ヤマジョウ建設

岐阜県産木材で外断熱工法の健康住宅!

岩ガキは山の栄養で大きくなる

2009-05-08 08:09:43 | 山の話

6日、連休の最終日ですが6月27日(土)の開催されます
アジサイ祭りでのイベント打ち合わせに三重県の畔蛸町に
行ってきました。
岩ガキ漁業組合の北川さんという方にパネルディスカッションに
出席してもらうための依頼です。

このイベントは来年岐阜県で開催されます「豊かな海づくり」の
大会のプレイベントにもなっています。

豊かな海を守っていくためには山からの植物性プランクトンをはじめ
多くのミネラルなどの栄養分が不可欠です。
大げさに言うと山が健康でないと海も健康でなくなるということです。

このことを海で暮らす漁師の方々、とりわけ「牡蠣」という海の栄養を
ふんだんに蓄える生き物を扱う北川さんにとっては死活問題であるといいます。

今回計画しているパネルディスカッションは、この日の講演もあるC.W.ニコル氏と
三重大学の渡辺先生と岩ガキの北川組合長さんと板取で山林業をしている
長屋一昭さんでおこないます。コーディネーターを私が務めます。
子ども向けのパネルディスカッションにはなりますが、海と山の関係、また
それを支えていくのには町に住む人たちはどうしたらいいのか・・・を再認識して
もらえるような内容になると思います。
6月27日(土)はアジサイ祭りイベントにどうぞ足を運んでください。



さてさて、岩ガキの話ですが、まずは写真にて

これ、岩ガキです。
大きさが分かるように白い四角い箱は煙草の箱です。

岩ガキは、3月4月ぐらいから8月までがシーズンだそうです。
普通岩ガキって言うと天然のものしか僕は知らなかったのですが
畔蛸町では岩ガキの養殖を商業ベースとして成功させた
数少ない例だということです。

いままで冬季に出回る牡蠣は真がきで、種類が違うんですね。

岩ガキの養殖というのは、真がきの養殖が何百年と継承されてきたのにも
かかわらず、不可能とされてきた分野らしいです。
現に養殖の岩ガキって聞いたことがなかったですから・・・

その不可能とされてきた岩ガキ養殖に取り組まれて10年ほどらしいのですが
苦難の道のりを経て、やっといま商業ベースにのってきていうことです。
人口200名ほどの漁村から東京、全国にむけて発信しているチャレンジャーです。

組合員さんたちともお話しする機会があったのですが
いい話をいっぱいしました。
長くなってしますので分けて投稿します。
今日はこの辺で・・・


この畔蛸町で携帯水没でした・・・・・


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