ヤマジョウ建設

岐阜県産木材で外断熱工法の健康住宅!

国産材・国内生産の割り箸の話

2009-02-27 08:55:33 | 脱線よもやま話

ヤマジョウは建設会社ですが、今日は割り箸の話です。
昨日、奈良県の箸製造組合の方々が岐阜にこられまして
箸の原料となる木材の調達が出来ないか!というお話をしました。

箸の原料は、この写真のような材料です。
丸太から柱などの角材をとると、側のほうは半丸のような
部分が残ります。これを箸の原料に使うのです。



奈良県も以前は製材工場が多くあったのでこのような
材料調達も容易に出来たのではないかと思うのですが、
製材工場の減少やこの側の部分の利用の多様化(製紙チップ、
バイオマス発電の燃料、コケの床、オガコとしてetc)で
手に入りにくくなってきているのだと思います。
そんな背景もあって岐阜まで原料調達の道を探しにみえたのだと・・

ヤマジョウも参加している産直組合の名前で、岐阜県産材の
間伐材割り箸を販売しています。

マイ箸運動なども盛んにおこなわれていますが、ちょっと
山に目を向けて考えてもらうと、手入れをしなければならない人工林が
いっぱいある中でそこから出てくる間伐材の箸をどんどん使用してもらうことが
目の前のエコ活動に繋がってくるのだと思います。

いま長良川温泉旅館組合さんには長良川上流の山々を守るという
理念に賛同していただき岐阜県産材割り箸の採用をしていただきましたが
今後も多くの方々に日本の山の木で、日本の国内で製造した箸を
使ってもらうことの大切さを理解してもらえるよう頑張っていきたいと思います。

国内で製造できるという、今になっては貴重な業種も皆で理解していかなければ
ならないことだと思っています。

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太陽光発電の朗報

2009-02-25 09:07:01 | 省エネ住宅情報

昨日経産省から発表があった太陽光発電の売電価格の
改正ニュースはとってもいいニュースでした。

現在、太陽光発電システムでは昼間の発電した電力のうち
使用している電力の余った分は中部電力さんに購入してもらっている
のですが、その価格は約25円/kwぐらいです。
これが昨日のニュースでは倍ぐらいになるとのことで
約50円/kwということになるんです。

これはまさに朗報です!

今始まった発電システムの設置工事に対する補助金も
設置規模にもよりますが約20万~25万円ぐらい出ています。
これも太陽光設置のインセンティブにはなりますが、
私はこの売電価格が上がった策の方がよっぽど効果があると思っています。

ヨーロッパなどもこの料金システムのおかげで急速に普及したと聞いています。

これまでに設置した方々も喜んでいることでしょう。
あとは1日でも早く施行してほしいものですね。

システムの償却期間もこれでさらに短くなります。
新しいシュミレーションができるようになったら早く紹介しますね!

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週末の行動報告

2009-02-23 17:25:11 | 脱線よもやま話
先週末から投稿が空いていたので、ちょっと週末行動報告です。
19日から21日は美濃加茂市OT様邸の建前でした。
3日間晴天・・と願ってはいたのですが、20日は残念ながら
午前中雨でして、午後から巻き返しをはかりなんとか21日には
完成にこぎつけました。
寒の戻り?ではないですが、2月らしい寒い気温でしたがみな頑張っていましたね。
OT様奥様のトン汁、コーンスープがおいしかったです!温まりました!

この建前の19、20日とPTAの会合もバッティングしていまして
午前が現場、午後がPTA会議というあっち行ったりこっち行ったり
と慌ただしくしていました。

土曜日の午後は10年前のOB施主様のメンテナンス打ち合わせを
終わって営業所に行ったら、新規お客様で見学会のチラシをみたという
方がいらっしゃいまして、ヤマジョウ博士の家について、お話ししていましたら
夕方になってしまいました。

土曜日の夜は、バスケット関係の懇親会で久しぶりに飲み会参加。
焼き鳥をもういい!って言うくらい食べました。

日曜日は午前ひとつ、昼からひとつ、夕方からひとつと打ち合わせでした。
なかなか充実した週末で、記事投稿する時間もなく・・
言い訳がましく週末の行動報告でした。

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煙突出現!

