関市に合併してからも板取地域は以前の規模での成人式です。
少ないながらも緊張感のあるパリッとした成人式でした。
今年は8名の成人誕生ですが仕事の都合やらで式への参加は6名ということ。
平成28年度からは板取と洞戸の中学校も統合することが決まりまして
このような形式の成人式もあと数年で終わることになるのでしょう。
私たち昭和38年組時代は板取中学もなんとか2クラスあった時代でした。
その下の学年から単クラスの時代に・・いまは1学年に10名いるかいないかという
過疎の小規模校になってしまいました。
洞戸中学との統合は自然の流れかと思いますが板取のような山間地域の
過疎または人口流出の流れはさみしい限りです。
日本全体が人口減少という時期に差し掛かりこれからこれからも加速度的に
過疎のスピードは上がっていくと思われます。
田舎に住んでいて確かに不便なことはありますが
田舎に人がいなくなるような日本というのはいかがなものかと憂いの気持ちでいっぱいです。
田舎に住みながら頑張って地域活性(この言葉も古いのかな)に尽力している人も多く
みえますが気持ちと体力との根比べみたいな感じですね。
私自身はおそらくこの地で骨をうずめることになるのだと考えていますが
5年10年先の田舎の姿がイメージできないレベルになってきています。
想像できないイメージできない不安はありますが
田舎のいいところ、水や空気や自然をベースに、近隣の人たちとの
しっかりとしたコミュニティーを楽しみつつ、生活していければいいなと思っています。
今日、成人式を迎えた若者はどう考えているのかな???