なぜか最近・・・

久々に日曜日に書き込みしています。

最近、めずらしく２，３人の方から「木材の端材をください！」
と連絡が入りました。
ヤマジョウでは無垢の木材は発電用の
燃料チップとして処理しているので一定の量になるまで
分別して保管してあるのですが、どうやらそれをみて
問合せがあったのかもしれません。

一応、こちらも責任があるので、
どのような用途に使用されるのか聞いてみたところ、
ストーブの薪とか子供たちの焼き芋の燃料ということでした。

そういうことならと快くお分けしたわけですが、
以前は皆に”もっていってください、どうぞどうぞ”という
スタンスでもなかなか貰い手が現れなかったのです。

そうこうしている間に発電用の燃料にどうか、という話があって
これは環境的にもヤマジョウにもありがたいということで
これまでその流れできたのですが。

この事象は木材というか、木の可能性（燃料etc）に皆が
目を向けてくるようになったのかな？
たまたま偶然か？
石油が高くなったので木に目が向いたのか？

いろいろあるとは思いますが、なんにせよ木材に目が向くことは
ヤマジョウにとっても非常に良いことです。

薪でもなんでも「木はいいね」と言うところから
始まりますから・・・

それもこれも建築現場からの廃材の分別が
良かったのだと思います。

何事でもそうですが、
元からはじめるのが一番効果的です。
現場からどんな廃材もぐちゃぐちゃで集めてきては
後で仕分けするのは大変です。
現場のうちに、無垢の木材、プラスターボード、
あとはそうでないもの、と分けて搬出すること。
これができてきての前述の話に繋がっているのだと思います。

この掃除は元から始めなきゃ・・自分の部屋でもいえることですね！

材木置き場の見直し

ヤマジョウではここ数年前から構造材100%岐阜県産材で
家づくりを提案してきていますが、以前からの流れで
木材置き場にはまだ米松がおいてあります。

在庫で購入してあるのが残っているのですが、
まれに長い材料がほしいという地元の注文もありまして
残してありことにはそれなりに重宝していました。
先月も取引のある商社から「そろそろ米松の丸太購入はどお？」という
声もかかるのですが見合わせております。
もちろん米松のよさもありますが、なんとかこれからは
国産材（県産材）に完全シフトをさせようと思っています。
（商社の方、ごめんなさい！）

これに併せていままで米松を置いてあった木材置き場を
整理してここに国産材を並べようと作業中です。
秋？（まだ暑いけどね）になりこれから山から
丸太がたくさん搬出されますのでそれに備えようと
思っています。

10月からは弊社の自社山の間伐です。40～45年ぐらいは
たっている林齢なのでそこそこの材がでてくると
思っています。3haほどなので150m3ぐらいでてこないかな
と思っています。
新しく清掃整理された土場で地元の丸太が山積みになるのが
楽しみな今日この頃です。

でも、実際はこれが製品になってお金に換わってこそ
楽しみなのですが・・・・

神社拝殿の移設

今日は板取の奥のほうの地区にある神社にて
拝殿の移設工事があります。

2.7ｍX4.5の大きさなのですが
神社の境内は立ち木も多くて
枝が邪魔になってなかなか苦労しています。
昼には移設完了の予定でしたが
2時ぐらいまでかかってしまうかな・・

この拝殿、土台の部分が腐ってきているので
一時移設して又もとの位置に新しい土台を
作製して、本体を戻して完了といった工事です。

わざわざ移設しなくても
彫り物がしてある部材を転用すれば
新しく建てた方がよかったかなとも
思いつつ・・・

やはり歴史のある建て物には
時間という財産は勝てませんから
大切に保存し続けていったほうが
良いと思いますね。

山も木材もこういう歴史的なものも
”時間”というものがもつ価値観を
今一度考えさせられるものです。

新規お客様案内

過日、日曜日にお問い合わせのあった新規の
お客様を案内させていただきました。
各務原方面で4軒案内したのですが、
建築中の現場も1軒で、計5軒の案内でした。

車中もいろいろお話しても
どうしても手前味噌の話に聞こえてしますので
とにかく見てもらう、体感してもらうことが
大切だと改めて思いました。

このご夫婦はいろいろな工務店や住宅会社を
当たって見えるらしくかなり研究されていましたので
私たちも最初からかなり詳しいお話ができて
よかったなと思いました。
勉強されていらっしゃる方はまた踏み込んだレベルでの
ご説明が出来るので、住宅性能に自負？している
ヤマジョウにとってはありがたい、楽しい時間でありますね。

