現在公開中の期間限定モデルハウスを気密測定しました。
基本的に博士の家は全棟試験をおこないますが
今回の結果は隙間相当面積は91cm2とでまして
C値としては0.59ということです。
C値は床面積で除する値なのでヤマジョウでは
隙間相当面積の数字を注視しています。
この場合でいうと家じゅうの隙間を集めても
9.5cmX9.5cmぐらいの隙間だということです。
十分に良い結果だと確認できました。
省エネ住宅に取り組んだ20年ぐらい前では
内断熱も行っていたのでこの時にはどれだけ頑張っても
C値1.0を切ることは難しかったと記憶しております。
どうしても障害物があったりテープ処理の箇所が増えたり
することもあって仕方ないのかなと思います。
外張り断熱工法に切り替えてからは施工性の良さから
C値が1.0を超えることはなくなりました。
施工上すっぽりと障害物なくベーパーバリアが貼れますので
まったく理にかなった施工がおこなえます。
これによってできる隙間はほとんどがサッシの引違窓や上げ下げ窓の
合せ部分であったり、排気吸気などのシャッター部分も多少は漏れますので
そういった部分がほとんどではないでしょうか。
本当にちいさな隙間ですけどね。
高性能住宅を目指してはじめたころが懐かしいですが
いまだなお進化しなければならないと邁進中です。