2009-02-23 16:28:11 | 健康住宅への取り組み

これは煙突です。

といっても本物の煙突はこの中に入ることになるのですが・・
正確には煙突のカバーです。

19日から美濃加茂市にておこなっていますOT様邸の
建前の写真からです。
施主のOT様は林業に対する思いが深く、打ち合わせの段階から
木材に関すること、特に木柄のことなどには突っ込んだ話がよくでて
いました。
それと同様にウッドストーブの設置に関しても積極的で
予算のこととかいろいろな面でどうしようか・・悩んで相談していましたが
最終的には採用する方向で決定!

ということで煙突の出現です!

煙突周りの下地ゴムルーフィングの施工写真です。
水下→側面→水上という順に施工します。
このあたりも見えなくなってしまう箇所なので
しっかりとした確認が必要です。

ヤマジョウの場合は仮にここで水が入ったとしても
外部の通気層を通って排出されていますので
あまり大きな影響はないですが、入らないに越したことは
無いのでしっかりとした雨仕舞いをしています。
当たり前ですが・・・

ルーフィングひとつとっても、アスファルトフーフィングなのか
ゴムアスファルトルーフィングなのか・・各社仕様が異なります。
こんなことも調べてみるとおもしろいですよ。

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以前に投稿した板取の神話の続報

2009-02-19 16:12:28 | 脱線よもやま話

以前、板取にも神話が伝わっているという云々を
投稿しましたが・・・徳兵衛茶屋さんのコーヒーの話だったかな?

そのお祭りしてある社の中にあった三種の神器の写真を
友人が送ってくれました。
これが剣らしきものと丸いのが銅鏡ですね。

この下の写真が数珠みたいなものですね。
勾玉ではなかったです。

その昔、福井県から山を越えて鬼を成敗する為に神様が
はるばる板取まで追ってきた・・・というお話。
今聞いてもにわかには信じがたいのですが、何かしら
それに近い事実があったのだろうなあと推測します。

でもかなり昔の時代からこの様な神器がお祭りしてあるなんて
凄いことです。この社は山の上のほうですよ。

こんなことですが、興味のある人は訪れてみたらいかがでしょう?
板取の徳兵衛茶屋の川魚料理と一緒に楽しみにいらしてください。

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なかなか見ることができない部分・・屋根下地

2009-02-16 08:14:33 | 健康住宅への取り組み

「ヤマジョウ博士の家」の屋根の写真です。
ピンク色の材料が断熱材ネオマフォームです。

垂木は桧の芯付き60mm角です。
ここが屋根の通気層になります。
壁や屋根の通気層は最低でも25mm以上あると
ぬけが良いとされていますが、ヤマジョウの場合は
壁が30mmで屋根が60mmという通気スペースをとっています。
ぬけが良いほど外壁や屋根からの熱の影響を受けにくくなるということです。

屋根の頂部に白く見えるのは断熱フォームです。
棟木の隙間をしっかりと埋めています。

このような部分は建前のタイミングでしか目にすることができませんし
屋根の上のことなのでなかなか見ることができないと思います。
図面には描かれていても実際はこのようになっているのですよ!という
ことをお伝えしておきたいと思います。

この上に屋根の野地板がきて屋根材(瓦や板金など)が葺かれるということです。
当然、棟の部分には換気棟金物が取りつきます。
今度はその換気金物もアップしていきたいと思います。

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外断熱工法の良さ

2009-02-13 17:08:48 | 健康住宅への取り組み

ヤマジョウは外断熱工法です。

外断熱工法の良さのひとつに断熱工事の施工が正確に
できるという点があります。
要は建物外側でぐるーと回るものですから連続性があるんですね。
また、障害物が少ないので施工も正確にできます。


この写真は屋根の断熱材と壁の断熱材との接点部分です。
写真はまだ屋根の断熱材だけが見えている状態ですが・・

屋根の断熱材が壁よりも飛び出てますね。
約40mmぐらい出すのですが、これも重要なポイントなのです。
この屋根断熱を出すことで、壁の断熱材との施工の際に
より正確に、より断熱材の切れ間がなく、繋がっていく施工ができるのです。

こんな当たり前のことなのですが、ひとつひとつ細かな
作業手順がノウハウとして蓄積してきているは
ちょっと自信になっているかな!