ヤマジョウがこれまで積み上げてきた健康住宅に対する
想いと具体的な施工技術をなんとか理解してもらえないかと
思うところです。

さて、実際の見学に際してはすでにお住まいの
（年数はばらばらですが）お宅ばかりでしたので
それぞれの奥様、ご主人からいろいろな感想を
話してもらいました。実際に生活してみえる方の
お話はやはり腹にはいりますね。

でもこれも手前味噌ですが皆さんが本当に
良い感想ばかりなので「これって仕込み？」なんて
ジョークがでるほどでした。

あと、工事中でちょうどベーパーバリアの施工中の
現場を見てもらうことが出来てよかったと思っています。
何事も見えない部分が大切であることは
よくあることです。
ヤマジョウの家づくりも見えない部分にかなり
手を掛けている部分が多々あります。
こういったところも機会があれば是非みていただきたいと
思っています。

ご案内したお客様がこれからどうなるのかは
わかりませんが家づくりにおいて
参考になったことは間違いありません。
家づくりを考えていらっしゃる方は
どうか時間を惜しまないで
また問い合わせをする勇気をもって
いろいろな”家”を見て廻ってください。
必ずやなにか掴めると思います。

なかなかしんどい作業・・・

本日は午前中、公共工事の屋根改修において
シングル葺きの既設屋根撤去作業を手伝ってきました。
450m2ほどある屋根の撤去ですが、本日で3日目でして
あと予定では残り1日となり仕方ないので私も参戦。

RCの屋根に釘打で留めてあるだけなのですが、これが
なかなかめくれないのなんのって・・・
かなり体力を使いましたわ。
めくりも疲れるがこれを片付けるのがさらに疲れる。
450m2あると作業のやりがいがありますよ。

今日は天候もまだ涼しいほうでしたが
それでも脱水状態になるぐらい汗だくだくよ。

半日しか作業せず現場を後にしたので
私が帰ったあとはくしゃみの連発ということは
いうまでもないですね！

しかし筋肉痛がすぐに出るのは
よっぽどの運動不足か
まだまだ筋肉が若いのか
どっちだろう？

いよいよ完成、改装工事。

2ヶ月ほど前からかからせていただきました
WK様邸改装工事ですが、大変大掛かりな
工事になってしまい工期も金額も増えてしまいましたが
ようやく今月末には形がつきそうな感じです。

改装工事とはいえ内部もほとんど全面的に
改装させて頂きましたので新築同様、
内容的には超新築みたいな感じです。
（意味不明ですが・・）

特に水周りの機器には最新で
またあまり普通の住宅には使用しないような
メーカーブランドの器具を選定してあるので
ちょっと面白いと思います。
ほとんど奥様のご要望ですが・・・

内部の枠回りなども施主様のこだわりの
納め方で施工して何もかもがすっきり
納まっている形状に仕上げました。

ここの現場はヤマジョウの外断熱工法ではなく、
内部の改装となりますので弊社の木がふんだんに
使用された仕様とは違いますが、施主様の思いを
形にしていくという点ではまったく方向性は
同じです。

WK様も自分の住まい方という考えがしっかりあって
それに基づいた要望が出てくるのです。
想いを形にとは、完璧には難しいと思いますが
かなりの部分で頑張れたかなと思っています。

あとは最後をしっかり、また中庭の造形は
「社長に任せた」と言われているので・・・
（これが怖いんだよな・・）
しっかりといきたいと思います。

完成したらお施主様も快く見学させて
いただけると思うのでご興味ある方は
メールでお問い合わせください！

詳しくはHPの見学会問い合わせ欄で！

天然のきのこなべ

昨日の昼飯は久しぶりに余裕があったので
板取の「徳兵衛茶屋」でとりました。
いつもは”うなぎ”を注文することが
多いのですが、昨日は”きのこなべ”というのが
目にはいってきまして、一人なべOKでしたので
頼んでみました。

一人なべなのに七輪でなべセット、でてきた
きのこは”むらさきしめじ””ほうきだけ”
あとね”なんとかしめじ”っていってたけど
う～ん思い出せない・・・
で、自分で煮てから食すということです。

