と多い。

 

・構造計算をするとコストアップになる

・耐震等級3を建てて欲しいと言われたことがない

・省エネはほどほどでよい

 

■構造計算すると、壁量が増えたり金物が増える、

 梁は大きくなり、基礎が過剰になる。

 全てコストアップ!

 

■耐震等級3を建てて欲しいと言われたことがない。

 そもそも耐震等級3は需要がない。

 

■省エネにこだわる建築士は、ただの省エネマニア。

 やり過ぎるからコストアップになる。

 

こんな風に、本気で考えています。

 

では、お客様の立場で考えてみましょう。

もしも、車を買うとき。

 

■車にはエアバッグがついていて、

 ぶつかったら命を守てくれる。

 車を買うとき、エアバッグが本当についているか

 確認しましたか?

 絶対についていると信じているから確認しませんよね。

 

■エアバッグつきの車をください!

 と、言って車を買いますか?

 絶対についていると信じているから確認しませんよね。

 

■最近の車は、どんどん燃費が良くなっています。

 つぎに買い替えるときには更に燃費が良くなっています。

 と、信じていますよね。

 

これが、車を買う人が考えていることだと思います。

 

では、先ほどの建築士が本気で考える家づくり、

車に例えてみましょう。

 

・エアバッグを取付けるとコストアップになる

 →だからつけない方がお客様のためになる

 

・エアバッグつきの車が欲しいと言われたことがない

 →そもそも需要がないから取り付ける必要なし

 

・燃費はほどほどでよい

 →燃費にこだわるのは、ただの燃費マニア

  燃費を良くするからコストアップになる 

 

こんな状態です。

お客様の考えていることを、完全に裏切っていますよね。

構造と省エネ、めんどくさがらずに

真剣に考えてみてください。

********************

 本当にその通りですね!
これからも真摯にいい家づくりに邁進します!

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外壁塗装メンテナンス

2017-03-15 08:54:16 | 家づくりアドバイス

ヤマジョウでは外壁仕様がほぼガルバリューム鋼板とか
左官仕上げの比率が高いためメンテナンスにかかる費用が
安く上がると思っています。

弊社も10数年前はサイディングのご提案が続いた期間も
ありましてそのころのお施主様には外壁メンテナンスの
お手伝いをさせていただいております。

サイディングでも多種類の塗装が施された商品には
一色に塗り上げるしか手段がなかった時期がありました。
せっかくタイル調であったり石積調であったりと多色の
風合いを塗りつぶしてしまうのは申し訳ない感じでした。

今は無機塗料で透明な塗料がありますんので
多色外壁の風合いをそのまま活かしてお手入れすることができます。

コーキングに関しても劣化寿命の延長ができたり、商品によっては
コーキングをほぼ使用しないものも出てきているのでサイディングも
見直されてくるんでしょうね。

外壁・屋根などメンテナンスが必ず必要で、またその費用が高額に
なりやすい部分なので初期の選択には十分な考慮が必要かと
考えています。
何事もメリット、デメリットが必ず存在しますから!

 


ウッドロングエコの経過状態

2016-05-24 19:53:53 | 家づくりアドバイス

弊社では外部に使用する木材部分(多くはウッドデッキなどですが)に
ウッドロングエコという塗料を使用しています。
この塗料の特徴は年毎の塗り替え作業が要らないということです。

塗り替え作業が不要ということはかなりポイントが高いです。
普通の着色防腐剤は1年に1回ぐらいは塗り替え作業が必要と
したものです。そうすれば労力はもちろんですが塗料代もバカになりません。

もちろんウッドロングエコも経年とともに塗り替えなど行った方がいいに
決まっていますが・・とりあえず不要といううたい文句を信じています。

そして写真のSM様邸は外壁すべてを杉板下見張りになっていますが
3年経過の状態がこんな感じになっています。
普通なら塗り直ししたくなっているような状況だと思われます。

メンテナンス費用の観点からも木部塗料の選択は考えておかなければならないですね。

選択肢の一つとしてこのような塗料があるということ覚えておいてください。

 

 


外壁メンテナンスの大切さ

2016-03-21 12:13:27 | 家づくりアドバイス

17年前に建てさせていただいたお施主様FJ様のお家の
外部メンテナンスをさせていただいております。

外壁は半分杉板張りで半分はサイディングということで
今回は全面的に塗装改修と杉板部分は張り替え改修という
ことで提案いたしました。

足場がある間にできることはすべてメンテおこないますので
真柴が外れた際には新品同様にリフレッシュです。

やはり築後15年ぐらい経過した時点で外部メンテナンスは必要です。
その後の持ちの良さも変わってきますので是非ともご提案させていただきたいものです。

今回はFJ様から建てた弊社に依頼するのが一番ということで
ご用命いただきました。
これまでメンテナンスのアナウンスが行き届いていなくて申し訳なかったのですが
このような依頼をいただけるとありがたい限りです。

今回は玄関の鍵リフレッシュとエアコン気調システムのメンテナンスも
併せて取り組みます。

一定の期間でお手入れをおこなうことの大切さを再認識しました!