この工法を手掛けてから15年ぐらいになりますからね・・・
継続していくこと、現場からの提案、検証、周知徹底。
常に改善していく姿勢が大切ですね!

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NG様邸の建前・・・大事なのは下地・・剛床

2009-02-12 17:55:28 | 健康住宅への取り組み

今日は関市板取のNG様邸の建前です。
朝、現場では氷がはってスケートリンク?状態。
10時ぐらいまでは慎重に慎重に・・



これが今日の成果です。
大屋根の天井野地まで完了、一部ベーパーバリアまで進みました。
場所が広いとよく進みます。
明日の天候は夕方から雨が降りそう・・・こちらの希望的予想で言うと
明日の夕方から夜にかけて雨が降って、土曜日は晴れてくれるといいな。

とにもかくにも初日はスムースでした。

これはヤマジョウの剛床工法です。
910角に下地をいれてしっかりさせてから、厚い25mmの
構造用合板で固めます。
水平のねじれに対してすごく効果があります。
1階の床と2階の床と剛床が入っていることで
家のコアがしっかりしていることになります。

このあたりも完成してしまうと見えなくなってしまう部分です。
このような隠れてしまう部分を見てもらいたいですね。
大事なのは下地なのです。

この剛床は作業の安全対策にとってもすごくいいことがあります。
常に2階の床をしっかり張ってから次の施工に移っていくものですから
足場も安心・安全です。

剛床は一石二鳥ですね!


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岐阜の山を活性しよう!

2009-02-10 10:03:25 | 山の話

ヤマジョウ建設の目指す100%岐阜県産材の家は下呂市萩原の
倉地製材さんの協力なくしてはありえません。

岐阜の山を活性化しよう!という気持ちを同じくして中心に置き、
倉地さんはどこに出しても恥ずかしくない岐阜の製材品を目指して、
ヤマジョウをサポートしてくれています。

今回、その倉地製材さんが素晴らしい賞を受賞されました。
JASの農林水産大臣賞ということで、国産材の製材業者では
ただ一社だと思います。

倉地社長は常々、製材の品質では、だれにも負けないものを
目指していますから!と話しています。
まさに有言実行かなと思っています。

倉地製材さんは単一の製品を挽く工場ではなく、さまざまな種類の
製品を製材しています。
柱、土台、梁、桁、母屋、垂木、胴縁、野地板など様々。
というかほとんどすべての製品を扱っているといっても良いですね。

これは山のことを考えるとすごく当り前のことなのですが。
山からは決まった太さの、決まった長さの、決まった樹種が、原木として
出材されてくるわけではありません。

それを単一の製品を作る製品工場なら選別して仕入れをするのですが
山のことを考えたら何でも仕入購入してあげた方がありがたいですよね。
いろんな種類の原木が入ってきていろんな種類の製品を製材することは
工場の効率から考えたらはっきりいってあまり良いとは言えません。
しかし、あえて倉地さんは複数製材ラインを持って製材し商品も多くの種類を
管理しているという道を選んでいるのです。

山を守るという考え方が、こんなところにも形として表れているのです。

あと、倉地製材さんを見学した方はわかると思いますが
工場が本当にきれいなのです。
大体、山から原木が入ってきて、製材工場は木の粉がどこでも出て当たり前なのに
いつも倉地さんの製材工場はきれいな状態なのです。
これは製品の品質重んじている会社の姿勢の表れだと
いつも感心して拝見しています。

このような素晴らしい工場と提携して現場には材料が入っているということを
皆さんにお知らせしたいと思い、今日は投稿いたしました。
また、なんでも知りたいことがあればお問い合わせください。

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