きのこが香りと歯ごたえが良くって
シンプルな出汁にきのこの味がまた
染み出してる感じであとのだし汁が
またおいしいです。

店主が「雑炊にする？」っていったから
向こうからのお誘いならと、卵をサービスして
もらって残りのご飯で雑炊にしました。

これがまたうまい！

板取のきのこの旬はこれからですが
今年はまだまだ暑くてなんだか
不作の予感・・・

おまけに暑いからなべは頼まないようね、普通は。

これが秋も深まった頃、きのこなべがほしくなると
肝心のきのこが少なくなってきてしまうという
悲しい事実。

いろいろあれこれ考えているうちに
昼飯は終わってしまいました。

帰り際に店主がいうには
「あんたのようなメタボはこういう料理を
食べなきゃいかんよ」だと！
大きなお世話です！

二つ割材って知ってますか？

この２回ぐらいを読み返してみると
疲れた・・・フレーズばっかり出てました。
本当に疲れてるのかな・・

今回は元気いっぱいの山の話。

タイトルにも書きましたが
二つ割材というのは（通称だと思うけど）正式名称では
有りませんが、小径木（直径120～100ｍｍ程度）を
厚さ45ｍｍ程度に製材しただけの材料です。
以前は畳の下地材や屋根の野地としても使われていました。

ヤマジョウでは建て方時の仮筋交いに使用したり
床開口部の足場として使用しています。
何回も使用するので端部がくたびれてきたりするので
だんだん切って短くして使用していきます。

この材料も昔は山からすべての材料を搬出してきた
ものですから当然のごとく木の先のほうは細いわけで
必然的に多くの小径木が集まりました。

しかし今は小径木は切捨て間伐が主流でして搬出されない。
また伐採現場も全幹（木のまるごと１本のこと）で搬出しても
小径の部分はお金にならないので市場には出にくい。
などなどの理由で二つ割を作ろうとしても、あれ？材料がないよ？
という具合です。
幸いなことに秋から自社の山を間伐（樹齢45年程度）するので
その材料で二つ割りを一新しようと思っています。

「間伐」って聞くと細い木材をイメージしてしまいがちですが
45年ぐらいの杉だと結構太い材料がとれますね。
1番玉（元木）は板材かカウンター用に
しても使えると思いますね。

自治会と地域審議会の合同会議

昨晩は地元の自治会と地域審議会との合同会議でした。
合併した後、如何に板取地域を活力あるものにしていく
ことができるか、というテーマで話し合いでした。
10時まで有りましたがなんだかとっても疲れました。

地域の活性といっても本当に難しい問題で
これはという正解回答は無いのです。

強烈なリーダーが引っ張っていく、それに
牽引されて地域を活性化させている例、
昔からある当たり前のことを今いる人たちで
当たり前のように楽しくこなしていく例など。

昨日もいろいろな話がでましたが
根本はこの地域を本当によくしていこうという
ちょっと思い込みが激しい人？熱い人が出てこないと
なかなか難しいということです。

人任せでは出来ないということも
重々わかってはいるのですが、

最近では
仕事と地域活動を両立なんて構えた考え方ではなくて
仕事も地域活動も生活のなかの当たり前のことと
捉えて考えていくようにしています。

仕事だけでも生きていけないし、地域だけでも
飯は食べること出来ないし・・・

社員や職人さんたちにも折に触れて話すのですが
地域の役の話があったら必ず率先して受けよと。
地域の役をやらせてもらうと必ずや
自分自身が伸びることが出来るということです。
地域の会合やいろいろな取り決めはなかなか
運営が難しいものです。利害がないから難しい場合も
あり、利害がしっかりあって難しい場合があったり・・
そういう場に直面する、またまとめていくという経験は
本当に自分自身の成長にはプラスになること。
加えて地域のお役に立つことができれば尚いいですね。

地域活性、自分活性。
永遠のテーマです。

昨日は疲れました・・・

昨日は現場ごとの業者打合せ日でして
朝9時から8時まで45分刻みでスケジュールを
組み、終わったらぐったりでした。
工事金額の打合せもするので
結構シビアな雰囲気が続くので
よけいに疲れるのかもしれません。

今、疲れた時には黒豆酢を愛飲しているんですが
アミノ酸が多いらしくなんだか疲れがとれるような
気がしています。（気がしているだけかも・・・）

そうしたら、本日、日本トリムさんという会社の方と
お話しする機会がありまして「水」について
いろいろとお話ししていただきました。
目からうろこが・・状態でして
今度の会社全体会議に説明に来てもらおうかと
考えているところです。

詳しくはその後に書き込みしますので
乞うご期待を！

やはり本物の考え方はすごいなあと
感心しているところです。

「水」についてですよ・・・